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肩甲骨を意識してウォーキング

2016-02-01 07:00:13 | 日記
名前が痛そう

 健康雑誌等で最近目にする言葉は「肩甲骨はがし」です。
何とも痛そうな響きですが、「はがし」は効果が高い様です。
ウォーキングする時にも、肩甲骨を意識するとしないとでは結果に大きな差が
出ると言います。
 それは気になる、今日は肩甲骨を調べてみましょう。

 毎週月曜日はウォーキングを通じて健康寿命を延ばす取り組みを取り上げています。
今週は「肩甲骨を意識したウォーキング」です。

 そもそも肩甲骨って何?
腕を後ろに反らせた時に背中の両脇に盛り上がる骨が肩甲骨です。
 如何にも肩から背中をしっかりと覆っていそうですが、実は背中にくっ付いた骨
ではありません。
肩甲骨は鎖骨と腕の骨の一部と接しているだけで他の部位には着いておらず、
背中に乗っかった状態にあります。
 肩甲骨はがしは、肩甲骨と背中の間に指を入れてグイッと引き上げ、肩甲骨の
内側の筋肉を刺激します。

中高年男子には悲しい話

 本格的な肩甲骨はがしをしなくても、ウォーキング中に肩甲骨を意識するだけで十分です。
簡単ですから是非やってみましょう。
 最初に肘を曲げて反らせ肩甲骨を背骨に向けて寄せます。
こうすれば自然と胸が開いて背筋が伸びます。
その姿勢を保ちながら腕を後ろに引きます。
その時肩がしっかりと動いている事が大事です。

 簡単でしょ、こうして歩くだけでいいんです。
すると姿勢が矯正されて猫背が直ります。
また肩こりが楽になります。
 肩こりは肩甲骨の上にある三角形の大きな筋肉・僧帽筋の縮みが原因のひとつです。
肩甲骨を意識して動かすと僧帽筋も刺激され正常な状態に戻るので、肩こりが解消
されるのです。

 更に期待に満ちた話も。
肩甲骨の周囲には褐色脂肪細胞がたくさん存在します。
この細胞は脂肪を熱に変える働きをします。
 一説によると肩甲骨を刺激すると褐色脂肪細胞の働きが高まり、脂肪が燃え易く
なると言われています。

 しか~し、魅力的なこの話、我ら中高年にはつらい結末が。
生まれたばかりの赤ちゃんにはこの褐色脂肪細胞がタップリとあり、体温を正常に
保つ役割をしています。
 この細胞は加齢に伴って減っていき、特に40過ぎの男性では急激に減少して
しまうそうです。
ダイエットって単語には今更惹かれないけれど、コレステロールと言われるとつい
興味がわいてしまう、我ら中高年男子の悲しい性には酷な話でした。

 今までに剥がしたのは、足の裏のマメに着けた傷バンだけでした。
今日からは肩甲骨も剥がします。
何より胸を張って歩くのは気持ちが良いから。
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