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健康長寿:終活の選択

2024-09-09 06:29:29 | 日記
意志の齟齬

 漠然とは分かっているけれど、そろそろ対応の仕方を考えねばいけない
時期になっている単語。
それが「延命治療」と「緩和ケア」
 先が決められた身としては、苦しみはできるだけ早く終わらせたいもの。
残される身としては、一緒にいる時間はできるだけ延ばしたいと願うもの。
相反する部分をどうするか、はっきりと決めておかなければいけない時期
にそろそろ私、差し掛かっている気がします。

 先ずは言葉の定義から。
<延命治療とは老化や病気により生命の維持が難しくなった患者に対し
医療的措置で一時的に生命を繋ぐ行為。
人工呼吸、人工栄養、人工透析の3種がある。
 緩和ケアとはがん又は後天性免疫不全症候群と診断された患者が受けられる
総合的ケア。
通院、入院、自宅の3つの形態がある>
 どちらも結構な料金が掛かります。
たとえば緩和ケアの入院では<3割負担で1日14321円、自宅への往診
や薬代で1回約15000円>(ClinicC4 より)
延命治療も当然ながらかなりな出費です。
でも問題は金銭面だけじゃありません。

 一番の問題は本人と家族の気持ちの齟齬。
決めるのは本人ですが、私の意志は固まっています。
延命治療は拒み、緩和ケアは望む。
 それで一件落着なのですが、世の中そんなに甘くありません。
周囲に同意を求めそれを証明する手段を残さなければならないのです。

ガン告知

 本人が延命治療を希望しない意思表示をするには3つの手段があるそうで。
<①公証役場に出向き公証人に証書を作成してもらう。
費用は約12000円。
②日本尊厳死協会に加入しリビングウイル(人生の最終段階における事前書)
を作成する。
15歳以上であればだれでも加入でき、年会費は2000円、終身一括会費は
70000円。
③本人の自筆で同意書を作成。
日時、自筆のサイン、印鑑が必須で、立会人がいる場合は署名をもらう>
(親の介護と老いじたく より)
 オレには延命処置はしてくれるな、と女房に言い伝えておしまいと思って
いましたが、面倒でも①から③のどれかをしておかないと家族に迷惑を掛けて
しまいます。

 ついでに家族と意思統一を図っておきたいもうひとつの事柄。
癌だと判明した際に本人に伝えるか否か、です。
 一概には言えないとしても告知した方が本人のためになる、そんな意見が
ありました。
<告知しないと、治療を受けても病状が回復しない場合に医師への不信感が
芽生え疑心暗鬼に陥る。
不安が募り免疫力が低下し短命になる>(免疫研究所 より)
 傾向としては告知した方が長生きするとの話。
知って受け入れるか、知らずに過ごすか、どちらにも懸念はありそう。
「がん告知」、この単語もそろそろ対応を決めておかねばなりません。

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