雪が原因でのスリップ事故、
歩行中の転倒、
雪下ろし注意の屋根からの転落などに充分ご注意ください。
それらの誰にでも起こりうる身近な事故での、
骨折や打撲は、全国どこでもたいていの医師にはすぐ気づいてもらえ、すぐさま適切に治療してもらえることでしょう。
しかし、人体への衝撃が原因で
脳脊髄液減少症という、見えない体内での怪我が発症していても、
患者の訴えからは、たいていの医師は気づくことができず見逃されることでしょう。
雪に慣れていない都心の皆さん、
雪ですべって転倒に注意、激しく腰をうったり、はげしくしりもちをついたりしないよう、充分注意してください。
街のみなさん、
スタッドレスタイヤをきちんとはいて、運転にはスリップ事故に充分注意してください。
スリップしてつっこんでくる車があるから、用がないなら外出は控えてください。
雪国の皆さん、
大雪が降るたびに、屋根に上がっての雪下ろしには命づなをつけるなど、転落に充分注意してください。
屋根から転落して、体に激しい衝撃をうけても、幸いどこも見た目怪我がなくても、
1ヵ月後、2ヶ月後、3ヵ月後、半年後、
体のだるさ、痛み、めまい、不眠、いらいら、気力の低下など、さまざまな不調が出てきて、
あきらかに身体的、精神的異常を感じて、医師を受診してもいくら検査しても異常なしといわれ、
原因がわからないとき、
もしかしたら、あなたは「脳脊髄液漏れ」という見えない体の内部の怪我を負っているかもしれません。
原意不明と言われたら、精神的な病を疑う前に、症状が脳脊髄液減少症に似ていないかよく調べてください。
もし、転倒転落後、原因不明の体調不良が続くなら、
一度、脳脊髄液減少症の知識と経験のある医師を探して受診の上、ご相談ください。
それから、
脳脊髄液減少症に対して、否定的意見をお持ちの
損害保険会社や、
そういったお考えの損害保険会社側寄りの医師の皆様はどうせこう考えているんでしょ?
『転倒、転落なんかで、いつでも誰でも脳脊髄液減少症が発症するなら、
交通事故被害者で脳脊髄液減少症になったと主張する人も、
交通事故以前に、転倒や転落や出産などの人体への衝撃で脳脊髄液減少症になっていたんじゃないの?』
『事故以前のお産やスポーツですでに発症していたんじゃないの?
交通事故で脳脊髄液減少症になったわけではないんじゃないの?』と
さぞかし言いたいことでしょうね。
でも、それは違うでしょ。!
転倒、転落でも脳脊髄液減少症になるなら、
交通事故ならなおさら、
脳脊髄液減少症になる可能性が高い、と考えるのが自然でしょ。
まして、車がめちゃめちゃになるような交通事故や、
出血を伴うほどの他の怪我を伴うような激しい交通事故なら
軽い交通事故より、
さらに脳脊髄液減少症になっている可能性があると考えるのがむしろ自然でしょ?
違いますか?
国も裁判所も、水俣病や原爆症の教訓から、疑わしきは救済せよ。
患者は広く救済してほしい。
もう、今後は、
交通事故で脳脊髄液減少症を発症した患者を
ただでさえ、耐え難い症状を抱えて苦しんでいる事故被害者を、
もうこれ以上、無理解で苦しめないでください。
保険金詐欺師ではない、真の被害者は
正しく認めて、補償して助けてあげてください。
何のための保険なんですか
事故被害者を無理解でさらに苦しる保険会社なんていりません。
そんな保険会社には口コミで、皆入らないで自然淘汰されてほしい。
山形大学内に事務局のある脳脊髄液減少症の公的研究班は
患者の期待をうらぎって、約束の3年間で結果を出せずに延長したのだから、
せめて、診断基準だけは
患者の期待を裏切らず、
広く、もれなく、患者を救済できる診断基準にしてほしい。