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雑草の日:レシピが見つからない

2021-12-07 06:29:29 | 日記
間違った仮説

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 キク科 ノブキ属 ノブキ です。
 森林公園の歩道脇にちんまりとした塊で生えているのを発見。
最初の印象はフキそのものでしたが、どこかが違う。
茎の伸び方だろうか、葉っぱの形だろうか、いつも目にするフキとは何かが違う。
 ポケット図鑑で照らし合わせたらノブキの名前が出てきました。
市場に流通しているフキは野生種を栽培し改良したもの、つまり目の前に生えて
いるのはフキの原種。
その時はそう理解したのでした。
 ところが。

 <ノブキは地下茎のある多年生草本。
茎が60cm~1m程に立ち上がり上方で分枝する。
葉は茎の基部に集まり、10~20cmの葉柄には翼がある。
葉身は7~13cm、幅20cm程の三角状心形でフキにやや似ている。
8月~10月に掛けて円錐花序を付ける。
総萼片は5~7ケ、頭花の径は5mm。>(Wikipedia より)
 地味に咲いた花はひっつきむしになって子孫繁栄を目指します。
<花後の雌花の付け根が膨らみ6mm程の棍棒状の実になる。
実の先に生えた毛からはネバネバした粘液がでる。
これで獣や人の服などにくっ付いて運ばれる。
姿はフキに似ているのでノブキと名が付いたが、フキはキク科フキ属の植物で
全くの別物。>(ヤサシイエンゲイ より)
 あれれ、私が抱いた親戚筋の仮説は否定されてしまいました。

フキ料理のあれこれ

 フキは人気の山菜ですがノブキも食べられるそう。
さっそく野草料理のサイトを開きましたが、どうも私と同様の勘違いがある様です。
幾つものノブキの料理が紹介されていましたが大抵は野のフキを料理したとみえ、
仕上がった料理はおいしそうに煮込まれた茎が写っています。
 ところが<フキは茎を食べるがノブキは葉を食べる。>(たじまのしぜん より)
のだそうで。
ノブキはどうやって食べるのか知りたくなります。
 「ノブキ」「葉を料理」で検索して出てきたのは<捨てられてしまうフキの葉
はちゃんとした処理をするととてもおいしく食べられる。>(nadiall より)
きっとこれもフキ料理の紹介です。

 <ノブキは食べられなくはないがフキの代用品にはならない。>(野の花散歩 より)
肝心の料理法が不明です。
 <下茹でをした上でてんぷらにするとフキノトウの様な香りがしておいしい。
しかし嚙み切れないレベルの猛烈な硬さ。>(ロケットニュース より)
荒々しさはノブキを思わせますが、どちらの料理なのか不明です。
 漸く探し当てた正真正銘のノブキのレシピ。
<若い葉の部分を食べる。>(野の花・山の花・見た撮った より)
<新芽と葉を和え物にしたり炒めたりして食べる。>(北信州の道草図鑑 より)
 せめておいしいかまずいか、ひとこと添えてくれればいいのに。 
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