脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

「了承」と「承認」の違い

2011年10月31日 | つぶやき

毎日新聞10月15日づけの記事と、(ブログ記事はこちら

 

日経メディカルオンラインニニュース

その1

その2

を読んで感じたこと。

「なお、今回の診断基準は、関係8学会の承認・了承を受けた正式な診断基準であるという。」

という文章に秘められた

ミステリー。謎。

みなさんは気づかれましたか?

 

それは、読者が何の疑問ももたないほど、

 さりげなく書かれているけど、

「承認」と「了承」の違いってなにさ?ってこと。

 

で、

アタミステリーはまだ謎解いていないけど、

先に、こっちの謎解きにもかかってみた。

 

言葉の意味を調べるサイトでちょっと調べてみた。

 

以下、「コトバンク」のサイトから引用します。

 

  承認・・・ そのことが正当または事実であると認めること

            よしとして、認め許すこと。聞き入れること。

 

了承・・・ 事情をくんで納得すること。承知すること。承諾

 

では、承知するとはなにか?

承知・・・1 事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。「無理を―でお願いする」「君の言うことなど百も―だ」「事の経緯を―しておきたい」
依頼・欲求などを聞き入れること。承諾。「申し出の件、確かに―した」

相手の事情などを理解して許すこと。

 多く下に打消しの語を伴って用いる。「この次からは―しないぞ」

 

 では、承諾とはなにか?

承諾・・・相手の意見・希望・要求などを聞いて、受け入れること。「上司の―を得る」「依頼を―する」』

 

以上引用おわり。

 

 

ということは、

「承諾」と「了承」とは、

言葉は似ているけど、

微妙にニュアンスが違うじゃないか?

 

承諾は、「それが正当・事実であり、よしとして認める。」ことで

了承

「それが正当・事実でよしとまでは認められないが、

相手の希望・要求・事情をくんでしかたなくそれを許し、

納得すること。

この次からは納得しないぞ、受けいれないぞ。」ってことなんでって。

 

 

はは~ん、

今回は相手の要求、希望、依頼などを聞いて、

本当は自分としては、今回の研究班の(案)は認めたくなかったけど、

みんなの要求・依頼により、諸事情をかんがみて

仕方なくあの「髄液漏れ」の診断基準を認めたけど、

この次からはこういう妥協はしないぞ、認めないぞ。

って学会があるっってことね。

そうなんでしょ?

 

それはだれ?

いったいどの学会

 

または、患者寄りに考えた学会があったとして、

現実の患者の実態から離れていてあまりにも損保に都合のいい

あんな患者に厳しい診断基準はゆるさないぞ、って意味での

 

患者救済寄りが理由での「了承」の学会は

たぶんないよね。

了承は別の理由なんでしょ?きっと。

 

自分たちだけで作った診断基準と

今回の診断基準が違うから、

今回の診断基準が気に入らないから?。

 

 とにかく、

上に書いてある関係8学会のうちどれかが、

承認学会で、どれかが了承学会ってわけね。

さあ、いったいどこが承認で、どこが了承なの?

誰か、教えてよ。 

なんとなく記事内容から想像つくけどさ。

なんで記事ははっきり書かないんだろ。

 

日本脳神経外科学会、

日本脳神経学会

日本整形外科学会

日本頭痛学会

日本脳神経外傷学会

日本脊椎脊髄病学会

日本脊髄障害医学会

 

 

 

なんで、そのことをマスコミはきちんと報道してくれないの?

 

承認がどこの学会で

了承がどこの学会か、

全国の患者に、なぜ現実をありのまま報道して教えてくれないの?

なぜ、

承認・了承とごちゃまぜにして、真相をうやむやにして記事にするの?

 

でも、患者から現実離れした「髄液漏れ診断基準」を 

「正しいと認めて」承認した学会より、

 

「正しくないと思うけど、しかたなく事情を組んで納得するよ」という姿勢の学会ほうが、

 

「正しくないから認めたくない」って意味では、

私と同じ気持ちだったりして。

 

でも、今回の診断基準よりも、さらに現実離れした別の診断基準を掲げているからこそ

 

今回の診断基準は「正当だと思えないから認めたくないけど、事情くんでしかたなく納得してやった。」と言っているなら、

 

患者の私たちの気持ちとは

全然別の理由だから、最悪だけど。

 

 

 

コメント
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