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小型バイクツーリングチーム。(番外編vol.527)

2014年05月19日 08時58分27秒 | Weblog
今日日(こんにち)のバイクツーリングはそのほとんどが

大型もしくは中型バイクに特化していますが、

みな安全をうながしながらも、どこか心の糸が切れて過激な走りをする傾向にあります。

これは、仲間同士のライバル心やバイクの性能上、速く走れることに原因があります。

しかし、自分の技量に合わない走りから危険な思いをしたり、

最悪の場合は事故をおこし仲間に迷惑をかけることもしばしば。

ボク自身も、かつてショップ主催のツーリング中に死亡事故が起ったり、

友達が救急車で運ばれる事故を目の当たりにしてきました。

楽しむはずのものが一遍して最悪の自体に変わってしまうんですよね。

そう言った会話の中でこの度、同業者仲間と発足したのが、

125cc以下で構成される「小型バイクツーリングチーム」です。

このチームは走りを競うようなこと(まぁ走りませんし…)は絶対にせず、

短距離、もしくは中距離のツーリングを目的としたもので、

あくまで安全な団体行動でバイクをエンジョイしようと言うものです。

このチームの仲間の大半は大型免許を取得してる人、

または大型バイクを所有してる人がほとんどですが、

あえてそれとは違うバイクの楽しみ方を希望する人たちです。

で、ボクもその仲間に入ったのですが、現状125cc以下のバイクを持っていません。(笑)

本格始動するまでに、なんとか手に入れたいバイクとして、

今狙っているのが「ホンダ ドリーム50」です。

こいつを排気量アップし小型バイクへ以降したいと考えています。

すでにその手の仕様がコンプリートで中古販売されていますし、

価格も見た目とは裏腹に安いです。

原付をもう1台所有したと思えば維持費も安いですし、

カフェレーサースタイルも今のボクのとって一番いい感じです。

いずれ大型バイクを購入するつもりですが、

今は一旦この企画に乗っかって、あらためてバイクを楽しみたいと思っていますよ。(笑)


ヒョースン・RT125-Karion。(番外編vol.526)

2014年05月16日 09時13分00秒 | Weblog
どっからどう見てもヤマハTWにしか見えないヒョースンの「RT125-Karion」ですよ。

スペックは空冷式4スト単気筒エンジン搭載の125ccモデルで、

最高出力は10ps、新車価格が293,140円(税込み)です。

現在もヒョースンモータージャパンで売られてるバイクで、

まぁ、お見事と言った感じです。(笑)

発売当初からこのバイクのことは知っていましたが、

あらためて見てもTWにそっくりですね。

ただ、国内はともかく海外では、とてもよく売れてるらしいんですよね。

要因は価格が安いことや、カスタムしやすいあたり。

TWの固定概念がないことも理由の1つかもしれません。

実際、いろんなインプレッションを見ても評価はいいです。

取り回しが楽なことや、キック&セル付きであること、

またメンテナンスが容易であることが書かれています。

最近では「RT125-Karion」専用のカスタムパーツも増えつつあり、

TWと似たようなスカチューンカスタムが出来るようです。

売れたバイクの模倣というべきか、いいとこ取りと言うべきか、

なんとも複雑な心境にさせられるバイクですが、

よくよく考えてみれば、日本車もかつてはイギリスやアメリカのバイクを

模倣していた訳だし、ヒョースンもこれから独自性の強いバイクを

生み出していくかもしれないし、

批判的に見るのはやめておこうと思ってます。(笑)





Lotus C1。(番外編vol.525)

2014年05月15日 09時32分59秒 | Weblog
ドイツのモーターレーシングチーム「Kodewa GmbH & Co. KG」社と、

車輌の開発と生産などを行うエンジニアリング企業「Holzer Group GmbH」社が、

共同で設立した新しいモーターサイクルメーカー「Lotus Motorcycles」社で制作された、

「Lotus C1」ですよ。

「Group Lotus plc」からライセンスを受け作られたものです。

デザインは映画「トロン」に出てくる近未来バイクを考案したDaniel Simonさんです。

炭素繊維やチタン合金、航空宇宙スペックのスチールなど、

最先端素材で構築されたシャシーに、

KTMのスーパーバイクKTM-1190 RC8のエンジンを搭載、

排気量は1,195ccで水冷4ストロークV型2気筒エンジンです。

最高出力は200psにまで強化されており車輌重量は180kg。

限定生産で100台となっています。

かなり極端なロー&ロングスタイルをしてて、未来のカフェレーサーって感じですが、

どちらかというと直線重視のようなバイクですね。

タンクからエンジンまで一体化したフォルムが特長で、カラーリングは3種類用意されています。

販売価格は記載がないのでよく分かりませんが、

相当高いことは間違いないでしょうね。(笑)


VIRAGO・Cafe Racer。(番外編vol.524)

2014年05月14日 10時28分04秒 | Weblog
バイクカスタムには違うジャンルのものを、違うジャンルにカスタムすることがあります。

例えば、スポーツバイクをボバーやチョッパーに、

また、モトクロスからロードバイクに、

そして今回のようなアメリカンをカフェレーサーにすることが出来るんですよね。

アメリカのカスタムショップ、ドックスチョップスがカスタムした

「VIRAGO・Cafe Racer」はその一例です。

元がアメリカンなのでフレームから加工されており、

フロントフォーク、リアアームまで大幅にパーツが変更されています。

「VIRAGO・Cafe Racer」をなぜベースに選んだかは、

大型排気量でのV型2気筒エンジンで制作したかったからで、

スタイリングが難しいハーレーのエンジンより打って付けだったからのようです。

750cc~900ccからなるエンジンを使うことが重要だった訳です。

このドックスチョップスはいわゆるガレージショップで、

ほぼオーナーさん1人で制作されています。

日本車を得意としており「VIRAGO・Cafe Racer」以外にも、

ホンダも手がけています。

とてもバランスの良いカスタムが多く個人的にはとても気に入っています。

元、ハーレーのディーラーで何十年も営業マンをしていたのが嘘のようです。(笑)


バイク好き嫌い趣味趣向。(番外編vol.523)

2014年05月13日 09時08分16秒 | Weblog
同じバイク好きでも自分の趣味趣向でそれぞれ嫌いなバイクがあったりしますよね。

自分の好きなジャンル以外は逆に毛嫌いするほどです。

まぁ、嫌いなタイプのバイクがあっても当然なのですが、

そのバイクを街で見かけると、中には威圧的に攻撃をかける人がいます。

なぜなんでしょうか?なぜそんなに意識するのでしょうか?

例えば大型バイクに乗ってる人は中型以下のバイクをバカにするのか、

威圧的な行動をとってきます。

速さで勝てるのは当然なので、別にそれを露骨に相手にアピールする必要なんで

ありませんよね。

なのに、そうゆう人の中には相手の斜線を封じるように前に入り込んで加速する人もいます。

なんか、とても感じ悪いです。

また、モトクロス系に乗ってる人は自分の運転技術に自信があるのか、

目の前でウイリーしてみたり、無茶にすり抜けしてみたり…。

それは自己アピールしてるだけって言いそうですが、

実は相手のバイカーを下に見てる節がありそうです。見てて気分が悪くなります。

まぁ、確かにそうしたくなる感じ、分からなくもないです。

でも心で思ってても実際に行動に移しますかねぇ。

同じバイク好き同士なのに、こういった行動をとるライダーは多いです。

大人げないし、悲しいですね。

嫌いは嫌いで別に良いけど、どうなんでしょうか。

実際、ボクもビッグスクーターは嫌いです。

でも、街でビッグスクーターを見かけたからといって別になにもしませんし、

特に強く意識もしません。

バイクは車と比べて自己満足が高い乗り物です。

大半のバイカーは自分が一番カッコ良いと思って乗ってることでしょう。

でも、趣味趣向の違うバイカーを見かけても、変に自己アピールしてみたり、

うっとうしがる行動はやめましょうね。大人げないですから。



あらためて、フォティーエイト。(番外編vol.522)

2014年05月12日 10時16分55秒 | Weblog
昨日、バンドの仲間が乗るハーレーダヴィットソンの「XL1200X フォーティーエイト」に

乗せてもらえるという機会がありました。

かるく近くを走っただけですが、コンパクトな車体にトルクの太さを実感しました。

とても軽快で1200ccなのに多少のスロットワークの雑さでも普通に乗れます。

バンク角がどの程度か知りたくて広い駐車場でぐるぐる旋回してみましたが、

思ったよりいい感じで気持ちよかったですね。

以前、ドゥカティのモンスター796に乗せてもらったことがあるのですが、

あちらは逆にピーキーでスロットル操作が敏感でした。

反応が激しすぎて慣れるまでにちょっと時間がかかったのですが、

「XL1200X フォーティーエイト」はそんな感じとは全然違いました。

乗って実感、あらためて「XL1200X フォーティーエイト」良いですね!(笑)

大型バイクの入門としても「XL1200X フォーティーエイト」はお薦めだと思いました。

もちろん新車で購入出来ますし、中古でも少しづつ出回るようにもなっています。

ただ、どちらで購入するとなっても100万円オーバー、ちとお高いですどね。(笑)

で、本気で購入するとなると、さらにお薦めしたいのはステップの位置変更。

883にあるセンターへの移動はライディングをかなり楽にしてくれますし、

そちらの方が運転スタイルもカッコ良いです。

あとはインジェクション式ですが、マフラーは是非交換したいところです。

とりあえずプチカスタムでも充分カッコ良く乗れる1台ですね!


ハスクバーナ・Nuda 900R。(番外編vol.521)

2014年05月10日 09時52分31秒 | Weblog
最近放送された、アメトークの「バイク大好き芸人」で、

チュートリアル徳井さんの愛車として紹介されてたハスクバーナ社の「Nuda 900R」です。

元々、ハスクバーナ社はスェーデンのチェーンソー・メーカーとして有名で、

後にモトクロス系やモタード系のバイクを生産するオートバイメーカーとなります。

モトクロスの世界では、以前から有名なようですが、

この「Nuda 900R」はハスクバーナ社として初のロードバイクとして登場しています。

残念ながら完全なオリジナルではなく、

エンジンはBMW・F800系の水冷DOHC4バルブパラレルツインエンジンを搭載。

ボアアップにより排気量を900ccまで上げた仕様です。

フレームは鋼管パイプを使用したトレリスフレーム式で、

前後のサスペンションはザックス製、

フロントブレーキにはブレンボ製キャリパーを装備しています。

最高出力は104ps、

軽量な車体でかなり軽快に走ってくれるバイクに仕上がっているようです。

スロットコントロールに大きな特性を持ってるようで、

モトクロスで培われた技術を駆使し、かなり強烈なもののようです。

多分、反応が繊細で、ドカ開けすると軽く吹っ飛ぶ感じなんでしょうね。

外車は国産に比べ、スタート時のスロットルワークが全体的にシビアなのですが、

「Nuda 900R」はそれが顕著なようです。

乗りがいがありそうですね!(笑)


陸王。(番外編vol.520)

2014年05月09日 09時01分50秒 | Weblog
大正時代から国内でも国や軍がバイク需要に目を向け始め、

アメリカからハーレーを輸入するようになり、

軍用車や官公庁を中心に使われるようになります。

さらに輸入関税が高騰したことをきっかけに、

ハーレー社から国内生産を求め和製ハーレーとして実現したのがこの「陸王」です。

当時、輸入代理店をしていた製薬会社の第一三共が分社として、

1933年「日本ハーレーダビッドソンモーターサイクル」を設立。

ここにハーレー社から生産に関するライセンスやツール全てが日本側へ供与され、

1934年から正式に生産が開始されます。

「陸王」はハーレーの模倣と思われがちですが、れっきとしたハーレーなんですよね。

初期のモデルはサイドバルブ・1200ccエンジンを搭載したモデルを販売していましたが、

日本人の体系にあったモデルとして750ccモデルRが主流を占めるようになります。

販売当初はネームが決まっていなかったため、

一般公募で「陸王」という名がつけられたようです。

戦中、アメリカとは対立状態にあったのですが、軍用として「陸王」の生産は続き、

戦後も元航空機メーカーの昭和飛行機の資本傘下として「陸王モーターサイクル」社から

一般向けとして販売が継続されるようになります。

しかし、50年代に入り次々と国産のバイクメーカーがヨーロッパの

新しい技術を取り入れたバイクを販売し始めたことから、

「陸王モーターサイクル」は窮地にたたされてしまいます。

アメリカからもOHVという新しい構造を提案されますが、

軍用で使用していた実績を考慮しサイドバルブのまま生産は続けられてしまいます。

これがあだとなり、さらに需要は低下。

かつての敵国のバイクという見られ方もあり、1959年、ついに倒産してしまいます。

現在では和製ハーレーとして貴重なバイクとなっており、

現存する数少ない車両が愛好家たちの手により保存されている状態で、

カスタムされるものは少なく、ほとんどはオリジナルの状態です。

同年式のハーレーではなくこの「陸王」だから価値があるようですね。



目黒製作所・メグロ。(番外編vol.519)

2014年05月08日 09時19分54秒 | Weblog
日本にかつてあったオートバイメーカー「メグロ」ですよ。

量産オートバイメーカーとしては最も古い会社で今でも多くの愛好家に愛されています。

創業は1925年で1926年から「目黒製作所」としてオートバイ制作に着手します。

初期はイギリスのトライアンフのパーツを利用していましたが、

1932年から自社でエンジンを開発。

市販の人気モデルとして「メグロ号・Z97」などがありましたが、

第二次世界大戦が始まったことで製造は一時中断、航空機の部品を作ることになります。

戦後はバイク製造に戻り「メグロ・S3」や「メグロ・Z7」を発表します。

特に「メグロ・Z7」は爆発的に売れて、多い年には年間で1万5千台も売れています。

また、当時あった浅間火山レースの第二回大会で「メグロRZ」が1位、2位、4位、5位を独占。

その名を轟かせることになるのですが、

60年代に入り大型バイクの需要が下がっていく中、倒産という窮地にたたされます。

63年には川崎重工業と提携し「カワサキメグロ製作所」と改名されますが、

業績は悪くなる一方で翌年64年に事実上、倒産してしまいます。

ただ、その後もカワサキのWシリーズとして「メグロ」の技術が受け継がれていますよね。

「メグロ」の特徴は大型排気量からなる2気筒、単気筒4サイクルエンジン。

イギリス製の模倣で設計された感はありますが、丈夫でメンテナンス性が高い特性を持っています。

「メグロ」のバイクを所有することは、

ビンテージのトライアンフやノートンのオーナーに匹敵すると言っても

過言しゃないですね!


モッズ・ベスパ。(番外編vol.518)

2014年05月07日 08時58分49秒 | Weblog
あまりスクーターのことは書きたくないのですが、これは別、

60年代にイギリスで流行ったモッズ・ファッションが生んだ独自のカスタム「ベスパ」ですよ。

イギリス階級社会でいう中流階級にあたる子供達が起こしたムーブメントで、

その移動手段として使われたのが、このデコレーションされた「ベスパ」です。

そもそも「モッズ」はモードファッションを愛した人たちのことで、

当時でいう先進的で独特のものです。

高価でお洒落なその格好は髪型までバイブルがありました。

また、アメリカ軍に採用されたミリタリーパーカー(M-51)を着て「ベスパ」に乗るのが、

ステータスだったようです。

パーカーを着て乗るには他にも意味があってバイクから出るオイルから、

自慢のファッションが汚れることを守るためでもあったようです。

「ベスパ」自体、特に語ることはないのですが、

大量に搭載したヘッドライトやバックミラーはカスタムの主流となってて、

それがどんどんエスカレードして、こうなったようです。

同時に起こったロッカーズ(労働者階級の子供達)カフェレーサーとは常に対立にあって、

幾度となく大きな抗争があったようです。

「モッズ」たちからすれば自分達とは違う思想に対する怒りで、

ロッカーズからすると上流階級に対する怒りだったと考えられます。

日本の暴走族同士の抗争にも似た部分はありますが、

どこかそれよりお洒落に見えるのは不思議です。(笑)

ただ、集団で夜の街を走る行為は同じで社会的な異端児扱いはされていたようです。

70年代後半にはこの現象も流行遅れのようになり、

新たなムーブメントに広がっていきます。

また、これ以降イギリスのバイク事情もすっかり変わってしまいます。