ドゥカティ・400SS。（番外編vol.783）

1989年から登場したドゥカティ「400SS」です。

ボクの記憶ではゼファー400が登場した時とほぼ同時期だったように思います。

まだ、大型免許の取得が難しかった時代なので、

中型免許で乗れるドゥカティが出た！って動揺…、いや感動した記憶があります。（笑）

個人的にはハーフカウルのスタイルがカッコよく見えました。

のちに知りましたがこの「400SS」の販売は日本のみだったんですね。

エンジンは空冷式4スト・デスモドロミック90度V型2気筒エンジンで、

他に兄弟車として900SS、750SS、600SSがあります。

初期モデルの頃は「400SSジュニア」と呼ばれていました。

ドゥカティはイタリアのメーカーですが、

それまで大型のバイクのみという印象だったので、

驚きと共に、残念な感じも受けました。

「ドゥカティも市場優先の儲け主義になってしまったのか？」

な〜んて思ってしまったんですよね。（笑）

ちょうど、それまで乗っていたヤマハFZ400Rが車検切れだったので、

次のバイクを考えていた時期でした。

いろいろ悩んで結局カワサキ・ゼファー400を購入したのですが、

ちょっぴりこの「400SS」も頭をよぎりました。

新車価格に差がなかったからですが、

どうも当時は「そこまでしてドゥカティに乗るのか」って変な意識が働いてしまい、

やめた感じです。（笑）

1度だけ、昔からの友達が乗っていたので運転させてもらいましたが、

とにかくクイックでレスポンスが唐突な感じでした。

反応が良すぎて乗りにくかったです。

ちょい前までの外車にありがちな感じです。（笑）

しかし、今考えると結構面白いバイクではあると思いますね。