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カワサキ・ZXR400。(番外編vol.46)

2012年09月18日 09時12分01秒 | Weblog
カワサキとしては多分初の本格的な400ccレーサーレプリカですよ。

80年代、それまでのカワサキはGPZ400RやZX-4が主軸でしたが、

ヤマハFZR400RやホンダCBR400R、スズキGSX400Rなど、

他社が、年々過激なレーサー系バイクを販売してるのに比べ、

GPZ400Rはツアラー色が強かったり、

ZX-4はどこかレプリカとして中途半端だったため対抗馬としてはイマイチでした。

そこで、このカワサキ「ZXR400」の登場で一気に巻き返しを図ります。

水冷4ストロークDOHCエンジンはZX-4から流用されますが、

スタイルは完全な耐久マシンでよりレーサー風になっていました。

カウル形状も当時の流行を取り入れたもので、

空力やエンジンへの冷却など優れたものだったです。

足回りも倒立フォークや扁平ラジアルなど充実してて、

「カワサキもついにだしてきたか!」って感じでしたね。(笑)

当時、ボクはヤマハFZR400に乗っていたのですが、

中山サーキット仕様のエンジンが通常の足としては不向きな上、

オイル漏れも起こしておりマフラーもレーシングモデルだったため、

爆音でご近所迷惑。

20代も中半にさしかかっていたこともあり、

買い換えを考えてた矢先だったのでこの「ZXR400」を新車で購入しようと考えました。

結局、次に来たネイキッドブームに流されゼファー400にしたのですが、

かなり悩んでの決断だったですね。これまた懐かしい思い出です。


ヤマハ・FZ250フェーザー。(番外編vol.45)

2012年09月15日 08時54分43秒 | Weblog
80年代は若い世代でバイクが圧倒的なブームになっていました。

「バイク=不良」という図式が当時の世情とマッチしてたのが大きな要因な気がします。

とにかくあの頃は「不良=カッコ良い=女性にもてる」でしたからね。(笑)

今と違い、この時代の10代の喫煙率が高かったのも同じ理由です。

暴走族から峠ライダーに移る経緯も似たようなことだった気がします。

コーナーを攻めることは危険でスリリング、だから「速い=カッコ良い」です。

まぁ、そうゆうことかな。(笑)

そんな時代にお金を持たない若い世代は車検のない250ccバイクにも目を向けてました。

RZ250から始まった峠ブームも反映され250cc4ストが進化を始めます。

そんな背景で最初に4気筒エンジンを搭載し走りを重視したモデルが、

このヤマハ「FZ250フェーザー」だったです。

他社ではスズキのGS250FWしか4気筒250ccは存在していなかったし、

GS250FWは峠には向かないバイクだったので、

この「FZ250フェーザー」は登場とともにあっという間に人気のバイクになります。

コンパクトで高回転まで回るエンジンは魅力で、

馬力を回転数で補った高性能バイクでした。

デザインも斬新で未来的に見えてましたしね。

この「FZ250フェーザー」を皮切りに各社一斉に4スト250ccレプリカを、

開発していきます。

とにかく1つの切っ掛けを作ったバイクですね!


ヤマハ・V-MAX。(番外編vol.44)

2012年09月14日 08時54分55秒 | Weblog
80年代最強マシンと言われたヤマハ「V-MAX」ですよ。

とにかくド迫力でいかにも走りそうなデザインが人気を呼びました。

純粋なアメリカンともちょっと違うその雰囲気がとても良かったです。

初代モデルの販売開始が85年からで現在は2代目が現行販売されています。

「V-MAX」は数多くのマイナーチャンジを行っており、

年式で仕様が多少違うのですが、初代にあったVブーストシステムが目玉です。

ある一定の回転数を超えると2つのバルブが同時に開閉する仕組みで、

大量にガソリンを送り込むことで劇的な加速が得られるというもの。

アメリカなどではさらにニトロとの混合で加速するようカスタムされたものもありました。

乗ったことはありませんが、まさに直線番長と言ったバイクですね。

ボクの周りでもこの「V-MAX」は人気で、今も乗りたがってる人は多いです。

逆に個人的にはそんなに欲しいバイクではありませんが、

見た目の迫力とインパクトは感じます。

独特のカスタムもちょっと気にはなりますね。

長く愛されてるバイクなので世間の人気は絶大ですしね。

とにかく一度実際に乗ってみたいです!(笑)


ホンダ・NS250。(番外編vol.43)

2012年09月12日 23時52分38秒 | Weblog
V型2気筒になる前のホンダ「NS250」ですよ。

80年代初頭の2サイクル250ccレーサーレプリカです。

確かフルカウル仕様が「R」でノンカウル仕様が「F」というネームでした。

登場は84年、まだパワー規制前だったので45psパワーがありましね。

この2種類は「R」がアルミフレーム「F」はスチールフレームと、

その差別化が図られていました。

新車価格もそのため違っていました。

この時代としてはかなり過激なバイクと見られていたので、

峠仲間からは「乗ればすぐに死ねる」なんて言われてました。(笑)

実際、前後16インチのタイヤサイズは切り込みが鋭くかなり危険でした。

またボクが特に印象に残ってるのは純正チャンバーの音。

パーンパーンって感じじゃないケロケロって音がイヤでした。

もちろん社外チャンバーに交換すれば甲高いいい音に変わりますけどね。(笑)

一番ボクが峠を攻めてた時代に全盛期だったこの「NS250」は

ちょっとした憧れのバイクでしたね。

当時としてはスタイルがとても良かったからですが、

一度ボクのバイクが盗難にあった時この「NS250R」を中古で購入しかけました。

結局、購入の一歩手前で出てきたので買いませんでしたが、

それだけボクにとっては魅力的だったです。

今見るとさすがに古くさいですけどね!(笑)


スズキ・GS400。(番外編vol.42)

2012年09月12日 09時54分19秒 | Weblog
マンガ湘南爆走族で主人公だった江口洋介の愛車がこのスズキ「GS400」ですよ。

マイナーチャンジされた2代目以降は「E」がつきます。

登場は76年からで最終モデルで80年まで。

空冷の2気筒DOHCエンジンを搭載した当時のスズキの人気バイクです。

ライバルにはホンダCBやカワサキFX、ヤマハXJなどがありましたが、

2気筒ながら負けない人気がありました。

このバイクを考えると思い出すのが友人のお兄さんが乗っていたこと。

完全な暴走車輌でタンクは日章旗カラー、ゴッファーザーのホーンに直間マフラー、

チームの旗をフロントフォークに取り付けてました。(笑)

ある日のエピソードですが、

そのお兄さんとうるさすぎるマフラーに消音機を取り付けようということで

空き缶をマフラーの先端にはめ込んだのですが、

エンジンをかけて吹かしたらボクに思いっきり空き缶が飛んできて、

おでこを負傷したことがありました。

怖いお兄さんが「大丈夫?」って優しく声をかけられたことが忘れられないです。(笑)

当時ボクは中学生だったのですが、その友人の家がたまり場で

これまた、お兄さんの友達たちも同じ家でたまってたんですよね。

みんなリーゼントに特攻服の暴走族でメチャ怖かったです。(笑)

家で遊んでたらバリバリいうバイク音が聞こえ

「わぁ、お兄さん達が帰ってきた!」って感じでしたね。

これまた懐かしいです。(笑)






カワサキ・W650。(番外編vol.41)

2012年09月11日 00時02分47秒 | Weblog
懐かしいメグロW1をリメイクして登場したのがこのカワサキ「W650」ですよ。

販売開始は99年から。

しかしこれまた08年の排気ガス規制強化で廃盤車になってしまいます。

ただし現在はW800が11年から再販されていますけどね。

で、このカワサキ「W650」の魅力はなんといってもノスタルジー、

クラッシックスタイルですね。

ストリートバイカーにとってはカスタムのベースとしても最高です。

元々は50年代に一世を風靡したイギリスのトライアンフを

意識して作られたもので、

直立に立てられたクランクケースや2気筒エンジンなどが魅力です。

個人的にはカスタムをしたくなる最高のベース車として注目してます。

パワーは排気量に比べ低いですがスタイルはバツグン。

古さとカッコ良さを兼ね備えたバイクです。

だからチョッパー風でもドラッグ風でもカフェレーサー風でも何でもOK。

車検があるので、フレームまでやってしまうことは出来ませんが、

ちょっとカスタムしただけでも雰囲気が出そうな感じです。

もちろんホンモノのW1が良いですが、

この「W650」をベースにカスタムするのも安心で良いですね!


ヤマハ・XJR400。(番外編vol.40)

2012年09月10日 09時07分11秒 | Weblog
08年の排気ガス規制の強化で消えてしまった車種は数多くありますが、

そんな中の1台がヤマハ「XJR400」ですよ。

93年から08年まで生産されていました。

生産中止の要因はそれだけでなく、売れなくなったこともあると思うのですが、

その後、新しく登場する400cc系のロードバイクを見ると、

そのほとんどが2気筒エンジンになってることに気づかされます。

これはキャブレターのインジェクション化と大きく関わってる気がしますね。

ヤマハ「XJR400」は4気筒。

他のネイキッド系もそれまではほとんどが4気筒です。

気筒数が増えればそれだけインジェクションも複雑になるので、

その開発費を費やすことをしなかったようにも思われます。

開発費をかけてインジェクション化しても売れなければ意味がありませんからね。

大型バイクなどまだ国外でも売れるバイクは別として、

中型4気筒はこのキャブ問題が大きなネックになってるのかも…。

最近のバイク事情はよく分からないので、あくまで推測ですけどね。(笑)

登場した頃の「XJR400」は人気車種でした。

空冷エンジンながらかなり高性能なものでしたし、スタイルも良かったです。

今、生き残ってる4気筒400ccはホンダCB400SFとCB400のみ。

なんだか残念な気がしますね!




ホンダ・CB400スーパーフォア。(番外編vol.39)

2012年09月07日 23時36分02秒 | Weblog
80年代後半に登場したカワサキ・ゼファーの次に登場したネイキッドが、

このホンダ「CB400 SUPER FOUR」ですよ。

92年に対抗馬として販売されました。

ゼファーとの最大の違いはエンジンが水冷だったこと。

ホンダらしい乗りやすさを追究したバイクでしたね。

ボクが知る「CB400 SUPER FOUR」は初期モデルだけ。

VTECになってる今のはあまり知らないし思い入れもありません。(笑)

20代の頃、バンド仲間でGWに毎年ツーリングに行ってたのですが、

その中の1人がイエローの「CB400 SUPER FOUR」に乗ってました。

元々彼は峠の走り屋だったので、

最初、88年式のNSR250Rから買い換えた時はかなり驚きました。

おまえも落ち着いたなぁって話ししたりしました。(笑)

しかし乗ってしまえば、やはり走り屋でツーリングなのに飛ばす飛ばす。

FCRキャブにダイシンのマフラーがいい音をさせてました。

なもんだから「CB400 SUPER FOUR」を考えると当時を思い出します。

ボクはその時、カワサキ・ゼファーに乗っていたのですが彼と競ってました。

なんとか上りはついていけましたが、下りはついていけなかったです。(笑)

彼はカンタンにウイリーとかしてましたからね。

これまた懐かしいです。


ヤマハ・TZR250。(番外編vol.38)

2012年09月07日 08時54分56秒 | Weblog
ヤマハのV型エンジン搭載前の2代目「TZR250」ですよ。

89年と90年の2年間販売されていました。

型式名が「3MA」と呼ばれ「さんま」という愛称で有名です。

このバイクは2ストのエンジンブロックが通常とは反対に付いてて、

前にキャブレター、後ろに排気口といった感じになっていました。

その為、チャンバーは後方排気になってたんですよね。

これは当時のGPマシンを意識したものだったと思います。

実はボクこの「TZR250」の新車発表会に行きました。

なぜか会場はヤマハマリンセンターだったのですが、

初期モデルからかなり一新されてるという噂が気になったんですよね。

実際、間近に見て後方排気もカッコ良いし、白、赤、グレーの3トーンも良かったです。

一瞬欲しいと思ったのですが、まだ乗り換える気がなかったので、

見ただけになりましたが、これも何かの因縁か、

直後に通ってたバイクショップにこの「TZR250」が廃車になって入ってきたんですよね。

サイドに大きな損傷を受けてた事故車でしたが、

無事だったフロント周りとリアの足回りをいただいて、

ボクのRZ250Rに移植しちゃいました。(笑)

これで最新の足回りを装備したバイクに変身したんですよね。

当時はそうゆことするのってあまりなく、時代を先取りって感じでしたよ。(笑)

とても懐かしいですね!




スズキ・RGV250Γ。(番外編vol.37)

2012年09月06日 11時08分37秒 | Weblog
前に初代RG250Γを書きましたが今日はV型2気筒になったスズキ「RGV250Γ」ですよ。

80年代後半からホンダNSR250R、ヤマハTZR250Rが登場し、

スズキも究極のレーサーレプリカである「RGV250Γ」を投入します。

2ストレプリカは4ストと違いガソリンとオイルの混合で走る為、

排気から不完全燃焼でオイルの不純物が巻き散らかる現象があります。

これは2ストの難点で汚れや煙を誘発するものでした。

で、これを少しでも解消するため各社いろいろな仕組みを考えるのですが、

この「RGV250Γ」も給排気システムをロータリーバルブにしたりなど、

いろいろ改善を図っていました。

それでも「RGV250Γ」は片側排気な為、

長期間傾けて止めておくと大量の廃棄物が煙となって吹き出していましたね。

ボクはこの2ストの難点がキライで4ストを好んでいたのですが、

結果、高性能な2ストに乗る経験をすることが出来ませんでした。(笑)

なぜ、こんなことを書いてるかというと衰退していくレプリカ系にあって

ホンダNSR250RやヤマハTZR250Rが90年代中盤で開発をストップし、

モデルシェンジをしなくなったのに対し、

「RGV250Γ」は98年に最後のフルモデルチェンジをしてるからです。

この最終モデルは2ストレプリカの最後のモデルとなるため、

当時の最新技術が盛り込まれた2ストだったはず。

この最新がいかに難点を克服してるのか?それが知りたかったんですよね!