『てふてふ荘へようこそ』

『てふてふ荘へようこそ』（乾ルカ著）

本当は『五瓣の椿』を探しに行ったのですが、いつものブックオフでは見つけられず・・・断念
その代わりに、面白そうな小説を探していたら、この本が目にとまりました
裏表紙の「ほっこり心が温まる」という文字を見て決めました

バストイレ共同の格安アパート。
そこには各部屋に地縛霊となった幽霊がいて、部屋ごとに様々なドラマを繰り広げます。

新しい入居者は一度寝て目覚めると彼らに気づきます。
が、一人見えない人物も。

幽霊が見えない「カエルの目」
カエルは動いているものしか見えないのだそうです。
でも、実際には止まっているものも沢山ある・・・
私の目もきっとカエルのような気がしました

さて、一見明るく元気な幽霊も本当は成仏したい・・・
幽霊は同居人が幽霊としてでなく、ひとりの人間として触れられると成仏できるのです。
でも、それは心が通じあう時でもあります。

成仏すると彼らは消えてしまいます。
ほっこりするけれど、切ない物語でもあります
でもとっても良い小説でした　

箱根路 おまけ

強羅公園から下りてきた道路の正面には「大」の字の山


拡大すると・・・


なんという山なのか地元の人に聞いてみると・・・「大文字山」とのこと。
まんまですね

さて、今回の旅行ですが、4人のうち、父以外の3人は花粉症組。
きっと凄いことになると思って、家からティッシュをひと箱持参しましたが、めでたく宿を出る前になくなりました
今も目が痒くて痒くて痒くて痒くて死にそうです

箱根路 その③

今日は湯元へ行き、母の案内で、早雲寺から玉簾の滝を見て帰ってきました。

土日は役場の駐車場が安く利用することができます。
そこから役場の中を通り・・・


ここから向かいます


北条家５代のお墓がある早雲寺
私は歴史にはしごく疎いので、ふーんという感じでしたが・・・
団体さんも多く、また、若いお兄ちゃん達がお賽銭をして、パンッパンと手を叩いて拝んでいました。
それって・・・、神社ですることだよね
でも、ようは気持ちの問題だから、無作法かもしれないけれど、良いような気がしました

そこから吉池方面へ
ホテル天成園の裏手に、飛烟の瀧と玉簾の瀧があります。

玉簾の瀧


飛烟の瀧のしたには大きなマスがいました

2キロほどあるいたのでご褒美は甘いもの


昨日今日と初夏の陽気でした
お土産に丸嶋のお饅頭を買って帰りました

箱根路 その②

お宿は強羅環翠楼です
http://www.gourakansuirou.co.jp/

数ある岩崎弥太郎氏の別荘の一つで、古い古い日本家屋の旅館です。
事前にお願いして、近い部屋をとお願いすると、以前私たちが使ったお部屋を用意してくれるとのことだったので、お願いしました
両親は『桜』、私たちは初めて『桜』以外の『ゆり』の間になりました。



お夕食も両親の部屋で一緒に用意してもらいました。
そして、お酒を飲まない父のために、出し方にも配慮いただきました。
母はお気に入りのワインを持ち込み、自宅にいるように寛げるお宿です。

お夕食　先付けと前菜


お椀と向付

山の上なのに、お刺身がとっても美味しいのです

焚物と肉料理

ローストビーフは柔らかくて、歯の悪い父も美味しく食べられました

揚物と酢物

メバルの丸揚げはおせんべいのようにパリパリ、ペロリ

お食事

桜えびのご飯です

デザート

いちごも甘くて美味しかったです

朝ごはん


お豆腐


ごはんは玄米にしましたが、白米が多めで食べやすくなっています
朝から2膳も食べてしまいました

このお宿はお湯もお気に入りです。
露天はpH8.7のアルカリ泉、お部屋はpH8.4の弱アルカリ泉で、シャワーも温泉のため、入浴後に顔に何もつけないまま寝ても、ま～ったくツッパリ感がありません

2010年3月8日（丁度3年前でした）
http://blog.goo.ne.jp/alohadream/e/73dc85cef44dcce0ff2961a69865b285
2010年10月12日
http://blog.goo.ne.jp/alohadream/e/fbb41847754585e52d7ce79cc22f0ce4

父は露天風呂が気に入ったようでしたが、帰り道に毎回迷子になったそうです
母は今度は友人と来たいと言っていました。
私も計4回お湯を楽しみました　

箱根路 その①

昨日から一泊で箱根に行ってきました
私の両親も一緒なので車で、往路は御殿場から入り、途中で海老名SAに立ち寄り、名物メロンパンを買い、鯵の丸揚げを食べました

途中は霞んでいたのかよく見えなかった富士山が御殿場までくると大きく見えました

美華ガーデンから

そのまま箱根街道を通り、大涌谷へ
近くなるとまだ路肩に雪が残っていました

金曜日でしたが、もの凄い人・人・人でした
大型バスが駐車場待ちしていました。
団体は中国、東アジア系の人たちが多かったです。
お約束の一つ食べると寿命が７年延びると言われる「黒玉子」を食べてきました

お昼は、母が昔から気になっていたという「餃子センター」に行きました



猫ちゃんがいます
植木鉢の中で丸まっていたのですが、起きてしまいました

餃子センターと聞くと大衆的な感じがしますが、中も観葉植物がたくさん飾られていて、可愛いカフェのような感じでした
おトイレの中まで
便器の後ろの棚ですが、あまりに素敵だったので撮ってしまいました　


4人で注文したのは、左から箱根餃子、エビ餃子、シソ餃子
父には綿入り餃子（餃子入りラーメン）
そして、鶏皮餃子

鳥の皮で包んで挙げた餃子です。
皮が柔らかくてとーーーっても美味しかったです
その他の餃子も表面がしっかりと歯ごたえがあって、中身はジューシーでまいう～
父のラーメンもみんなで味見しましたが、こちらのスープもベリグー

母が、私が小さい頃から気になっていたお店だそうです
お店は強羅駅と彫刻の森駅の間にあり、小さい子連れだと車で来ないと無理、ということで、諦めたのだそう。

強羅駅から登山電車がきました（お店の前で）

お客さんは何故か欧米人も多かったです。
4人で行ったので色々な種類の餃子が食べられてラッキーでした
また来たいお店です　

おまけ
お店の入口にある（公衆？）電話