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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

改めて思ったが、この国には「命」についての議論が致命的に欠けている。

2011-03-31 10:17:20 | スピリチュアル
リンク先のブログの内容とは関係がありません。
現在のこの国の世論の迷走について、ヒントを与えてくれたので取り上げます。

雇用メルトダウン(池田信夫)
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51693332.html

このままでは「余命3年」どころか、あと1年ぐらいで日本経済が「焼け野原」になるおそれもある。しかし被災地のみなさんには申し訳ないが、財政が破綻しても人が死ぬわけではない。3万人の命が失われる状況は戦争を除けば考えられないのだから、戦後最悪の災害をくぐった日本人は、危機に立ち向かって改革する勇気を得たのではないか。


あります。
毎年3万人超えするものが。
「自殺」です。
年間5000人の交通事故死亡者よりも多いです。

自殺の理由は「健康的問題」や「経済的問題」が大半です。
つまり、日本人にとって経済的問題や健康的問題が非常に重要だということです。

原発の放射線ばかりに注目するのは局所的合理性であり、大局的に見れば「経済」や「健康」について包括的に考える方がずっと重要なのです。
放射線は「健康」を害する一部のファクターでしかなく、「健康」を害するものはタバコや偏食・暴飲暴食・寝不足など他にも山ほどあります。

当Blogでは初期の頃によく取り上げた問題なのですが、日本には「命」について総合的に考える機会が足りていません。
日本では「命」に関する議論がまるでタブーのように敬遠されてしまいます。
答えがないからです。
宗教的背景が薄いから、教えることのできる人がほとんどいない。

「命」に関する議論は「生き様」に直結する話なので、人がどう生きるかという点について重要な役割を果たします。
逆に言えば、命の議論をしない人々は「どう生きるか」という点について考えを持っていないのです。
生きることへの指針がないから、目の前の問題にどう対処するかが人生のメインテーマになる。
だから、些細な情報に振り回される。

日本人は、安全保障の問題も、エネルギー政策の問題も避けてきましたが、それは当然です。
その前に「命」に関する問題を避けているのですから、安全保障もエネルギーもどう考えたらよいかわからないのです。


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