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フリートーク
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【AKB48】「乃木坂46 vs. 指原莉乃」は指原の負け、だが指原莉乃として大勝利!

2012-05-09 01:00:54 | AKB48_アナリシス
乃木坂46が指原莉乃に3.2万枚差をつけウィークリー1位を獲得(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51819802.html


みんなわかっていないですね。

いやいや、ようやく語れます。

結果が出るまで待っていました。



確かに「乃木坂46 vs. 指原莉乃」という枠組みでは指原は負けました。


しかし!


指原莉乃としては大勝利!


言い訳でも負け惜しみでもなく、よく考えてみればわかることです。


もともと「この勝負の結果によって何かがもたらされる」なんて誰も期待していなかったのです。

(言い過ぎかも・・)


勝ち負けなんてどうでもいい、のですよ。


実はね。


大事なのは中身です




今回のソロデビューの件で、指原は超選抜クラスの仲間入りをしたわけですよ


それと同時に超選抜クラスであることを証明したのです。

(当Blog流に言えば、大・大名クラスにステップアップしたわけです。)


多方面へのコネクションの構築もできました。


各種マスメディアでのパス、認知度も高まったと。


何より指原の社会的認知度はかなり高まったといえるでしょう。


どういうことか?


「茶番だ」と批判している、そうあなたのような人のためにあったイベントだったのです


なぜなら、あなたのような人たちは、この勝負の勝ち負けに興味ないでしょう?


だから大事なのは勝ち負けではなく、勝ち負けに興味ない人にリーチするためのアプローチとしての勝負だったわけです。


とにかく、とにかく認知されることが非常に重要です。


「へ~、そんなことやってるんだ~」「ふ~ん、変なことやってるね」と思った人がいたなら、指原は勝ったといえるでしょう。


人間は都合よく忘れることはできませんから、知ってしまうと後戻りできないのです。


好き嫌いどちらであっても、知ってしまったらもうネットワークに組み込まれてしまいますからね。


アンチすら利用されてしまうのは、AKB48を知っている人ならいわずもがなですよね。


「ゆるい参加層」の獲得です。


こういうの電通さん大得意なんじゃないですか?
SIPSモデルというものを提唱してましたもんね。
「ゆるい参加層」の獲得が重要だとかなんとか。
関係はないかもしれませんが、似たようなこと考える人は多いと思いますよ。



つまり、指原莉乃の全方面に向けた大プロモーションだったということです。


「ゆび祭り」の時に書いたんですよ私。


コトを進めるには「大義名分」が大切だって。



いつも主張している通り、重要なのは「利益」ではなく「持続的な利益」なのです


今回の件、指原の大勝利!


売上げの落ち込みを防ぎたい乃木坂46とWin-Winの戦略でしたね。


あっ、指原個人という意味では、まだ勝負は継続中ですね。

大勝利といってしまうには、早すぎる気はいたします。


「そんなのわかってたよ!」という意見はあると思いますが、「秋元の1人がち」とか「思うつぼ」とかいう意見の場合、そういうこと言ってる人は理解してないです。


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぱるる推し)
2012-05-09 23:04:07
こんにちは。

メディアでも大きく取り扱われていたようですし、
主さんの仰る通り、一般層へ向けては見事なプロモーションだったと思います。
どちらの陣営にとっても大満足だったのではないでしょうか。

特にさっしーに対しては、内外から、追い風・向かい風の両方が強く吹いたようですね。
本人は困惑していたようですが、いいことなのだと思います。

ただ個人的には、今後はこういう知名度の上げ方ではなく、
もっと真面目にメンバーの「実力」を世間にアピールする路線を期待しています。
(部活動もきっかけになるかな?)

駄文失礼致しました。
両軍のファンの方々、お疲れ様です、ナイスファイト!
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指原の実力とは何か (advanced_future)
2012-05-09 23:22:45
>ぱるる推しさん
いつもコメントありがとうございます。

ご指摘いただいた点、よく理解しているつもりです。
ただ、「実力とは何なのか?」を問い直す必要があるのかもしれません。

指原の人気、やすす先生から推される理由、それは指原が体現しているものにあるのだと思いますね。

歌唱力、ダンス、ルックス、振る舞い、しゃべり、リアクション、etc...などのことを実力と言うのでしょうか。
同意する意見もあるだろうし、それだけではないという意見もあるでしょう。

それとも全てを含めた上で「納得感」のことなのか。
でも、AKB48自体が、世間様の納得とは異なる位置にいるグループかもしれません。

指原の人気を説明できる実力とは何か?

ひょっとしたら、今回のプロモーションは「指原の実力を思う存分にアピールする路線」だったのかもしれませんね。

さて、どうでしょうか。
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Unknown (ぱるる推し)
2012-05-10 22:08:05
こんにちは。

確かにあの騒動が成り立ったのは、さっしーの(キャラを含めた)実力だと思います。
他の人では、ちょっと想像できません。

そして、すみません、私が「実力」と書きましたのは、
メンバーの中には一芸に秀でた子がたくさんいると思ったからです。

歌、ダンス、ギター、料理、画、英会話、などなど、
そういう才能が何かのきっかけで世間から注目されれば、
AKBに対する目の向けられ方も変わってくると思いますし、
新規獲得、持続的利益、地位向上に繋がるのではと思ったからです。

岩佐さんの演歌や仲谷さんの著作などは、理想的な進出方法だと思います。
咲子師匠のピアノや鈴蘭のゴルフも面白いと思います。

連投失礼致しました。
返信する
また長くてすいません (株トレーダー)
2012-05-11 00:54:55
akb側から物事を見てる人がいかに冷静な視点を失ってるかを表す結果でした。
客観的に見て、私は、指原さんがこの世にいなくても乃木坂はシングルを出してたと思いますが、乃木坂がなかったら指原さんはソロデビューできてないと思うんですが、どうですか?
ミューズの鏡は投資組合案件ですから回収できるかを見てます。当然、レコード会社がソロデビューさせて売り出す確約も取って投資しますので、乃木坂との同発も全体のスキームの一部と見てます。
松井さんと同じ事務所の声優の平野綾も出演してます。声優出演は投資回収の確率を上げる為です。
ちなみに、以前はこの枠で同じ監督脚本でソニー所属の声優のスフィアの番組をやってました。
ソニーが芸能事務所である事を忘れてる人も多いですね。
スフィアは系列の声優事務所の声優を全員解雇して新しくオーディションで募集しました。乃木坂と同じで裏で素人ではない人にも声を掛けて集めた四人です。
けいおん!に二人主演する事が決まった時点でスフィアを結成させる見事な立ち上げ。
他にも、エンタの神様ブームをきっかけに百人以上の芸人を無給で所属させました。
それで、今度はアイドル事業です。立ち上げるなら今がおいしいというソニーの嗅覚で始まったのが乃木坂でしょう。
乃木坂も無給の契約かもしれません。始まる前に辞退者が出てますから。親が金持ちそうな子ばかりですし。

私には秋元康よりソニーの方が優秀だと思うんですけど。
もう一つ質問。もしエイベックスが秋元康と組んでakbの公式ライバルを作ってたとしたら、乃木坂と同じように売れてたと思いますか?
なんとなく、いつの間にか、やっぱりソニーは凄いという空気になってませんか?
一年前は9nineを一万枚しか売れない会社だったんですよ。
例えば、乃木坂をやる前にスパガのセンターを引き抜いてソロデビューさせたら、ただの嫌がらせで本気で売るとは思われません。ファン発狂物。今なら悔しいけど期待を込めて応援するでしょ。

選択肢が増える方向に戦略を打つと負けにくいんです。
秋元康と関係なくアイドルオーディションをするとしたら、ももクロもakbもいるキングよりもソニーに所属したいと思う子は多いでしょ。今なら。

ブランドを作るというのはそういう事です。

つまり、今、その現場を見れてるのに、凡人は気付かないんですよ。

結局、利用する側(指原)の勝利、利用される側(乃木坂)が上位です。akbが上位、乃木坂の勝利でもあります。

蒸し返すようですが、私はリーダー(上位)は部下にとって利用しやすい人がなるべきだと思います。松井玲奈さんは他者に何かをしてあげようという人ではあっても、誰かに利用されたくはない人だと思います。そういう人がリーダーぶって権力を行使するとwinwinにならないケースが出やすいので私には許容できないんです。
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追記 (株トレーダー)
2012-05-11 05:56:29
乃木坂と同時発売じゃなかったら、ゆび祭は開催が危ぶまれるぐらい叩かれると思います。対決だから奥の手を使った感でごまかしてるだけで。だから乃木坂と同発は既定路線だと思うんですよね。
他のグループとの握手券とか、おまけが商品と無関係でも問題はないですが、良い席のチケットを買うのに、そのチケットの出演者と無関係の商品を買わないといけないのは抱き合わせ商法の可能性が出てきませんか?
微妙なラインですから、あとは苦情の数、みたいな所に足を踏み入れた手法だと思います。
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今回の指原さんと乃木坂46との対決について (passfinder1945)
2012-05-11 11:24:39
はじめましてpassfinder1945と申します。

AKBのことは特別詳しい訳ではありませんが今回の指原さんと乃木坂46のCDの対決について思うことがあったので投稿しました。

それは、シングルの定義のについてです。

オリコンチャートの場合は過去に今回と同様なシングルの扱いについて様々なケースがありました。


例えば浜崎あゆみさんの「A」や「H」はオリコンチャートではシングルの扱いになりミリオンセラーにもなりましたが、レコード協会の方ではミニアルバムの扱いでした。

しかし、Hi-StandardさんのCDについては浜崎あゆみさんの「A」や「H」とほとんど同じような収録曲の構成でありながらオリコンチャートではシングル扱いはされませんでした。

また4曲ルールについても非常に曖昧な部分があり過去には今回の指原さんのCDとほとんど同様の収録曲の構成でありながらシングル扱いになった例もあります。

なので今回の指原さんの劇場版の扱いについては非常に微妙なところがあります。

このあたりの詳しいことはオリコンチャートなどを専門に分析している方のブログを見ると非常に参考になります。


サウンドスキャンチャート(こちらの集計基準では最初から握手券付きなどはノーカウント)では指原さんが約11万枚で乃木坂46は約7万枚で指原さんの圧勝でした。

今回オリコンチャートでは指原さんの劇場版がノーカウントだったのでオリコンチャートとサウンドスキャンチャートの指原さんの売り上げ枚数はあまり変わりませんでした。

しかし、乃木坂46に関してはオリコンチャートの売り上げの約半分でした。

今回に関しては指原さんの劇場版がノーカウントになった以上、対決のために公正さを優先するのならば指原さんの劇場版に相当する乃木坂46の握手券付き等のCDもノーカウントにしたほうがよかったかもしれません。

もし、双方の劇場版等をノーカウントにした全く同じ条件で競争したら指原さんの圧勝だったので指原さんはデビュー曲で幻の1位をとったと言えるのかもしれません。

ただ、今回の対決は企画としては良かったと思いますがルール統一などを含め、細部の調整が雑な印象があり、関係者相互の連携がうまくいかず(総選挙の前で多忙なことはあると思いますが)結果として白けてしまった感が大きかった印象があります。

ただ指原さんにとって幻の1位(この種のものは長く記憶に残るので)と言われる可能性がでたという意味では長期的に見ればプラスだったかもしれません。

「幻の1位」という表現が一般に広まれば指原さんにとっては大きなプラスかもしれないですね。
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ぱるるを推しましょう (advanced_future)
2012-05-11 14:15:06
>ぱるる推しさん
いつもコメントありがとうございます。
こんにちは。

ぱるるも推したいです!
どうか、ネタをください(笑)

よろしくお願いいたします。
返信する
ソニー買してください(笑) (advanced_future)
2012-05-11 14:44:45
>株トレーダーさん
コメントありがとうございます。

全然長くないです!
私の文章はいつも無駄に長いので・・


>客観的に見て、私は、指原さんがこの世にいなくても乃木坂はシングルを出してたと思いますが、乃木坂がなかったら指原さんはソロデビューできてないと思うんですが、どうですか?

乃木坂46との勝負がなくてもソロデビューは可能だったと思いますが、おっしゃる通りで、勝負のなかった時とは違ったものになったでしょうね。
それは私も本文で書いた通りです。
株トレーダーさんの文脈でいえば、投資効果を最大化するために、一連のスキームは練っていると思います。


>ソニー

株トレーダーさんはけっこうソニーを買いますね。
本日の株価はかなり下落してますが(笑)
私もソニーは好きで長年のソニーウォッチャーなので、いろいろと思うところがあります。

優秀さでいえばソニーの方が優秀でしょうね。
ただ、どちらがイノベーターかと言われれば、秋元康と答えます。
私は。

AKB48公式ライバルやるならソニーしかなかったでしょうね。
歴史もさることながら、意志と能力がないとできませんからね。
ただ、乃木坂46がブレイクするかどうかは、まだわからないと思います。
ここからです。

当然といえば当然かもしれないのですが、1作目から2作目にかけて売り上げは伸びていないですね。
組み立てた一連のスキームのどこかの時点でブレイクに向けて仕掛けてくると思いますが、それがいつ、どういう形でなのか、気になって仕方ありません。
俄かには乃木坂46がAKB48のライバルとして認められるほどブレイクするとは信じがたいです。
楽しみです。


>選択肢が増える方向に戦略を打つと負けにくいんです

戦略ポートフォリオのお話ですね。


>松井玲奈さん

相変わらず株トレーダーさん松井玲奈さんを許せないようですね・・
それだけ松井玲奈という人物を認めていることの証左なわけですか(笑)
彼女は凡人ではないので、思う通りにはならないと思いますね。
私は逆で、彼女のそういうところが好きです。
彼女は平時のリーダーではなくて、乱世の英雄、チェンジ・エージェントですよ。


>乃木坂と同時発売じゃなかったら、ゆび祭は開催が危ぶまれるぐらい叩かれると思います。対決だから奥の手を使った感でごまかしてるだけで。だから乃木坂と同発は既定路線だと思うんですよね。

大義名分は大事ですね!


>良い席のチケットを買うのに、そのチケットの出演者と無関係の商品を買わないといけないのは抱き合わせ商法の可能性が出てきませんか?

微妙なラインですが、大丈夫だと思います。

「ゆび祭り」は「アイドル」のためにやるのであって、CDを売るためではないと思います [再追記]
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/9fc748fef7145c408a4e8568df3ef8af
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物語 (advanced_future)
2012-05-11 15:38:58
>passfinder1945さん
コメントありがとうございます。
はじめまして!


>幻の1位

そうですね。
はじめから、想定されていた「物語」だと思います。
ローカルではこの話をしていたのですが、ここには書きませんでした。
(単に気力と時間がなかったから・・)

私は今回のことを、上杉謙信と武田信玄の「第4次川中島の戦い」にたとえて説明していました。
山本勘助の「きつつき戦法」で有名な戦いですね。
山本勘助が上杉勢の後ろに回り込もうとしたところ、上杉勢がそれを察知して前に前進して武田本体に突っ込んで大乱戦になり、両軍とも多くの死傷者を出したそうですね。
しかし、どちらが勝ったかが、立場によって変わるんですね。
上杉勢は「上杉が勝った」と主張するし、武田勢は「武田が勝った」と主張するのです。


ファン・コミュニティにとって、いやこれはAKB48の核心的部分である「顧客との関係性」についてなのですが、AKB48と顧客は物語を深く共有し、構築することで、互いの関係性を高めています。

一般的な認知(人気)とは別に、AKB48とファンの間でしかわからない物語の構築こそが、AKB48ビジネスのコアです。
人間の考えは他人に移植できませんから、物語は極めて高い模倣困難性を持つ参入障壁であると同時に、顧客の心を深く掴んで離さずAKB48から離れるスイッチングコストを高めます。

今回の指原の件には、幾つかの戦略がフラクタルに張り巡らされていると解釈すべきです。

一つは、本エントリで述べた一般的な認知の拡大の方向性。
一つは、「幻の1位」といった指原とファンとの間の物語性。

本エントリで述べたように「勝負」はあくまでも踏み台であり、目的は違うところにありますので、

>今回の対決は企画としては良かったと思いますがルール統一などを含め、細部の調整が雑な印象があり、関係者相互の連携がうまくいかず(総選挙の前で多忙なことはあると思いますが)結果として白けてしまった感が大きかった印象があります。

たしかに興ざめはよくないですね。
というか、このエントリの考えが広がると余計に興ざめるからよくないですね(笑)
でも大丈夫です。
全て妄想です!!
返信する
関係者相互の関係 (passfinder1945)
2012-05-13 18:46:22
レスありがとうございます。

そうですね、長期的なプロモーション上のメリットを考えた場合、「幻の1位」についてはリリースに関わる関係者の間ではある程度想定されていたと思います。


この種の企画には多数の関係者が参加していますが、総選挙前ということもあり、皆多忙なため関係者相互の打ち合わせや連携不足が露呈してしまい細部の調整ができず後味の悪さが出てしまったかもしれません。

特に複合的な目的があり、そして参加する関係者が多数になるほどそのあたりは重要になってくるかもしれません。だからこの時期にする必要性については論議があるかもしれません。

また、関係者それぞれ、思惑が大きく違い同床異夢のような状態になっていたかもしれません。現実は各関係者の間で利益が相反する場合があり関係者が増えると調整が難しくなってくるかもしれません。そうすると各関係者はそれぞれの思惑で動く場合もよくあります。

もし、それを打破しようとすると多少の批判を覚悟した上でのSSAでのサプライズのような方法も必要になってくるのかもしれません。

ただ、関係者にしか分からない情報もあるのでなかなか難しいですが。
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