goo blog サービス終了のお知らせ 

脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

mild concussion 軽い脳震盪?はて?

2024年04月17日 | 他の病名との関連性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcns/31/3/31_146/_pdf
以下上の論文から引用
ACRMや WHOの定義の他、
米国のCenters for Disease
Control and Prevention (CDC) ₽ 
Department of VeteransAffairs(VA)
からの定義が報告されている514)
CDCの定義は、ACRM やWHOの定義より軽症をMTBIと定義している(Table 1)
VAの定義は、戦場より帰還した兵土の脳損傷を診断する目的で定められた.報告された症例数が多いため、MTBIと診断された中にはPTSDの症例が多く含まれていると考えられ、MTBIと非外傷性病変による症状の鑑別が可能である診断基準の必要性が示唆された”.MTBIと診断された兵士はより過酷な戦闘に参加し、PTSD やうつなどが認められることが多く、MTBI 自体が日常生活に大きく影響を与えているか否かはっきりしないとの報告もある*)。
近年のスポーツ人口の増加に伴い、スポーツ頭部外傷が注目されて、特に脳振盪への対処が重要視されている。脳振盪は外傷によって意識消失や短時間の意識障害が認められ、自然に回復する病態として理解されてきた。しかし、スポーツ頭部外傷における脳振盪では、意識消失を認めないmild concussion が多い.Mild concus-sion は、頭痛やめまいなど、多彩な自覚症状や認知機能の低下や失見当識障害、反応時間の低下など、種々の高次脳機能障害が他覚症状として急性期に認められる.そのため、スポーツ頭部外傷では、mild concussion や脳振盪をMTBIと呼ぶことがある。


ここからは、私の読書感想文


あのー

戦場の兵士は、爆弾の爆風に飛ばされて、路上や地面に叩きつけられたり、


地雷を踏んで負傷したり、

大砲を大砲の近くで何度も発射したり、

ババババババーって激しい衝撃が人体に加わる機関銃を打ったりしてませんか?


敵に捕まり、殴られたり蹴られたり、首や頭や背中や腰に暴力を受けたりしていませんか?

つまり、兵士は、平和な社会での交通事故被害者より、


より、髄液漏れという見えない怪我を負っている確率が高くありませんか?全身にいろいろな衝撃を受けてませんか?って事。


脳外傷について語っているのに、

どうしてその事にきづかないんだろう?


つまり、著者たちの頭の中にも、CDCやVAやWHOにも、

脳脊髄液漏れという概念が全く欠如しているのだろうなと思った。


なんという事だ。

戦争やスポーツでの脳脊髄液漏出症を全く想像もせず、


PTSDとか軽い脳震盪とか、あいまいな概念MTBIとかと医師に診断されて、それを信じこんで、誰も髄液漏れに気づけなければ、


延々と

髄液漏れを放置されたんじゃあまりにも患者がかわいそうだし辛いし、医療費の無駄!だし、社会の損失!


はっきりと原因があり、治る可能性のあるものは、先に徹底的に見つけだすべき!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当にMTBIですか?

2024年04月17日 | マインドコントロール

から以下引用


WHO Collaborating Center Task Force は、
システマティックレビューを基に、研究における方法論として新たな MTBIの定義を提唱した。
まず、MTBIを「外部からの物理的な力により、頭部に力学的エネルギーが加わる結果生じる急性の脳損傷」と定義し、
臨床症状としては、受傷30分以上経過した後のGCSが13~15であること、そして、
①錯乱や見当識障害,
②30分以下の意識消失
③24時間以内の外傷後健忘、
④その他,巣症状や痙孿,外科的治療の必要のない頭蓋内病変などの
一過性の神経学的異常の
どれか1つの項目を満たせば、MTBIとすると提唱した.
前提条件に頭部外傷の重症度分類である GCSによる評価を加えたが、
この定義は多数の論文から抽出された結果であるため、
科学的に絶対な基準となる根拠が存在しない。
すなわち診断基準が定まったわけではなく、今後の研究のために MTBIの定義を提案したにすぎない。
そのため、この定義を“WHOの診断基準”という記載も散見されるが、これはまったくの誤認である。
また、脳損傷の定義にもかかわらず、画像診断などの脳外傷・脳損傷に対する客観的基準が欠落しており、予見をもつた診察者の主観が入りやすいなどの欠点がある。」


私もそう思います。

想像ではなく、実体験として。


現代の医療機器での限界で、画像に映らない、本当の意味での脳損傷というのは存在するとは私は思います。


けれど、脳外科医師ではない医師にMTBIの診断を、実際に受けた事が、私はあります。

当時の私はまだ、私の体のとある場所から髄液漏れてる事を脳外科医師も気づいていないころでした。


自らが提唱するMTBIとの予見を持った脳外科医師ではない医師が、

いくら外部の医師た依頼して患者の排尿機能や視覚、聴覚、など神経学的検査結果の異常を集めても、それで、MTBIとするには、無理があります。


なぜなら、私の体験だと

脳に損傷はなくとも、髄液漏れでも神経学的に異常はでるからです。


髄液漏れてた私は、実際に目は二重に見え、視力は落ち、聴覚は低下し、頻尿多尿、排便の障害、味覚障害、歩行障害、手の感覚障害など、さまざまな神経障害がありました。



しかし、それらは、ブラッドパッチ後軽快しました。

全く消えた症状もあります。


つまり、脳に傷はなくとも、脳の周りの髄液の減少、漏れ、循環障害など、なんらかの障害でも脳神経は正常に機能できないのか、さまざまな神経障害が出ます。


だから、患者の神経学的検査でさまざまな異常を認めたからと言って、

脳脊髄漏出症を全く視野に入れず無視したまま、MTBIです!と診断する事は、かなり危険だと思います。

ブラッドパッチ治療でかなり治るかもしれない患者を、

治らない患者グループに囲い込んでしまう危険性があると思うからです。


私は、それぞれの病名を提唱する医師や患者会の縄張り争いを煽るつもりはなく、

冷静に、皆で手を繋ぎ、似たような症状を体験した患者とその医師たちが意見や知識を持ち寄り、

どうしたら、より多くの人たちを救えるか?をみんなで一緒に考えてほしいとの願いからこれを書いています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知リハビリテーション研究会様へ

2024年04月17日 | 他の病名との関連性
認知リハビリテーション研究会様



脳脊髄漏出症患者からの視点を書きます。
以下の論文、かなり盲点があります。


まず、論文の最後の記載の参考文献の中に、脳脊髄漏出症、脳脊髄減少症の論文があるのか?
ないのでは?
軽度外傷性脳損傷の石橋医師の参考文献はのっているのに、
なぜ、脳脊髄減少症の篠永正道医師の参考論文はないの?

それに、ブラッドパッチを複数の病院で3回したというけれど、
どの病院のどの医師?
どの部分から漏れてたの?
造影剤で確認した上でブラッドパッチしたの?
それとも、腰からブラッドパッチしただけ?
首からの漏れは検査したの?

脳脊髄漏出症の知識がないまま書いた論文のように私には感じます。

そもそも、この論文に書かれている方の高次脳機能障害は、
部屋を片付けられない、紙の整理ができないなど、ほぼ私の経験した症状と全く同じ。
硬膜外酸素注入療法で効果があったのは、硬膜外に入った酸素が、

中身の残り少ない歯磨きチューブを押すように、
ぐーと脊髄硬膜外から押して、脳をぐーっと上に押し上げたせいじゃないの?

だとしたら、残り少ない歯磨きチューブはそのまま残り少ないままであるように、

髄液足りないままなら、一時的に押し上げられた脳で痛みは減っても、髄液どこかからまだ漏れてるなら、また脳が下がってきて、また症状出てくるかもよ。

そういう視点での考察って体験した患者じゃないとしないかも?

そもそも最初っからMTBIの方に偏りすぎ!
脳脊髄漏出症を勉強してなさすぎ!

そもそも、やってる認知リハビリテーションとやらは、私が誰にも頼らず自分で高次脳機能障害の症状をフォローすべく、工夫して対処してきた内容と同じレベル。

そんなにすごいリハビリ内容とは思えません。
体の痛みなど、症状が改善すれば、笑顔も出るし、うつもないように見えてくるのは当たり前のことだと思います。

まずは、MTBIよりも先に、徹底的に脳脊髄液漏出症を首も含めて治療して、
その上でリハビリに取り組んでいただきたい!

この論文も慢性疼痛に対して、脳脊髄漏出症の可能性の視点が全く欠け落ちています。

もし、髄液漏れがあったら、マインドフルネスなんか、気休め程度です。

そもそも、どんな学会もそうですが、当事者には参加資格無しですよね。
つまり、当事者を専門職としての外側からだけの視点でみちゃうんですよ。

研究会なら、当事者も参加させて、いろいろ意見言わせた方が、今までになかった視点が広がり、研究が進と思いますよ。

認知リハビリテーション研究会の事務局は神奈川リハビリテーション病院内ですか。 


これみると、脳脊髄漏出症学会に所属している脳外科医がいないなぁ。
これじゃあ、脳脊髄漏出症についてリハビリなんかできないな。
脳脊髄液漏出症の重要性に気づけないわけだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする