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カワサキ・ザンザス。(番外編vol.36)

2012年09月05日 08時55分14秒 | Weblog
ストリートファイター系の元祖にあたるカワサキ「ザンザス」ですよ。

かつてのマッハの進化版として登場しました。

基本はネイキッド系とされていますが完全にレーサーを意識したモデルで、

エンジン特性もレーサーレプリカ以上のパワーを誇っており、

0~400mの加速はレプリカも含め4スト400ccクラスで最高速というものでした。

ただし、エリア選手権などレースに持ち込むとネイキッドクラスはNG。

レーサークラスもNGという使えないバイクでした。(笑)

本来のネイキッドクラスだとアルミダイヤモンドフレームが

規定違反になっていたからなんですよね。

かといってレーサーレプリカでもなかったので、

せっかくの性能もサーキットでは発揮出来ないという御粗末な感じになってしまいます。

ただ、現在の最新ネイキッドバイクは、

ほとんどがこの「ザンザス」と同じ構造になっています。

時代を先取りしていたバイクだったんですね。

メーカーのコンセプトはハッキリしていたのですが、

当時はただ持て余すだけのバイクとなり、あまり人気はありませんでした。

個人的にはその優れた性能とスタイルが気に入っていたので、

気になる1台ではありましたね!



ホンダ・RVF。(番外編vol.35)

2012年09月04日 10時16分08秒 | Weblog
ホンダの400cc最後のレーサーレプリカがこの「RVF」ですよ。

排気量は400ccですが、他のバイクと違い排気量は名称に付きません。

ただの「RVF」ですよ。

90年代中半から急激にレプリカ人気は衰退していくのですが、

この「RVF」はそんな最後の時代に登場します。

販売開始は94年から。

4ストレプリカの技術の結晶とも言えるこの「RVF」ですが、

エンジンはV型4気筒DOHC16バルブを搭載。

フロントは倒立、リアは片持ちアームで耐久レース仕様を

そのまま市販車にしたようなバイクです。

ただこの「RVF」には難点もあり、

コストパフォーマンスを優先しているため樹枝の素材の質が悪く、

ほとんどが劣化で変型やひび割れを起こしていました。

またV型エンジン特有の熱対策もイマイチでしたし、

メンテナンス性も良くなかったようです。

しかし、今あらためて見ればやはり魅力的なバイクですね。

スタイルがまとまって美しいです。

良いとこと、悪いとこが共存してるバイクですね!


ヤマハ・R1-Z。(番外編vol.34)

2012年09月03日 09時40分49秒 | Weblog
90年代に入って高性能2ストレプリカが過激なまでに進化していく中、

速さは欲しいが、行き過ぎにためらいを感じる人達に受け入れられたバイクが、

このヤマハ「R1-Z」ですよ。

だってツーリングもしたいし、そこまでの過激なバイクじゃなくても良いって思う

2ストファンも沢山いたんですね。

また、フルカウルがキライ、ネイキッドスタイルの方が好きって人も結構いて、

RZ250のような原点に戻ったバイクを求める人達にもってこいのバイクでした。

「R1-Z」の販売開始は90年からで最終モデルが98年まで。

特長はスチールながら強固な作りのパイプフレームや、

あえて並列2気筒エンジンにしたあたり。

さらにコンパクトで軽量、峠での戦闘力も十分のバイクだったと思います。

元々はセパハン仕様ですが、アップハンドルにして乗ってる人も結構いましたね。

個人的にはスタイルが良かったです。

また職場のバイク仲間がこれに乗ってて、結構速かったです。

何度か交換して乗りましたがギア比が高速にふってることや、

さすが熟成された2ストだけあってパワーバンドに入ってからの加速が最高でした。

あくまで作りはレーサーレプリカだったですね!