ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『おまけのこ』

2008年04月25日 19時49分44秒 | 読書日記
『おまけのこ』(畠中恵著)

しゃばけシリーズ第4弾の文庫本
江戸時代のサスペンスモノだけど人情とユーモアがあって、面白くて楽しくて電車で一人笑ってしまうほど

テレビ『お江戸でござる』のように、江戸時代のことが楽しく理解できるのもグー

でも今回は殺人事件が1件もなかったなぁ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『オーデュボンの祈り』

2008年04月15日 12時52分07秒 | 読書日記
『オーデュボンの祈り』(伊坂幸太郎著)

伊坂幸太郎さんと言えば先日『ゴールデンスランバー』が2008本屋大賞を受賞したんだったな
本屋さんではお勧め本の近くに簡単なストーリーや感想が書かれた紙が置いてあるけど あれはポップと言うらしい。
ポップを置くようになってから売り上げが伸びたんだそう
私もまんまとハマっている一人だけど 

さて、『死神の精度』と同様、ここでも“ヒトの価値”について語られている。
人間は死ぬまでに一体どのくらいの動物や植物を犠牲にするのか。
その犠牲を払う価値のある人間はどのくらいいるのか? この小説の中では答えは“ゼロ”だったけど。

あぁ、それで死神はほぼ100%「可」という判を押すんだな。納得

ちなみに人は人を裁くことができるか?
で、出てきたのが死神とか、今回のカカシなのかも知れない。

“勧善懲悪”というのも共通点かな
そういう意味では小気味良いし、全ての活字を読みたくなる、それほど面白い小説だった
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『死神の精度』

2008年04月04日 19時50分58秒 | 読書日記
『死神の精度』(伊坂幸太郎著)

金城武と小西真奈美で映画になっている小説
http://www.shinigaminoseido.jp/

死神が「こうするとこうなる」っていう“条件”があって、何だかデスノートを思い出して、あぁ、いかにも人間が考えそうなことだ、と思いました。

最初は『アイ・ロボット』のような短編集かと思ったけれど、最後まで読んだら・・・言いたいけど、今はやめときましょう。

「なるほど、精度いいかも」と言う感じの小説でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『中原の虹』

2008年04月03日 12時56分09秒 | 読書日記
『中原の虹』浅田次郎著)

『蒼穹の昴』、『珍妃の井戸』に引き続き読んでいたのに、なぜか今頃読み終わりました
主に張作霖、袁世凱、愛新覚羅の太祖の話、そしてまったくのフィクション?春児のその後の話で、すべての歴史に疎い私には非常にムズカシイ本ではありました

史実(結果)は変えられないけれど、そのプロセスは自由に想像できるんだそうです。
ウソつきで今でも嫌われ者の袁世凱も、残酷な西太后も本当は何を考えていたのか… 私には想像できません 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする