二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

'12 12月 薬膳風お正月

2012-12-20 19:34:19 | 薬膳教室

大雪、冬至…聞いただけで寒いっ。
それに今月は日にちも走っていて、習う節気はもう冬至。

この時期は、新年を健やかに迎え、過ごすためにしっかりと
養生することが重要。

臓腑、各器官を温める“温補(おんぽ)” と、腎性の不足を
補強する“補腎(ほじん)” というキーワードを習いました。

大雪の頃には~“温性”、“熱性” のものを摂ること、
消化上手になること、腎に温かい環境を与えること、
寒さに気をつけること!

冬至の頃には~“涼性”、“平性” 、“温性” のものを摂って
早寝遅起き、軽めの運動、腎を温めること!

日々の食卓には~カラダ温め食材、潤し食材、気・血を補う
食材、消化薬となるものを!

何かと慌しいのですが、分かりやすい言葉を使ってくれるので
ごはん作りに迷わない(笑)。先生ありがとう!!

 

この時期のテッパン食材をお正月料理にアレンジ!
特にクコの実。
“肝と腎を補う。血を増やし毒素から肝を守る” という効果が
期待できるらしく、献立のあちらこちらに登場しました。

ふむふむ毒素から肝を守るか・・・使えるじゃん(笑)。
まずは黒豆と揚げたえびしんじょに使いました。

栗きんとんに使えそうなさつまいものサンザシ煮。
サンザシは消化を助けるそうです。

紅白のれんこんは赤梅酢で色付け。
れんこんの他サンヤク(山いも) もいいそうです。

 

豚の食薬煮。豚は部位が色々とありますが、秋・冬おすすめの
部位は“骨付き” だそうです。(秋・冬は) 乾燥をしているので
骨から出るエキスで失われた潤いを戻すのが良いそうです。

 

紅花の手まり寿司。紅花を入れた寿司飯をひと口サイズに
むすび、消化薬の大根とカラダを温めるサーモンで巻く!

 

デザートは黒黒羹。腎に良い“黒い食材” の黒豆と黒砂糖
をW使い! それから りんごのバラ。ビジュアルも美しい先生の
“魅せる” 薬膳です(笑)。

 

りんごの着色は な ん と赤梅酢! 仕上げに桂枝(シナモン) を
ふったのですが意外と相性は良かったです。
すっきり甘くて好みでした。うふふ。バラを覚えました(笑)。

 

発展途上のあいこ作、薬膳スイーツ。
自家製のチンピ(陳皮:みかんの皮の天日干し) を使って
“薬膳オレンジケーキ” を作りました。先生のアドバイスで
消化を助けるサンザシも入れました。一緒にミル!

 

いい香り~♪