『女のそろばん』

『女のそろばん』（平岩弓枝著）

約30年前の長編小説
今で言うならセレブの方々のドロドロとした物語。
とにかく登場人物の男女が色々な意味でつながり過ぎていて、あきれる
男の身勝手と女のしたたかさ。
でも、最後の最後にスカーっとした
やっぱり女は強いわ　

『ブーリン家の姉妹』

イングランドの黄金時代を築いたエリザベス1世の母親アン・ブーリンとその妹メアリーの物語で、映画にもなっている
一族の野望のために、姉妹で国王ヘンリー8世の寵を受けて子供を生んでいる
まぁ、女は黙って男に従うというのは日本も同じだったけど…

私のように世界史に疎い人に重要なのは「あとがき」で、ヘンリー8世の6人のお妃のうち、アンを含む2人が死刑になっているという　

今まで原作本を読んでも、それに勝る映像はないと思っていたけど、これは是非映画を見てみたいと思った作品