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マツダ・ファミリアGT-X(7代目)。

2012年01月09日 10時40分11秒 | Weblog
2BOXの先駆者となったマツダ「ファミリア」の7代目ですよ。

販売開始は86年から。

ひとつ前の6代目で日本初のフルタイム4WDを搭載したクルマなのですが、

この7代目にも同じモデルが存在します。

中でも「GT-X」はWRC(世界ラリー選手権」を狙って開発されたクルマで、

エンジンはBP型の1.800cc直列4気筒DOHCターボを搭載し、

最高出力は180psをたたき出していました。

フルタイム4WDとの組み合わせで、より熟成を重ね89年、91年のシーズンを

マニュファクチュラーズ・チャンピオンシップ、

またドライバーズ・チャンピオンシップを勝ち取ったクルマです。

ただ、国内の販売に関していえば、

多少売上げに陰りを見せ始めたクルマで、

それまでの「ファミリア」最盛期を考えると悲しいクルマとなってしまいます。

大衆車でもある「ファミリア」はマツダの一番売れて欲しいクルマですので、

この状況はもろに経営にひびきはじめます。

最終モデルで96年まで長期に渡って販売されましたが、

時代に取り残されていく運命だったようですね。

マツダにとっては、デミオで復活を果たすまでの苦難の時代を迎えることになった

最初のクルマとも言えそうです!