あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

健康長寿:不幸の手紙

2023-04-17 06:29:39 | 日記
不安なベッド

 私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「ウォーキングと謎の痛み」についてです。
 忘れもしない3週間以上前の3月24日。
みぞおち辺りを掴まれている様な違和感が昼過ぎから気になっていました。
力いっぱいの鷲掴みじゃないけれど、何時まで経っても力を抜いてくれない
感じの痛みです。
 変な物を食べてもいないからお腹を冷やしたのが原因かな、ゆっくり風呂
で暖まれば痛みは消えるだろうと高を括っていました。
でも風呂から出ても全く変化は無く、むしろ痛みが増した様にも感じます。
さすがにおかしいと思って夜間の緊急病院に向かいました。

 問診を終えると血液と心電図とCTスキャンを受け、点滴を施されながら
ベッドで診断結果を待ちました。
この時間の心細さったらありゃしません。
 1時間以上経った頃、現れた医師が言いました。
「膵炎ですね」
「はっ?」
「昨晩当たりたくさん酒飲みました?」
「いやーいつも通りの飲み方で・・」
「痛み止めを出しておきますからお帰り下さい」
 そして脅かすようにこう添えました。
「症状が悪化するとこんな痛みじゃ治まらない、激痛ですよ」

急性か慢性か

 思いもしない診断でした。
膵臓が何処にあるのかさえ知らない身ですから、焦ってあれこれ検索しました。
 <膵臓は胃の裏側で背骨の前に位置する腹部の最奥の臓器。
20cm程の細長い形をしている。>
 働きは何?
<多くの消化酵素を含む膵液を十二指腸に分泌し、食物を消化する働きをする。
またインスリンなどのホルモンを血液中に分泌し体内の糖分をコントロールする。>
(日本消火器病学会ガイドライン より)
 何より知りたいのは「何故?」です。
<何らかの原因でアミラーゼなどの酵素が活性化し膵臓の組織にダメージを
与える急性膵炎。
小さな炎症を長期間にわたり繰り返し、徐々に膵臓の機能を低下させる慢性膵炎。>

 共に最も多いのはアルコール過多とありましたが、怖いのはこの一節。
<慢性は基本的に治ることはない。>
こうなると気がかりは自分の症状がどちらかです。
 チェックシートを見つけて、週に何回飲むか、脂っこい食事は好きか、
ストレスは多いか、運動を続けているか、喫煙習慣はあるか、などあれこれの
質問に答えて診断を待ちました。
 出て来た答えは「膵臓が弱っている可能性があります」のアレレな内容。
急性か慢性か分からないけれど、アルコールを控えウォーキングを続け、
ストレスを溜めないのが重要だとは分かりました。
 後日病院から一通の封書。
「夜間診療だった為、請求書を送ります」
そこにあったのは、これまでの受診では見たことの無い請求額。
 近年最大のストレスを頂きました。
コメント
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