病院にいくと、まず検査されるのが、バイタルとかいって、血圧、脈拍、体温を測られる。
内科であれば、血液検査と尿検査。外科では、レントゲンとかCTとか。
血液検査がなぜ有効なのかと考えると、血液が体中をめぐっていて、体中の情報が血液を通して、各臓器や細胞同士で授受されているからだろう。
血液が及ばないところは、レントゲンとかエコーとかCT、MRIなどで、臓器全体を見通すし、あとは心電図でしょうか。
内視鏡検査とか、聴診器、
おおきな病院にいけば、検査はそんな感じです。
血液検査の数値には、基準値よりH高いとか、L低いとか評価がされて、それを補う薬が開発されているし、治療方針とかもデータを基にして、医師がその組み合わせと順番を考えて、看護師や薬剤師、栄養士に伝える。
この配慮がどれだけできるかで、治療ができる良い先生と、そうでない先生との差が生まれる。
患者としては、同じ医療費を払っているのだから、よい先生にあたりたいが、そうでなくても医療保険制度によって、すべての医師や病院は保護されている。
この不平等を無くすために、あるいは損失をなくすために、AIによる診断と治療をすすめてはどうだろうか。
医学書に書いてあることと、検査データ、そして臨床のデータなどをデータベース化して、AIコンピュータに解析させてみよう。
将棋では、AIが人間が筋でないとして考えないような指し手でも検討して、有効な指し手を5手推奨してくる。アベマで将棋のタイトル戦の解説をやってる。
AIでデータを解析して、判断基準は現代の医学内容、処置を出し、5手ほど評価点をつけて、提案してもらえばどうだろうか。
そうすれば、高度な診断と治療を、国民が平等に受けれることになる。
医師は、AIができない、病気の解明や処置方法の開発などの、創造的な分野とか、手術とかに特化することになるだろう。
また、AIの医療を評価するのも人間だ。
まあ、こんな自分が思いつくぐらいだから、すでにどこかの大学病院で始めている人がいるだろう。
欧米では独創的な人が用いられるみたいだから。
こういうのも先にやったものが、主導権を握ることになるんだろうなあ。
裁判所もそうなるかもね。法律、条令、通達、判例に行政処置指導。
たくさんの人が失業するようになるから、休みが多くても生きていけるような社会をつくらないとね。AIを持つものと、持たざる者とで争いが起きそうだ。
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