目指す爺さん像
ネットを見ていたら<年を取る程人間は個性が極端に出て来るもの>の気に
なる文字があり、思わず続きを読んでしまいました。
それによると<スマホなどの新しい技術にも取り組む適応型、出来る限り人に
任せて自分はのんびりしたい依存型、まだまだ現役と無理をしてしまう自己
防衛型、人生が失敗した原因は自分にあると思う内罰型、過去だけでなく老い
そのものも受け入れられない外罰型、等に分けられる。>そうです。
(KAIGO LAB より)
自分は果たしてどれに向かっているのやら。
希望を言わせてもらえば、思考が柔軟で、周囲の空気が読めて、リスクを想定
できて、相手の気持ちも汲める、そんな爺さんになりたいな。
調べて見たら、これらは「機転が利く人」に共通する特徴だそうでした。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 タマチョレイタケ科 シュタケ属 ヒイロタケ です。
冬は色が寂しいので、木立に引っ掛かった枯れ枝にこのキノコが生えている
のを見つけた時は赤が飛び出て見えました。
周囲は雪で白一色、生え出た枝もすっかり色が褪せて灰褐色、その表面に鮮やかな
赤が半円形のカサを重ねていました。
直径5cm厚さが3、4mm、コルクの様な質感で食用にはなりません。
(きのこ図鑑 より)
知人は適度に湿りの有る状態で摘み取った物を乾燥させ、焼酎と砂糖に漬け
込んで薬酒を作ると言っていました。
何に効くのかは聞き忘れましたが。
見事なひねり
別の日には森の奥で一味違ったヒイロタケを見つけました。
転がった枯れ木の表面に赤いヒイロタケと白い別のキノコが群生していました。
色が抜けかかったカワラタケです。
昔は桜だった朽ちた樹の上に、小さなキノコがにょきにょき生えて白と紅の
花を咲かせた風です。
言うなれば「キノコの紅梅白梅」。
尾形光琳作の「紅梅白梅屏風」の風景とは比べ様もありませんが、誰も見に
行かない森の奥にそれなりに見ごたえのある景色がありました。
それを眺めていたら、数年前にテレビで見た寄席の演芸を思い出しました。
白い紙を使う紙切りに「紅梅白梅」の無理なお題を出された名人は、暫し思案した
かと思うや素早くハサミを動かし始めました。
出来上がったのは坂道を走るバイク、それを手にして曰く「勾配の白バイ」。
冴えたひねりに思わず唸りました。
こんな風に機転が利く爺さんになりたいな、そう思ったものです。
冒頭に引用したKAIGO LABの文章には高齢者をテーマに様々な提案が書かれて
いましたが、最後にはこの一言がありました。
<よい老後をすごせるよう、今から自分自身を教育していきたいものですね。>
確かに。
ネットを見ていたら<年を取る程人間は個性が極端に出て来るもの>の気に
なる文字があり、思わず続きを読んでしまいました。
それによると<スマホなどの新しい技術にも取り組む適応型、出来る限り人に
任せて自分はのんびりしたい依存型、まだまだ現役と無理をしてしまう自己
防衛型、人生が失敗した原因は自分にあると思う内罰型、過去だけでなく老い
そのものも受け入れられない外罰型、等に分けられる。>そうです。
(KAIGO LAB より)
自分は果たしてどれに向かっているのやら。
希望を言わせてもらえば、思考が柔軟で、周囲の空気が読めて、リスクを想定
できて、相手の気持ちも汲める、そんな爺さんになりたいな。
調べて見たら、これらは「機転が利く人」に共通する特徴だそうでした。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 タマチョレイタケ科 シュタケ属 ヒイロタケ です。
冬は色が寂しいので、木立に引っ掛かった枯れ枝にこのキノコが生えている
のを見つけた時は赤が飛び出て見えました。
周囲は雪で白一色、生え出た枝もすっかり色が褪せて灰褐色、その表面に鮮やかな
赤が半円形のカサを重ねていました。
直径5cm厚さが3、4mm、コルクの様な質感で食用にはなりません。
(きのこ図鑑 より)
知人は適度に湿りの有る状態で摘み取った物を乾燥させ、焼酎と砂糖に漬け
込んで薬酒を作ると言っていました。
何に効くのかは聞き忘れましたが。
見事なひねり
別の日には森の奥で一味違ったヒイロタケを見つけました。
転がった枯れ木の表面に赤いヒイロタケと白い別のキノコが群生していました。
色が抜けかかったカワラタケです。
昔は桜だった朽ちた樹の上に、小さなキノコがにょきにょき生えて白と紅の
花を咲かせた風です。
言うなれば「キノコの紅梅白梅」。
尾形光琳作の「紅梅白梅屏風」の風景とは比べ様もありませんが、誰も見に
行かない森の奥にそれなりに見ごたえのある景色がありました。
それを眺めていたら、数年前にテレビで見た寄席の演芸を思い出しました。
白い紙を使う紙切りに「紅梅白梅」の無理なお題を出された名人は、暫し思案した
かと思うや素早くハサミを動かし始めました。
出来上がったのは坂道を走るバイク、それを手にして曰く「勾配の白バイ」。
冴えたひねりに思わず唸りました。
こんな風に機転が利く爺さんになりたいな、そう思ったものです。
冒頭に引用したKAIGO LABの文章には高齢者をテーマに様々な提案が書かれて
いましたが、最後にはこの一言がありました。
<よい老後をすごせるよう、今から自分自身を教育していきたいものですね。>
確かに。