残さずにしっかり活用。土中の養分。05.13K
今シーズンのハウス栽培も、いよいよ収穫を終了する時期が近くになってき
ました。この時期の土壌管理で大切となるのは
収穫の過程でたまりがちになっている養分を使い切る
こと。そのためには作物の生育をよくよく観察し
過剰となっている養分を減らし・足らなくなっている養分を加える
ことで、無駄のない栽培をこころがけることが大切になります。
さてそこで、どのような養分が不足し・どのような成分が残りがちになるの
かといえば・・・この時期の生育診断や土壌検査を実施している経験では
[これから日照が回復して温度があがってくると予想すれば]
チッソ分が残り、リンサンにカリ・そして石灰や苦土が不足する
といった傾向が見られるケース が多いようにかんじられます。ということ
で、果実の生理障害である 先端部の枯れや尻腐れ果の発生を予防して上質
の果実をたくさん収穫するためには、バランスのとれた施肥管理を実施する
ることが栽培のポイントとなります。
たとえば具体的には
チッソとカリがあるなら ● タイミング2号 10キロ/10a
チッソとリンサンがあれば ● カリショット 5キロ/10a
カリが多い傾向では ● ライムショット 5キロ/10a
カリと塩素がおおければ ● マグショット 5キロ/10a
といった、[チッソ分を含まない]ミネラル資材の、かん水時の利用をお薦
めしています。よろしかったら、ご参考に。
◎ 作物の状態を観察することで、対処方法を考えること。それが
大切だと思うんです。そのうえで次回作のための準備をします。
そんな話は こちら。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
今シーズンのハウス栽培も、いよいよ収穫を終了する時期が近くになってき
ました。この時期の土壌管理で大切となるのは
収穫の過程でたまりがちになっている養分を使い切る
こと。そのためには作物の生育をよくよく観察し
過剰となっている養分を減らし・足らなくなっている養分を加える
ことで、無駄のない栽培をこころがけることが大切になります。
さてそこで、どのような養分が不足し・どのような成分が残りがちになるの
かといえば・・・この時期の生育診断や土壌検査を実施している経験では
[これから日照が回復して温度があがってくると予想すれば]
チッソ分が残り、リンサンにカリ・そして石灰や苦土が不足する
といった傾向が見られるケース が多いようにかんじられます。ということ
で、果実の生理障害である 先端部の枯れや尻腐れ果の発生を予防して上質
の果実をたくさん収穫するためには、バランスのとれた施肥管理を実施する
ることが栽培のポイントとなります。
たとえば具体的には
チッソとカリがあるなら ● タイミング2号 10キロ/10a
チッソとリンサンがあれば ● カリショット 5キロ/10a
カリが多い傾向では ● ライムショット 5キロ/10a
カリと塩素がおおければ ● マグショット 5キロ/10a
といった、[チッソ分を含まない]ミネラル資材の、かん水時の利用をお薦
めしています。よろしかったら、ご参考に。
◎ 作物の状態を観察することで、対処方法を考えること。それが
大切だと思うんです。そのうえで次回作のための準備をします。
そんな話は こちら。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」