ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『少女』

2009年07月30日 12時13分46秒 | 読書日記
『少女』(湊かなえ著)
二人の女子高生を通して、友情、社会問題にもなっている裏サイトのいじめ、自殺など、彼らの生態の特徴がよくわかる小説
自分がその年の頃とは、環境が違いすぎるから驚く事も多いけれど

でも、ところどころでマンガみたいに笑える場面があったり、少女たちの友情はとても美しいし、2人についてはホッとする内容 

子供にとって、やっぱり家族って大事だんだなと改めて実感した 
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『贖罪』

2009年07月24日 20時48分31秒 | 読書日記
『贖罪』(湊かなえ著)
最近、ダミ子姉さんの本のお陰で通勤時間が楽しい 
さて、この物語も「告白」調で進みます

今度は小学校で起きた殺人事件だけど、その時に現場近くにいた子供たちが、14年後にそろいもそろって人を殺してしまう
その心の奥底には、小学生の時の殺人事件に関連したトラウマがある 

やっぱり、子供の頃の環境って大事なんだな
それはすべて大人の責任 
最近は大人になりきれない大人が多いと思う 
って、私もその一人か 

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『向日葵の咲かない夏』

2009年07月18日 07時55分21秒 | 読書日記
『向日葵の咲かない夏』(道夫秀介著)
ダミ子姉さんに借りたミステリー 
はじめに、「面白いけど、気持ち悪い」と言われていたので、さて、どんなものかと思ったら、やっぱり面白いけどちょっと気持ち悪かった 

主人公は9歳の少年。
年齢の割りにちょっと大人びていると思えば、年齢並みの幼稚さもある

人の死、虐待、行き過ぎた悪戯、いじめ、戦争、これらが人間の人格形成に与える影響について考えさせられるものだった 
それにしても、こんな子供がいたら気持ち悪いなぁ

最後は、両親とも亡くなって「何かに生まれ変わり」、そして少年だけが残る。
その少年のその後は…
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