二人暮らし 日々諸々。

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七草粥

2016-01-10 15:37:00 | おうち歳時記

お正月から数えて七日は人日の節供、七草粥を食べる日。

人日の節供(五節供のひとつ) になったのは、七種の菜を
食べると万病にかからないという中国の言い伝えと、日本
にも平安時代からあった七草を食べる習慣などが習合された
ようですね。

今年もスーパーでパック詰めを買いました。

セリは、身体の余熱を取る、血圧を下げる、胃を丈夫にする
利尿作用、血を浄化する。

ナズナは、健脾、止血、むくみとり。「肝」によい。

ゴギョウは、咳に効いて痰を切る。

ハコベラは、血をきれいにする。

ホトケノザは、胃腸をよくする。

スズナは蕪のことで、消化不良や便秘、降圧作用。

スズシロは大根のことで、胃腸の調子を整えます。
体内の余熱を取ったり、「肺」を潤す作用や、利尿作用も。

 

 

七草の苦味は、春の五味「苦」そのもの!
早春の勢いのある “気” を身体に取り入れました。
わが家の七草粥は餅が入ります。
人日の節供(年中行事、ハレの日)なので。
ハレの日の食べものと言えば餅なのです。

 

 

それから、運気盛り、運を願って「ん」のつく、
こ “ん” にゃく(こんにゃく) を添えました。

こんにゃくは11月~1月ぐらいが旬。
腸の老廃物や毒素を外に出してくれるので、
消化不良や便秘の改善に有効。
薬膳では利尿作用があるとも言われます。

薬効が高いのは “生芋こんにゃく“ の方だとか。
今ごろは新物が出回る季節なので特におすすめ!
水分と臭みを徹底的に抜くと本当に美味しいと思います。

ただし、こんにゃくは身体を冷やす性質なので
(冷えが気になる場合は) 体を温める唐辛子やネギなどを
合わせるとよいかも!




 



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