粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

望まれる除染技術の革新

2012-04-24 12:20:05 | 原発事故関連

山本太郎儀、その方原発事故に付き役者的技法にて虚言をもって人心を惑わす。就中、福島の民・百姓に於ける心労計り難く、その咎免れず。依ってその方に、磐城・岩代国終世除染作業の刑を申し付ける。当地の幼児の為にも精進して励め。大岡越前 一件落着!?(平成23年8月20日小生の拙いTwitterより)

名奉行の御沙汰にもかかわらず、このトリックスターは3ヶ月期限付き就職という意味不明の「社会復帰」をはたしながらも、相変わらず「反原発活動」という虚業にいそしんでいる。たまたま彼の動画(昨年5月作成)を見たが、その福島差別発言には怒りとともに悲しみさえ覚える。彼は何をもって「超高濃度汚染地域」などと暴言を口走れるのだろうか。彼を含めた反原発派たちの煽りで、全く移動の必要のない人々がどれだけ無意味な移住に駆立てられたことだろう。その罪は決して軽くないと思う。

ただ国によって強制退去を余儀なくされた人々は別問題であり、充分な補償が必要であることはいうまでもない。また残念ながら最近の報道によると、除染がなければ10年経っても年間50ミリシーベルト以上の帰宅困難区域が存在するという。一般的には生まれた故郷に戻ることが理想に違いないが、厳しい現実がある。

ただこれは除染抜きによる推定である。今後技術的な進歩により、効率的な除染が行なわれることを期待したい。科学的な進歩や技術の革新によって、質量ともに飛躍的な発展が計られ、費用、労力、時間が大幅に軽減されていくことが望まれる。そのためには、官民を挙げて国民的緊急課題として取り組む必要があるだろう。


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