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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

アフガニスタン 死の谷

2010-03-04 23:24:23 | TV・書籍
February 14, 2009 B Co 1-26 Infantry in Kornegal Valley, Afghanistan


本物?
どうやって入手したの?
米軍はこういった情報を公開しているのか?

戦争はどこまでいっても「現実」なんだなと思わされた。
映画のようにスムーズには事は進まない。
戦略論で戦争を語ることが多いのは、戦争は不確実性のかたまりみたいなものだし、死に直面しているから人間の不合理性が出やすい。
そういう意味で、格好の教材なのである。
「戦略」という言葉からしてわかるように、もともと戦争のためのものだからね。

そして、この映像で改めて思わされた。

「戦略は細部に宿る」

浅田真央の涙

2010-02-26 19:35:10 | TV・書籍
神の配剤の続き。

浅田選手の演技直後のインタビューは言葉を絶するものがあった。

スポーツのショービジネス化によって見えなくなっていた競技者の生の姿。

一瞬目を背けたくなった。

私は彼女の背負ってきたものも、向き合ってきたものも、彼女の背景を知らない。

だけど、言葉で表現できない、なにかすごいもの伝わってきた。

こんなインパクトの強い涙をいまだかつて見たことがあっただろうか。

メディアがこれまで向き合ってこなかった本物がTV画面から伝わってきた気がする。

私にとって間違いなくバンクーバーオリンピックのハイライトである。

たぶん、バンクーバーオリンピックは残らないが、浅田のあの姿をずっと忘れないだろう。

「日本辺境論」雑感

2010-01-29 14:24:18 | TV・書籍
「私的日本辺境論」を述べる前に、今回書籍そのものについての簡単な雑感です。

内田樹の「日本辺境論」を読んだ。
(以前、羽田空港で軽く立ち読みしていたのだが、彼に敬意を表して購入した。)

まず、面白い
売れるだけのことはある。(鳩山総理もお買い上げだそうで。読んでるのかは不明。)
私個人としては8割程度は率直に同意できた。
(私個人の考えとも近いのが改めて確認できた)

思想的なことにあまり興味がない人も、1章「日本人は辺境人である」2章「辺境人の「学び」は効率がいい」の読み物としてスラスラ楽しく読めるだろう。
1章と2章だけでも「日本辺境論」のほとんどは理解できるから、それだけでもこの本を読む価値はある。
日本人論としてではなく、今後の日本人論を述べるにあたっても有意な考えとなるであろう。


これまで「日本人は・・・だから~」という雑談で発言できなかったあなた、会話のネタにできるのでおススメ。
または仕事か何かで日本的思考に苦しめられているあなた、あなたの悩みを解決するヒントになるかも。

しかし、3章「「機」の思想」は哲学的な素養をもたない人が理解するのには難しいと思う。
たぶん「わかったつもり」の人達がいっぱいいるはずだ。
これは当Blogの主張の中核テーマである「絶対性と相対性」についての彼なりの洞察だが、こういう議論が一般にウケが悪いのは、なんとなく想像できても、実践を想定した追体験を、その経験がない人が想像することが難しいという点にある。
特に「時間」という概念に関する考察は、ほとんど理解されないといっていい。
我々は普段「時計(時刻)」は意識しても「時間」を意識して生活することはほとんどない
「時間そのもの」について考える機会があるのは物理学者と哲学者、死にゆく人と僧侶ぐらいである。
例外としては、スポーツ選手や武道家、職人などはその仕事を極限まで極めようとする中で、自然と時間に関する手触り感覚が身につく場合もある
彼は武道家の立場から、彼は彼自身の説明通り「先駆的な知」により「日本人ならその手触り感をなんとなく理解できるであろう」ということで、その手触り感で「時間」をわかりやすく説明しようとしている。
そういう意味では「なんとなく理解する」でもいいのかもしれない。
これはほとんど彼の趣味、ライフワークなのだ。

私自身、この3章の彼の主張の半分には、理解はできるが同意できないというか、そういう考え方でいいのか疑問に思うところがある。
というのは、「「機」の発想」と「我々の現生活」との間のギャップを埋める方法が述べられていないからである。
いや、むしろ「ギャップを埋める方法が述べられていない」ということが、彼の作為的な意見、政治的スタンスを表明しているであろうと捉えることができ、それが無駄な反感を買うのだと思うのだ。
この日本辺境論に唯一欠けているのは、「日本人の性質」と「日本人の性質と乖離し始めた現実生活の性質」を有機的に結び付けようとする「気概」ではないかと思う。
むろん、彼自身、本書の目的は「大風呂敷を広げること」のみと述べているのであるから、確信的に行われたことなのであろう。
たしかに、辺境人として生きることも、気概を持つことも、どちらがよいのか、それは自明ではないから。

第4章は後から取って付けた印象。
あってもなくてもいいと思う。
読んだ後の印象もさほど残らない。
彼としては、日本人の思考方法を説明するにあたって「日本人が並列処理が得意な理由」に意味があるのだろうが、第1章と第2章の補完的説明だから、第4章は必須ではないと思う。


彼の文章を読んでいると、不思議と「美輪明宏」氏の書籍を読んでいる気分になってくる。(私は彼の本も読んでいる。私は彼の人生」のファンだ。)
美輪氏と同じで、構えさえしなければ自然と入ってくる文章で、とてもわかりやすい。
語り口や、論理展開の仕方だけに理由があるのではなく、彼の問題意識の延長線上に人間の「霊性」があり、彼はそこに向かって語りかけようとしているからではないかと思う。
彼は固体としての人間、表層意識の理性に向かってではなく、その奥にある人間性そのもの、潜在的な理性に向かって語りかけているのだ。
だから頭で理解しようとした時の悶々とした納得感ではなく、直感に刺激されて心底からジワジワと湧き上がるインスピレーションが我々にもたらされる
これが彼の人気の秘訣なのだと思う。

[ネタ] 日本刀の切れ味はいかほど

2010-01-28 12:01:47 | TV・書籍
全部読むのには疲れたが普通に面白かった。
「刀鍛冶」という馴染みのない世界の話なのにひきつけられた。
「日本刀」を直接触ったことも見たことない人が多いはずだが、「日本刀」は日本人の生活の中に溶け込んでいる文化的象徴のような気がする。
(ほんとかよ・・)

ほんと大衆にはなれないマイノリティーなインサイダー情報が手に入るのもネットのいいところだよね。
ロングテールか。

特に個人的に興味深かったのは、日本刀の切れ味。
私も俗説「日本刀を用いて切れるのは精々5人まで」に洗脳されていた輩なのだが、実際にはそんなことはないらしい。
しかも戦場では、敵は甲冑を着ているため、狙う箇所は喉下を突くそうだ。
20人は倒せるとか。


調査研究によると、戦国時代なんかの情報を調べると「映画や時代劇のように戦場で刀で切りあうことはほとんどなかった。」とか。
戦場における死傷者の原因は、飛び道具の弓矢、つづいて槍、最後が刀だそうだ。
刀は相手の首を切るためのものだとか。
考えてみれば当たり前で、敵と近接して刀で戦うというのは最もリスクが高くなるので、その必要性に迫られない限り合理的理由はない。
(弾薬や弓が尽き果てたとかね。)
やっぱり、肉弾戦は恐いよ。。

そして現代の刀鍛冶の技術は江戸時代のそれに遠く及ばないということも面白い。
(実践を前提としないのだから当たり前なのだが・・)

元刀匠(刀鍛冶)だけど質問ある?(社会生活VIP)
http://minisoku.blog97.fc2.com/blog-entry-888.html

[ネタ]バカ殿

2010-01-26 10:37:58 | TV・書籍
バカ殿に出演した台湾人に中国人激怒!志村を天皇と勘違いし「天皇に跪いた!大陸から締め出せ」
(痛いニュース)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1391088.html


ひぃ、超ウケタ。
腹がイタイ・・。

2chのコメンテーターってセンスあるな。

バカ殿の姿を見て、どういう存在か評価するのに、やっぱり文化的背景ってあるのかね。
舞妓さんも顔が白いし、外国人の方は意外にそんなものだと受け入れられるのかも?

それにしても「情報」には付属情報がないから、嘘か本当かもわからないし、まさに「ガラスの剣」だな。
「情報」ほど有用かつ危険なものってない。
おそろしい。

[ネタ]リア充

2010-01-09 11:34:11 | TV・書籍
リア充の科学(ブプレスティス・スプレンデンス)
http://nikomovie.livedoor.biz/archives/974332.html

ほんとこういう人達の編集能力はすごいものがあるな。

生産性が上がると出来た暇で新しい発想が出てくる。
また生産性が上がると、今度はその発想を具現化できるようになる。

理屈は簡単だ。
生産性が向上すると、やらなきゃいけないことをやらなくてよくなる。
やらなくてよくなって出来た時間を他のものにあてることができるようになる。
するとこれまでになかったことをするようになる。
これまでのことに飽きているので新しいことをしたくなる。
たまに大当たりする暇つぶしが出てくる。
これがイノベーション。

書評という名のシーリング・シグナリング

2009-12-18 23:38:12 | TV・書籍
たまにはこんなエントリもしてみます。

ネットを徘徊していると、世の中には驚くほど読書家の人が多い。
1日1冊とか、子飼氏や勝間氏にいたっては1日3冊くらい読むとか読まないとか。
速読技術を身につけている人には可能なのかもしれないが、私には無理。
私はだいたい1週間に1本のペースで、年間20万くらい書籍代に使っている。
読書のみの時間などというものは私の人生にほとんど存在しなくて、だいたい通勤中とか何かの待ち時間の暇つぶしに興味のある本を読むだけである。
(何かを調査するために読むというのはあるけれど。)
趣味的に小説やフィクション系のものはほとんど読まない。
(最近、感性が鈍ってきた気がするのはそのせいか?)
そういえば仕事の片手間で恋愛小説でも書いてみようと思った時期もあったのだが、今は昔と言う感じだ。

そうそう、だいたい本を読む人は、自分が読んだ本を人に薦めたがるクセがある
気持ちはわかる。
自分の言葉で説明するよりも「本を読め」と言う方が楽だから。
「俺の言いたいことはここに書いてあるから。」と。
実は私もその言葉を何度も使ったことがあるし、自分の文才の無さなんかを自覚してるから、言いたいことを本で伝えようとするところもある。

だけど、こういう心理もあるかなと思う。
俺はこういうことわかってんだぜ。」と。
「この本には、こういうこと書いてあるから、勉強しておいた方がよいよ。」
というなんとなく上から目線である。
いろんなBlogで書評なんかを眺めていると「良いと思うものを誰かに伝えたい」という意思の他に、「俺を決して甘く見るなよ」的な自己顕示欲を感じるのである。

そもそも、ネットで書評をするっていうのは、同級生によい参考書を薦めるのとはワケが違う
ほとんどの場合。仕事としてやってる人は除いて。
相手が求めてもいないのに薦めるのだから

たぶん、ネットのように不特定多数の人間と、しかも属性情報がかなり少ない中で接する可能性のある空間では、自分がどのような人間なのかを宣言することがシーリングの意味でもシグナリングの意味でも有効だからだと思う。

だから、「俺は普段難しいこと考えてんだぜ」的な人は難しい本の書評を書いてたりするし、特定の分野のマニアなら、その分野のマニア本の書評を書いていたりする。

もちろん、みんながそうだとはいえないけれど、なんとなくネット上の書評ってシーリングとシグナリングの意味があるのね。
と思ってしまうのである。

そう思うから、私は書評をしていないのである。
でも、やっぱり薦めたくなるんだよね。

サンプロ去ってサンジャポ残る

2009-12-09 22:11:42 | TV・書籍
テレ朝来春大改編!(スポニチアネックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000045-spn-ent

ジャーナリストの田原総一朗氏(75)も「サンデープロジェクト」(日曜前10・00)を降りる

まじか!?
この番組については賛否両論あるが、私は好きだった。
実際に政治を動かす力を持っている数少ないTV番組だからだ。
田原氏も既に75歳だからいつかは降りると思っていたが、その時がきてしまったか。
視聴率も伸び悩んでいたのだろうか。

後任については人選中とのことだが、後任なんているわけないだろう。
どのみちサンプロも終わるということか。

残念だ。

まぁしかし、今後にも期待したい。

大河ドラマが面白い?

2009-11-23 22:39:05 | TV・書籍

『天地人』総評 (妄想大河ドラマ)
http://mousoutaiga.blog35.fc2.com/blog-entry-239.html

超ウケた(笑)
思わず当Blogに「TV・書籍」カテゴリーができてしまいました。

私は大河ドラマは見るほうで、天地人は1/3くらい見た。
もともと大河ドラマには史実性なるものが期待できないのは周知の事実だし、確かに大河ドラマは主人公寄りに話が作られすぎていて、歴史好きには許せない部分も多々あるとは思う。
もう少し骨太なものを見たい気持ちは良くわかるが・・・。
NHKに受信料払う者として文句を一つ言いたくなるのは、株主の立場と同じかもしれないな。
個人的には「巧妙が辻」はよかったと思うし「風林火山」はひどかったと思うが、彼は逆らしい。

ほんとは政治ネタをエントリしようと思ったのだが変わってしまった。