二人暮らし 日々諸々。

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九州国立博物館 ~誕生! 中国文明 ~

2010-10-21 11:58:35 | 筆文字を書こう


しばらく冷蔵庫に貼ってたパンフ。秋の九博、特別展のもの。
誕生日は入館料が無料になるので、その日に行く気満々でした
が、なんと誕生日、月曜が休館日。このサービス(誕生日の)
翌日にでも振り替えてくれるのかと思いきや、そんなことはやって
いないそう。撃沈。ならば前売り券(笑)。


大宰府駅下車。周辺の木々はやや紅葉。


天満宮から博物館への連絡通路は、エスカレーターと歩く
歩道。歩道のトンネル、ちょっとワクワク。七色に変わります。


到着。出品目録を見て、絶対に見たい!! と思ってた文字に
会ってきました。ガン見したのは甲骨、象形文字。想像よりも
はるかに小さな文字でした。よくもまあ、こんなに小さく刻めた
ものだな~と思いました。
それから石に彫られた文字、隷書。いったい何文字彫ってんの!!
その数やものすごい熱意。しばらく一緒に彫ってる妄想(爆)。
石の質感、彫り具合、実際に触れてみたかったな。
それから金印。偉い人は金なのね。リッチだわ(笑)。


トピック展示、ひとつ目は茶の湯。中国からの茶道具、朝鮮半島
からの器、茶碗。そのうち千利休が「新しいものを作ってみよう」と
はじめた花入や水指など、そうやって茶もまた道になってきたことが
分かります。お茶室は茶掛け。ここでは唐物(中国)の書。


トピック展示、二つ目は仏教美術(館蔵)。立像の観音菩薩様。
直立ではなく、右足が少し前に出ています。こちらに歩み寄り
語りかけてくれてるよう。自然と手を合わせました。


ここのミュージアムショップ、季節ごとに手ぬぐいが充実して
いるので楽しい。11月は益々深まる秋なのでそれ用に、
濃茶色ベースの葉柄ものを♪
そして名前の「藤」シリーズから金蒔絵シール。所蔵の鍋島
大皿の藤棚。本物は今回も展示がなかったので次に期待。
それから天満宮の門前で見つけた「藤」のお香。ぽわ~っと
癒される香りです。


時々勉強に行く「伊都の里」研修所。糸島にあるのに“ 糸 ”
ではなく “ 伊都 ”と書いてある。なぜだろう。

展示品で解決しました。
倭人伝によると、中国との文書を扱う役人が伊都国にいたん
だって。(文章には印、金印ね)。

書、文字の施設だけに、あ え て 伊都と書く。
いまさら…なんだけど、とてもスゴイことを発見したような
気がしたわ(爆)。
20th Oct.