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中国ドラマ「陳情令」(原作「魔道祖師」)主演俳優肖戦(シャオ・ジャン)と王一博(ワン・イーボー)

2020年05月28日 | エンタメの日記
2019年に大ヒットした中国ドラマ「陳情令」(原作「魔道祖師」)がWOWOWで放送中です。
WOWOW公式サイト:https://www.wowow.co.jp/detail/117110

「陳情令」の主人公、魏無羨(ウェイ・ウーシェン)役を演じた肖戦(シャオ・ジャン)と、藍忘機(ラン・ワンジー)役を演じた王一博(ワン・イーボー)は、この作品をきっかけにものすごく人気が出ました。
特に、肖戦(シャオ・ジャン)は、これまであまり注目されていなかったこともあり、恐ろしい勢いで人気が上昇しました。

写真「陳情令」公式ウェイボー:https://weibo.com/u/5921252454




ドラマ「陳情令」が中国で放送されたのは2019年6月27日です。全50話のWebドラマとして、大手動画サイト「テンセントビデオ」で独占配信されました。
このドラマの撮影が行われたのは放送の1年近く前、2018年4月~8月頃です。つまり、撮影当時肖戦(シャオ・ジャン)は26歳、王一博(ワン・イーボー)は20歳でした。肖戦は1991年生まれ、王一博は1997生まれなので、二人は6歳の年齢差があります。
メイキング動画などで二人が会話している姿をみると、肖戦の方が大人の落ち着きがあり男らしいです。ただし、芸歴は年下の王一博の方が長いです。二人ともボーイズグループ出身という共通点があります。

肖戦(シャオ・ジャン/ Xiao Zhan/ 肖战)1991年10月5日生まれ、身長183cm、重慶出身。重慶工商大学デザイン学科卒業。特技:歌、デザイン。


2015年ボーイズグループ誕生を目指すオーディション番組に出場し、ボーイズグループ「X玖少年団」のメンバーに選ばれる。
過去記事:中国9人組ボーイズグループ X玖少年団「以己之名」上海コンサートに行ってきました  9人組の中国ボーイズグループ「X玖少年団」が4月2日に上海コンサート開催
肖戦は最近の中国芸能人としては珍しく、4年制大学の一般学科を卒業しています。出身校の重慶工商大学はきちんとした総合大学です。中国の若手タレントは、大学の演劇学科、音楽学科、舞踊学科、モデル学科など、芸能・芸術コースの出身者が多いので、異例の経歴といえます。
経歴からみると、大学生活も終わりに近付いたころに、芸能活動を開始したことになりますが、歌は以前から好きで、学生向けのボーカルイベントなどによく参加していたといいます。学内では評判のイケメンで、肖戦が学食に現れれば、校内で直ちに情報がシェアされ、多くの女子学生が学食に駆けつけたなどという漫画の世界のようなエピソードがあります。

一方、王一博は中学生からダンスを始め、早い時期から芸能事務所に発掘され、練習生として過ごしています。

王一博(ワン・イーボー/ Wang Yibo)1997年8月5日生まれ、180cm。河南省洛陽出身。特技:ダンス、バイク。中国の大手事務所「楽華娯楽」(YUEHUA Entertainment)所属。


2014年「UNIQ」のメンバーとしてグループデビュー。UNIQは中国人3人、韓国人2人により構成されるボーイズグループで、韓国の「M!Countdown」でデビューしました。
王一博は早くから芸能事務所の練習生としてダンスやRAPなどのレッスンに励み、17歳でグループデビュー。
かたや肖戦は大学生活を全うしてから芸能界入り、そんな6歳差の二人が「陳情令」で初共演し、大成功を収めました。

2019年は肖戦と王一博にとって激動の1年でしたが、王一博の方が先にブレイクしていました。
王一博は、2018年4月に放送された中国版PRODUCE 101「創造101」にダンストレーナーとして参加し、この番組をきっかけに知名度が急激にアップしました。
「創造101」(2018年4月~6月放送)出演時の王一博。


最初はトークも表情もぎこちなく、まだ21歳で代表作が認知されているわけではなかったので、「トレーナーの資格があるのか?」との批判もありました。ですが、クールで大人びた外見に反して、やや不器用で誠実なキャラクターが認識されると、好感度が上がり人気も上昇しました。

王一博、肖戦ともに、演技の教育を専門に受けたわけではないため、「陳情令」では演技面で拙い部分もありましたが、それを帳消にするほどビジュアルが役柄にはまっていました
王一博は、クールな容姿と寡黙で感情が表に出にくいところがキャラにはまりました。
肖戦は更に役柄にはまっており、原作ファンにも絶賛されました。恵まれたスタイルに切れ長の目と肌がきれいで清潔感のあるルックスが、魏無羨にぴったりでした。
ただし、メイキングのインタビューによると、細身のビジュアルを維持するため相当体重を絞っていたとのことで、撮影が終わったらお腹いっぱいご飯を食べたいと答えていました。

二人が「陳情令」にキャスティングされた当時、いまのような"売れっ子”ではありませんでした。
女優ファン・ビンビンの巨額脱税問題からも分かるとおり、中国芸能人のギャラは異常に高騰する傾向にあります。
そのため、まだあまり売れていない、ギャラが比較的安い若手がドラマの主要キャストに抜擢されるケースも多く、このことが毎年新たなスターを生み出す原動力にもなっています。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです! (まちゃこ)
2020-05-29 11:29:43
相変わらず、エンタメ情報満載ですね!
自分が以前何て名前で投稿していたか
忘れてしまいました
以前大陸に留学してたこともあるsuperjuniorと
exoの好きな者です。仕事忙しく
してました。今日本はBTS一色って言っても過言じゃありません。次がセプチ?
あとネトフリの普及で韓国ドラマが再々ブームに
なってます。今週末スジュのbeyondライブがあります。去年の日本のSS8で初ドンヘにペンサ
され嬉しかったです!
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その2 (まちゃこ)
2020-05-29 11:34:21
クリスとの光希のは前から気になってました。
中華圏売り出してんなーって。
韓流ブームに乗っかる前はジャニオタ
特にSMAPファンだったので
今でもメンバーの動静は気になります。
木村氏がウェイボだけやってるのも謎。
(まあ、何となくわかりますけどね)
日本では木村一家をセレブと思っている人は
多分少数派ではないかと思います。
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その3 (まちゃこ)
2020-05-29 11:37:51
マイルでコロンスに行こうかなと思ってたら
新型コロナウィルスです。1月末の時点では
印象的にサーズやマーズと変わりなかったです。
クルーズ船あたりから日本もパニック的になりました。いったん収まるでしょうが、秋以降の
第二派が怖いです。
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オシマイ (まちゃこ)
2020-05-29 11:42:07
上海阿姐さんのブログを見ると中国エンタメ
凄まじい熱気がありますねえ。
はあー、やっぱり気になります。
ザワザワします、ミーハーの血が。

初ドンヘにペンサは→初めてドンヘにペンサされた。
の間違いでした。失礼しました。
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ご無沙汰しております ()
2020-05-29 16:23:56
 こんにちは。更新ありがとうございます。私は中国や韓国の古装劇が好きです。でもとにかく長いですね(笑)。この間ようやく琅邪榜Ⅱを観見終わりました。陳情令もいいですね。観たいです。
 私はトンペンなのですが、4月の東京ドーム3daysが見送りになりました。SMはvliveという有料オンラインライブを始めたので、先週トンのライブを視聴しました。正直言って、普段から散々動画を観ているので(笑)、その延長のように見えてしまい・・・早くドームに行きたいなと思ってしまいました。(ゴメンナサイ)。でも、今後自分もどんどん年を取っていくので、ライブ配信はありがたいですね。昨年のエイネもdtvで済ませてしまいました。
 長らく自宅に籠もっていたので、阿姐さんの昔の記事を読み返してみました。凄い情報量と分析力ですね。触発されて、周杰倫や羅志祥のライブ動画を観てみました。どちらも盛り沢山で華やかですね。周杰倫はセットも凄いです。ああいうステージを生で観てみたいです。
 早くライブに行きたいです。。。振替公演はあるのか。これはどのアーティストのファンも気になっているのではないでしょうか。。。
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まちゃこさん (上海阿姐)
2020-05-30 00:46:20
お久しぶりです!コメントありがとうございます!
中国芸能もコロナの影響で2ヶ月以上停まっていましたが、ようやく動き始めました。オーディション番組「青春有你2」「創造営2020」などは、3無観客ではあるものの、派手なセットを設置してきらびやかな演出です。
アリーナホールなど大型コンサートは2020年内は開けないかもしれません。中止発表を出すのも速かったです。1月末の時点で4月に予定されていたコンサートの中止が発表されていました。展示会などは7月から再開されます。毎年7月末に上海で行われるゲームショーChinaJoyも開催される予定です。出展者は準備が大変ですね・・・。夏に予定されていた様々なライブイベントは、クラウドで実施するものも多いです。野外フェスもクラウドで開催するとのことで、どうやってやるのかな・・・と気になります。
クリスとの光希のMVは続編があるみたいですよ。1作目は珍作でした。クリスの芸風は独特です。ファッション、コンセプトはちょっと奇天烈なときもありますが、それを凌駕するほどスタイルがいいです。
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玲さん (上海阿姐)
2020-05-30 01:02:47
お久しぶりです!コメントありがとうございます!
中国のドラマは本当に長いですよね。。24話くらいでいいのに・・・と思います。
最近の古装ドラマの撮影・編集技術は飛躍的に進歩し、画面がきれいです。「延禧攻略」(瓔珞 エイラク)というドラマがありますが、衣装やセットのビジュアルが非常に美しいです、
台湾や香港のコンサートも良いのですが、大陸、特に上海のスタジアムコンサートは舞台セットがすごいです。上海ディズニーもそうなのですが、根本的に新しい設備を導入しているので、ステージのモニター、照明、映像、プロジェクションマッピングなどがキレイです。電力の出力レベルが高いのか、モニター、電飾が異様に明るいです。周杰倫のコンサートチケットは超激戦です。結婚し、二児の父となったいま、作風やイメージは変わりました。まだ40歳そこそこですが、レジェンド感がすごいです・・・。
KPOPはもともとイベントや音楽番組のステージ動画が充実してるので、「配信します!」と改めて言われても、通常と違うアングルや切り口の映像でないと、テンションが上がらないかもしれませんね。。テンションという意味では、生のライブに敵うものはないですねね・・・。
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