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日々の愚問:消えた冷やし中華

2023-09-23 06:29:39 | 日記
売っている店もあり

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は「売り場から消えた袋麺」です。
 異変に気が付いたのは今年の7月頃。
夏になると毎年買っていた冷やし中華の袋麺が売り場に無いのです。
 たまたまこの店が品切れを起こしたのかと思い別の店で探したらそこにも無し。
食品スーパーや食品を扱うホームセンター、果てはドラッグストアの店頭
で探しても見つかりません。
夏にはどこでもフェースを広げる冷やし中華が定番コーナーから消えてしまいました。
 その一方で一般的な袋麺のラーメンに異変はありません。
原材料の値上げで価格は上がったものの袋麺のラーメンは生き残り、袋麺の
冷やし中華は絶滅してしまいました。
この謎はどうにも気になります。 

 同じ思いの方がいました。
YAHOO!知恵袋に冷やし袋麺が消えたと訴える投稿があり、それに対して
<私の近所の店では普通に売っています。
そちらの店では過去あまり売れなかったので仕入れを止めたのでは。>と回答。
 消えた店と健在の店が地域によって混在している様子です。
いよいよ謎が深まります。

東洋水産の決算書

 少々古い調査ですが2018年の3月1日から5月31日までに全国で
売れた冷やし中華の袋麺ランキングがありました。
 それによると<1位明星中華三昧涼麺1食タイプ 2位ふるふる麺水冷麺
1食タイプ 3位マルちゃん冷やし中華5食入りしょうゆだれ 4位同ごまだれ 
5位日清ラ王冷やし中華しょうゆだれ>(TREND PLUS より)
 色々タイプはあるけれど気になるのはボリューム感のある5食入り袋麺です。
となるとマルちゃんの製造元の状況を調べれば消えた理由も分かりそう。
 <東洋水産のマルちゃん正麺冷やし中華5食パックは通常通り生産され、
販売中止などにはなっていない。
売り場から消えた理由として考えられるのは、通販サイト等の影響で取扱量
が減少したため発注を抑えているのでは。>(類似商品を蝶さん! より)
 こちらでも実績による扱いの減少が理由とされています。

 東洋水産の2023年3月期の決算説明資料には<袋麺は前期153億円
に対し8億円増の161億円。>とありますが、内容は不明。
<新ブランドZUBAAAN!の定着により増収。>とあるだけです。
 なが~い資料の隅々まで目を通しても「冷やし中華袋麺」の文字は出て
きません。
ここから推察するに、この商品はそれ程売り上げに寄与しない品。
 となると売り場に復活させるためには地元民がたくさん食べて実績を
上げるしかありません。
 問題は、その商品を地元の何処で探したら良いかということ。



コメント
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