ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『ゆんでめて』

2014年06月20日 13時49分10秒 | 読書日記
名古屋に行った時にぷらっと立ち寄った本屋さんで見つけた久々の『しゃばけ』シリーズ
ですが、はて?どこまで読んだっけか?と… 
悩みつつ、絶対に読んでいないと思われる『ゆんでめて』を買い、読み始めて、これはまだ読んでいなかったとホッとしました

ゆんで(弓手=左手)、と、めて(馬手=右手)
物語は、兄の店を訪れる若旦那が、弓手に進むべきなのに、なぜだか馬手に進んでしまったことから始まります。

長崎屋が火事に巻き込まれて、付喪神である織部の茶碗が壊れ、屏風覗きが重傷を負い、修復に出されてから行方不明になってしまいます。
必死に屏風覗きを探しますが、結局、屏風覗きはもう二度と戻らないのです

だいたい、長崎屋が火事だったなどという話は前回にはなかったので、これはシリーズを1冊飛ばして買ってしまったと反省していました。

それから2話、3話とつづきますが、話しはいきなり4年後、3年後、…現在、と戻っていきます
その中でなぜかいなくなってしまった屏風覗きが出てきます

何だか不思議な感覚で最後まで読むと、なーんだそういうことだったのか、と納得しました
最初に、若旦那が「ゆんで」に進むべきところを「めて」に進んでしまったことで運命が変わってしまったというもの

それも時の神様のちょっとした「手抜かり」が原因でそうなってしまったのだそうで、ちょっと戻って生目神の忠告通りにすると、若旦那は別の運命を辿り、長崎屋も火事で離れが焼けることもなく、妖達もみんな無事でしたー、というハッピーエンドになるのでした

ということで、前回読んだ『ころころろ』の次はこの『ゆんでめて』で正解でした
が、『ころころろ』の前の『いっちばん』を抜かしていたので、次はそれにします 
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国府津『Cafe & Bar Marsh Mallow』

2014年06月17日 12時50分26秒 | ごちそうさん

小田原に遊びに行った帰り(って4月のことですが)、国府津にある『マシュマロ』でおやつタイムをとりました 
国道1号線沿いにあります

旦那はこちら、シフォンケーキ



そして私はワッフルチョコバナナ

バナナ1本、焼かれた状態で乗ってます
ということは、かなりのボリュームなのですが、ペロリです

ランチにはキーマカレーとかハンバーガーとか、美味しそうなメニューがたくさんありました
今度は絶対にランチタイムに行きたいと思います

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『チョコレートドーナツ』

2014年06月13日 23時05分03秒 | 映画/DVD

シネスイッチ銀座での単館上映が始まってすでに2ヶ月。異例のことなのだそうです。
今では全国70ヶ所以上で上映されているとのことでした。

4月にテレビでチョロっと紹介しているのを見ましたが、そのままスルーして、昨日の朝のテレビで、クチコミで人気になり立ち見が出ていると知りました。
何でも、映画館では、涙をぬぐい、鼻をかむためのティッシュを箱ごと貸し出しているというのです。

そんなにいい映画なら・・・と、ダミ子姉さん、デビ子とともに、新宿の映画館に行きました。
http://bitters.co.jp/choco/introduction.html

ストーリーは公式ページに書いてある通りですが、何とも切ない切ない映画でした。
もちろん、彼らのマルコに対する愛情の深さにはとても感動しましたが。
実話をもとに書かれた脚本ということで、ラストは実話とは違うのかもしれませんが、心に残ったのは無力感、です。
そういう時代だったのです。

ふと、記者会見で“I was gay”と言った彼を思い出しました。
ゲイというだけで、記者会見なんて今はしないでしょう。
そういう時代だったのですね。

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