二人暮らし 日々諸々。

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お月見の室礼(しつらい)

2014-09-15 10:50:45 | 一戸建てを建てるまで

茅乃家の台所(博多リバレイン店内)で始まったはじめての
室礼(しつらい)教室。前回、七夕の短冊にお月見のレッスン
も当選!と願いを書いて帰りました。毎回抽選なので申込
開始日から当選通知が届くまで本当にドキドキします(笑)。
お月見も運よく当選しました。ありがとうございます!

 

 

向かって右に十五夜、左に十三夜の室礼が迎えてくれ
ました。しかしながらプロフィール写真で見るお着物姿の
先生もですが、お洋服の先生も超素敵☆ おキレイで
こんなふうに歳を重ねたいなあと思います。ハート(笑)。

 

 

し つ ら いという言葉は日本で生まれた言葉。
源氏物語の中にもたびたび出てくる「しつらい」です。
一年の節目、人生の節目に季節を盛る。言葉を盛る。
心を盛る。。。先生の話に引き込まれ、美しい行為
だなあと思いました。

お月見に夜空に輝く満月を観賞する、まん丸の豊穣を祝う、
生命の満ち欠けへの連想から自分に生命を繋いで下さった
祖先の霊を偲ぶ。月明かりに心を寄せます。

盛るのは、十五夜にちなみ一寸五分の団子、季節の野菜や
果物です。ススキは稲穂に見立てる植物です。

 

 

お月見が形を変えてこんな感じになりました♪
ガラス器にススキが入り、うさぎを折って完成。

 

 

「月にうさぎ」は、うさぎの精神を語っているそうです。
神様がピンチの時、きつねは獲物、さるは木の実を持って
さっさと逃げたのですが、うさぎはわが身を捧げ、火の中に
飛び込んだそうです。店内のディスプレイにもありました!

 

 

な お ら い(直会)。神様にお供えしたもの(盛る)を
そののちありがたくいただきます。
十五夜だんご、芋名月、重陽の節句(菊の節供)にちなんだ
お料理をいただきました。

 

 

年中行事に地域性があるように、室礼ではそのような
ことを盛ってもよいそうです。その一例が先生の室礼。
先生は博多のご出身。ちょうど博多の秋祭り“放生会”の
頃なので、名物の “チャンポン” と “おはじき” を
盛ったそうです。面白いですよね。

 

 

川端ぜんざいに寄りました。

 

 

あるかな~あるかな~かき氷!
越してはじめての夏、真っ先に食べた思い出の宇治白玉。
ふわっふわの氷に感激☆ あまりに美味しくて、これからは
福岡で夏を過ごすたびに食べよう、暮らした当時に
気持ちをリセットする儀式としようと思いました(笑)。
越して今夏で5年目かあ。氷に間に合ってよかった♪

 

 

帰宅して復習を。
教材は全て持ち帰れるので助かります。

 

 

一寸五分もある月見団子の大きさが気になって仕方が
なくて、ペットボトルのキャップと比べてみました。
この大きさが豊かさだそうです。

お団子がまん丸じゃないことが分かりますでしょうか。
形成時、最後にギュッと押さえるそうです。どうして
わざわざ?と思ったのですが、これは、最後の最後に
ギュッと願いや想いを込める行為だそうです。

 

 

ふるさとのかぼすを添えて~が わが家流。

 

 

部屋を移動したり、うさぎも2パターン折ったり。
何だかおもしろい(笑)。

 

 

芋類はさっそく晩ごはんに。お味噌汁に変身!
おかげさまで風情がある食卓になりました。

 

室礼は循環する文化。
なんとか一年を通して参加出来ますように(祈)。
。。。にしても当選は高倍率!
方々で良縁祈願に燃えなくては(爆)。

 

 



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