トヨタ・MR2（SW20型）。

昨日書いた初代に次いで登場した2代目「MR2」ですよ。

先代はカローラがベースの車体だったのですが、

今度はセリカの車体を流用して作られたモデルになります。

その分、車体も随分大きくなりエンジンも当時のセリカと同じ、

直列4気筒の2.000ccにターボを追加した3S-GTE型をGTモデルに与えます。

2代目「MR2」の登場は89年からで最終が99年まで。

およそ10年売られましたが、その間にマイナーチェンジが何度か行われ、

大きくは3タイプに別けることができます。

初期モデルが1型、中期モデルが2型、後期モデルが3型と呼ばれています。

1型はエンジンに対して足回りが貧弱だったことが指摘され、

2型でそこを改善されます。

また、テールランプのデザインやホイルの径が大きくなったことが2型の特徴です。

3型ではさらに熟成され、

燃料ポンプの大型化、ターボチャージャーの改良とインタークーラーの変更、

など最新技術を取り入れたものに変わり、

最高出力もGTモデルで225psから245psへパワーアップします。

後半は世間的にスポーツカー離れが激しくなり、売れないクルマになっていましたが、

次の後継モデルMR-Sにバトンタッチします。

中古市場ではそこそこ球数はあり、安いもので20万円あたりから、

最終モデルの程度が良いものであれば100万円以上ということろです。

個人的にはこの2代目「MR2」とても魅力的な1台だったと思いますね！