脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

持続性診断未確定関節炎と「脳脊髄液減少症」

2011年10月02日 | つぶやき

話題の医学

関節リウマチ早期診断のポイント

 TBS10月2日放送

カラダのキモチ「誰にでも起こりうるリウマチの新常識」

 

 

ああ、どこのテレビ局か「誰にでも明日にでも事故で起こりうる脳脊髄液減少症」について

番組で取り上げてくれないかなぁ・・・・。

いつまで脳脊髄液減少症は社会に無視され続けるんだろう・・・・。

 

もうそろそろ、どの整形外科の先生方も

脳脊髄液減少症の知識を深く学んで、その特徴を知っていただかなければなりません。

なぜなら、

整形外科の先生方の前に現れる患者の中に潜む、脳脊髄液減少症患者を

早期に見抜いて、専門医に紹介して、患者を救ってあげてほしいから。

 

しかし、整形外科医の開業医の先生方には

脳脊髄液減少症の症状の特徴が広く知れ渡っているとは言い難いのが現状です。

 

しかも、

初診時に関節リウマチ以外の疾患を

きちんと除外診断するべき疾患名の中に、

線維筋痛症はあっても、

脳脊髄液減少症はありません。

これは非常に危険だと思います。

 

私の経験からも、線維筋痛症と、脳脊髄液減少症の症状の特徴はそっくりだからです。

 

関節リウマチの診断で、

線維筋痛症と、原因も症状も全く同じと言っていいほどの脳脊髄液減少症を

除外できないのでは困ります。

 

このままでは、

詳しく両側手指関節造影MRIを撮って調べても、関節リウマチとは診断できない

原因不明の関節の痛みや腫れがつづく

持続性診断未確定関節炎の中に潜む、脳脊髄液減少症患者を見逃すと思います。

 

私は脳脊髄液減少症だとわからなかったころ、

両手の指の関節が突然痛みだしたことがあります。

 

朝になると手がこわばり、動きにくく、

その症状はまるで関節リウマチそっくりでした。

 

しかしいくら医師が関節リウマチを疑って検査しても、

関節リウマチではないとされ、原因不明とされました。

 

当たり前です。

私の症状の根本原因は、脳脊髄液漏れが原因だったのですから。

 

脳脊髄液減少症では、実にさまざまなタイプの症状や痛みが起こります。

そして、それは既成のさまざまな疾患の症状とも重なります。

 

実にさまざまな病名に似た症状がでます。

関節リウマチもそのひとつです。

 

これは私の体感から感じたことですが、

脳脊髄液減少症では、脳脊髄液が減って脳が正常に機能しなくなってしまうようです。

それにより、

汗が出なくなったり、唾液が出なくなって口がカラカラに渇いたり、

涙が出なくなって、目がゴロゴロしょぼしょぼしたりします。

それは、まるで人体を潤す水分の泉が枯渇してしまうかのようです。

 

本来、人体の各組織が生き生きと正常に機能するためには、

その組織が正常に分泌される水分で守られていることが必要なのではないでしょうか?

 

その組織を守り、組織を正常に機能させるための人体の水分とは

脳にとっては脳脊髄液だったり、

眼球にとっては、涙だったり、

膣にとっては、膣粘液だったり、

口の中では唾液だったり、

関節にとっては関節液だったり・・・。するのではないでしょうか?

 

もし、人体から脳脊髄液が漏れ続けることが原因で、

 

それらの組織の機能を正常に守るべき水分が充分に出せない体になっていたら?

人体の各組織はどうなるのでしょうか?

 

口の渇きや涙のように、

水や、目薬で水分を補えるところはよいのですが、

外から補えない組織は

どうなるのでしょうか?

 

水分不足できしみだすような身体内部の組織もあるのではないでしょうか?。

 

脳脊髄液減少症が放置されると、

目が涙が出ずにゴロゴロショボショボと感じ、潤滑に目玉が動かず、きしむような感じがするように、

 

人体の関節組織も脳脊髄液漏れの体では

充分な潤滑剤ではなくなって、もしかしたら関節内をうるおす関節液が少なくなって

きしむようになり、潤滑油が不足したようになって、

炎症を起こしやすい体になっているのかもしれません。

それに、脳脊髄液が減少した脳では人体の免疫機能を狂わせてしまうかもしれまぜん。

実際、

私自身が免疫力が落ちて、感染症にかかりやすくなり、かかると重症化するようになった経験からも、

脳脊髄液の減少が放置されると、

人の免疫機能になんらかの異常を引き起こしている可能性は高いと思われます。

もし、脳脊髄液の減少が人の免疫機能をおかしくするのなら、

もしかしたら、自己免疫疾患と言われている病態と、脳脊髄液の異常は

なんらかの関係があるかもしれません。

 

あくまで、これは素人患者の経験からの想像にすぎませんが・・・・。

 早く脳脊髄液減少症を放置することの危険性に、多くの医師たち研究者たちが気づき、

研究が進むことを祈ります。

 

関節リウマチに限らず、どんな疾患も、

かかりつけ医がすみやかに専門医に紹介し、

専門医が検査、診断、治療をし、

また、かかりつけ医に患者をもどす、という

病診連携が大切です。

 

脳脊髄液減少症だって、早期発見と、病診連携が大切なのです。

 

そのためには整形外科医の先生方に、

脳脊髄液減少症を深く学んでいただかなければなりません。

 

広く全国の整形外科医の先生方が、

脳脊髄液減少症に深い関心と理解を持っていただけない限り、

診断未確定関節炎の中に潜む、脳脊髄液減少症患者は救われないと思います。

 

今まで脳脊髄液減少症という病名を聞いただけで、激しい拒否反応を示したり、

私の訴えを冷笑して、脳脊髄液減少症の治療に取り組んでくれている私の主治医をバカにしていた整形外科の先生方、

もうそろそろ、

損保の流す情報ばかり信じていないで、

実際の患者の声に、真摯に耳を傾けて、

患者救済に力を貸してくださいませんか?

本来の医師の使命を思い出していただけませんか?

 

これらかの外傷性の脳脊髄液減少症患者は

絶対に見逃されないように、早期発見早期治療の体制を確立して

患者を長く苦しめないでほしいのです。

 

 (はっきり申し上げますが、私の症状がまだ、脳脊髄液減少症が原因だとわからなかったころ、

めぐっていた病院のひとつに、某女子医大病院がありました。

そうなんです。私は某女子医大の医師に脳脊髄液減少症を見逃された経験が

実際にあるのです。

当時は、外傷性脳脊髄液減少症という病態の存在が

S医師もまだ気づいていない時代でしたから、しかたがありませんが。今後たとえどんな症状からでも

脳脊髄液減少症を見逃さないような診断体制が整うことを願います。)

 

コメント
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