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●【2012年3月11日 原発の町・佐賀県玄海町で開かれた「会」】、「明るい未来への道筋 原発興国論!」…核発電「麻薬」中毒

2020年03月15日 00時00分57秒 | Weblog

[※ 関電金品受領問題と玄海町長への現金提供東京新聞 2020年01月23日)↑]



毎日新聞の記事【2012年3月11日 原発の町・佐賀県玄海町で開かれた「会」】(https://mainichi.jp/articles/20200311/k00/00m/040/078000c)の抜粋。
九電やらせメール事件や九電-玄海町ズブズブ関係その他について、2011年12月30日付の西日本新聞の2つの記事【【九電 九州考】(1)の1 やらせ後も「関係」不変】(https://www.nishinippon.co.jp/item/o/16371/)と、
【【九電 九電考】(1)の2 「全戸に100万円配れ」】(https://www.nishinippon.co.jp/item/o/16395/)。

 《東日本大震災から1年となる2012年3月11日九州電力 玄海原発が立地する佐賀県玄海町で、当時の町長を支援する有力者らの定例会が開かれていた。会が始まったのは震災発生時間(午後2時46分)に近い午後3時半。歴代の原発所長らの姿もあり原発推進の資料も配られた。震災から1年のその日は日本全体が追悼ムードに包まれる中、原発の町で定例会はなぜ開かれたのだろうか》。

   『●原発安全神話の「結果」と「未来」
   『●ババをつかまされた!?
   『●第二の突破口
   『●こうしてどんどんと原発廃止・脱原発の外堀が埋められていく
   『●原発関連交付金・固定資産税などで「財政豊かな」玄海町で、
                3.11東京電力原発人災後初の町長選
    《■玄海町長選の顔ぶれ(届け出順)
       岸本英雄 61 〈元〉県議     無現
       中山敏夫 59 〈元〉町議     無新
       山口徳信 63 飲食店経営     無新
          ◇
     〈玄海町と原発マネー〉 町の今年度一般会計予算(歳入)
      約100億円のうち、約7割を玄海原発関連の交付金や
      固定資産税などが占める。町は、財政が豊かなため1995年度から
      地方交付税交付金を受けない、全国でも数少ない自治体
      (不交付団体)になっている…》

   『●「豊かな玄海町」へ: 「原子力郷土の発展豊かな未来」
               「原子力正しい理解で豊かな暮らし」
    「【再稼働積極派の現職が3選 佐賀・玄海町長選】…、
     【佐賀)再稼働推進候補と「ツーツー」 県議会特委委員長】…
     【玄海町長に岸本氏3選 原発論戦は低調】」

   『●核発電所からの「死の灰」最終処分場をどうするのか?、
         を今ごろ考えている「麻薬」中毒患者たちの無責任
   『●濁流…《塩浜工業…高浜をはじめ全国の原発で安全対策などの
      工事を受注。玄海での実績は…確認できない》そうだけれど…
    「岸本英雄氏が3期務めたのち、2018年7月29日に脇山伸太郎氏が
     玄海町長に…」

 原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かな暮らしを崇拝しているような「豊かな玄海町」、原発関連交付金・固定資産税などで「財政豊かな」玄海町、《国策の町》(毎日新聞)。3.11東京電力核発電人災に際しても、揺ぎ無い核発電信奉。あぁ、「心 夢みる アトムの町」玄海町。《仕込み質問》《やらせメール》など、何も体質の変わらない九州電力とズブズブ《ツーツー》でいいの?
 そのわずか1年後、【2012年3月11日 原発の町・佐賀県玄海町で開かれた「会」】にて「明るい未来への道筋 原発興国論!」だったそうですよ。核発電「麻薬」中毒者の救いようのなさ。《それでも、九電と玄海町は変わらない。何事もなかったように-。》(西日本新聞)。

   『●カマトト「九電原発再開賛成やらせメール事件」
   『●ババをつかまされた!?
   『●玄海原発プルサーマル賛成派質問者8人中7人が仕込みだった!
   『●九州電力指定の第三者委員会の報告を否定して、自社の立場を危うく?
   『●なめられたものだし、だらしのないマスコミ報道陣
   『●原発推進やらせ・仕込み: 誤誘導した事実をひっくり返す訳でもなし
   『●九電「原発やらせメ-ル事件」後日譚
   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は
       「政治家側から支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…九州電力玄海原発
          「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」

 先日の《九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町脇山伸太郎町長(63)が初当選直後の二〇一八年七月、福井県敦賀市の建設会社「塩浜工業」側から現金百万円を受け取っていたことが分かった》というニュースに接し、「核発電マネーの濁流の一端が垣間見えます。玄海町長への「お祝い金100万円」ですので、九州電力管内ということになります。九電は「クリーン」なイメージのままいれるでしょうかね?」…という感慨を抱きました。《核発電マネーの濁流の一端》は、東京電力核発電人災後も脈々と。
 毎日新聞の記事【国策の町 玄海原発との半世紀 信念持ち、故郷守る闘い/佐賀】(https://mainichi.jp/articles/20200302/ddl/k41/040/127000c)によると、《「難しいよ、その答えは」。九州電力玄海原発が立地する玄海町で半世紀以上、反原発運動を続けてきた元住職の仲秋喜道(90)は珍しく返答に迷った。町長の脇山伸太郎(63)が福井県敦賀市の建設会社から現金100万円を受領し、記者会見で謝罪した翌日の1月24日。町役場1階ロビーで、「このような問題が起きる玄海町とはどういう町か」と尋ねた時だった。仲秋はすぐに続けた。「複雑怪奇な町ですよ。原発もそうだけど、分からないことだらけですよ。だって隠したり嘘(うそ)を言ったりするんだから、本当難しいですよ」》。
 もう一つの記事【玄海町、新年度当初予算案 総額72億8500万円/佐賀】(https://mainichi.jp/articles/20200307/ddl/k41/010/225000c)によると、《玄海町は6日、総額72億8500万円の2020年度一般会計当初予算案を発表した。町内に立地する九州電力玄海原発で稼働に必要な安全対策などにより固定資産税収入が約30億円前年度比約10億増)となる見通しで、一般会計の総額は19年度比13・6%増。歳入のうち電源立地地域対策交付金など原発関係が占める割合は約62%となる。予算案や条例案など29議案を9日開会の定例町議会に提出する。新規事業では、町内の薬草園で栽培する甘草などの商品を販売する「地域総合商社」を設立する設計費に約3700万円を計上した。20年度中には株式会社として商品販売を始めたいとしている》。
 《九州最初の「原子の火」がともった1975年以来、玄海町に注がれた「原発マネー」は国の電源立地交付金だけで計265億円。さらに九電は独自にカネも人も費やし、地元対策に膨大なエネルギーを注いできた》(西日本新聞)。

   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は「政治家側から
                支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●核発電は「金のなる巨大木」…《自民党の最近のルールは
      「返せば問題ない」と、なかったことにできるというもの》
    「《還流》だけでなく、自民党やお維のセンセ方への「濁流」も、
     各党で調べた方がよくはないのかな? 他の電力会社も、特に
     九州電力は「クリーン」なのでしょうかね? ウルトラ差別主義者
     副首相と浅からぬ関係ですけど。

   『●《稲田朋美…世耕弘成…安倍側近が…関電受注企業から献金…
        証人喚問を含め、国会の場で徹底的に調査するほかない》
   『●「桜を見る会」税金接待というアベ様模倣犯・世耕弘成経産相
         …関西電力〝濁流〟問題でも《関電受注企業から献金》

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https://mainichi.jp/articles/20200311/k00/00m/040/078000c

2012年3月11日 原発の町・佐賀県玄海町で開かれた「会」
会員限定有料記事 毎日新聞 2020年3月11日 12時00分(最終更新 3月11日 12時13分)

     (九州電力玄海原発=佐賀県玄海町で2016年11月6日、
      本社ヘリから津村豊和撮影)

 東日本大震災から1年となる2012年3月11日九州電力 玄海原発が立地する佐賀県玄海町で、当時の町長を支援する有力者らの定例会が開かれていた。会が始まったのは震災発生時間(午後2時46分)に近い午後3時半。歴代の原発所長らの姿もあり原発推進の資料も配られた。震災から1年のその日は日本全体が追悼ムードに包まれる中、原発の町で定例会はなぜ開かれたのだろうか。

 2枚の写真がある。1枚目には、スーツ姿の男性18人が前後2列に並ぶ。10人並んだ後列の右から4人目には当時の玄海町長、岸本英雄さん(66)が笑顔を見せていた。後方の横断幕には「平成24年3月 11日会 第500回記念大会」と書かれている。写真は、岸本さんを父親の代から応援する町の有力者が毎月集う「11日会」が、500回目を迎えたことを記念する大会の様子だった。

 写真は参加者のうちの一人から入手した。複数の出席者によると、記念大会は町民会館で午後3時半~同5時まで開かれたという。同じ日の午前中には元住職の仲秋喜道さん(90)らが参加した原発反対集会が町内であった。それとは対照的に、講演会などがあった記念大会には町の商工会や漁業、旅館関係者らが集まり「明るい未来への道筋 原発興国論!」と題する資料が配られたという。

 「覚えていない」。岸本さんをはじめ、写真に写る県職員や歴代の玄海原発所長らは記念大会のことを聞くと口を閉ざ………。
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https://www.nishinippon.co.jp/item/o/16371/

【九電 九州考】(1)の1 やらせ後も「関係」不変
2012/7/4 2:02

     (町内にさしかかる場所に立つ佐賀県玄海町の標識。
      「心 夢みる アトムの町」とある)

 窓から唐津湾に浮かぶ島々の明かりが見える。

 佐賀県唐津市の海沿い、唐津城近くにある武家屋敷風の老舗割烹(かっぽう)。昼の会席料理でさえ5千円以上という高級店で開かれる忘年会に、今年もほぼ同じ顔触れが集まった。


 「ご迷惑をおかけしております」

 頭を下げたのは九州電力玄海原子力発電所の所長。目の前には、玄海町の岸本英雄町長らがいた。22日夜。九電の真部利応社長が辞任の意向を表明する4日前のことだ。

 出席者は、九電側が玄海原発所長、次長ら幹部玄海町側は町長、副町長のほか、町議のほぼ全員が顔をそろえた

 「(原発が)全部停止したら、ヒマになるやろ」「いやいや、忙しいんですよ」。そんな軽口が飛ぶ。2階の座敷には、玄界灘の海の幸をふんだんに使った和食や酒が運ばれた。

 支払いについて出席した町議の一人は「九電持ちだった」。町幹部は取材に「自分はよく分からない」と言葉を濁した。

 東北地方を大地震と大津波が襲い、福島第1原発事故が起きた。九州では「やらせメール」問題が発覚し、原発再稼働の是非を判断する立地先自治体と、電力会社の「不透明な関係」が列島中から痛烈に批判された。

 それでも、九電と玄海町は変わらない何事もなかったように-。町幹部は淡々と話した。「意見交換は大事だし、毎年恒例ですから」

 九州最初の「原子の火」がともった1975年以来、玄海町に注がれた「原発マネー」は国の電源立地交付金だけで計265億円。さらに九電は独自にカネも人も費やし、地元対策に膨大なエネルギーを注いできた。

 その「原点」は30年ほど前にさかのぼる。

 玄海原発に3、4号機を増設したい-。78年末、九電は佐賀県と玄海町に正式に申し入れた。

 出稼ぎ者が年間500人に上り、「陸の孤島」とも呼ばれた玄海町にとって原発は地域浮揚の切り札だった。だが79年の米スリーマイルアイランド原発事故を機に一気に空気が変わる。反対する農協青年部を中心に町を二分する町長リコール運動に発展し、九電は「一大危機に立たされた」(『九州電力三十年史』より)。

 反対派が集めた署名は29人分足りず、リコールは不発に終わる。が、九電の永倉三郎社長(当時)は「一から出直す」と宣言したという。

 リコールに署名した農業男性は思い返す。「あの反対運動が転機。九電は、町のすみずみまで目配りが必要と感じたんじゃないか」

 そのころについて取材するうちに、驚くべき事実を語る町幹部に出会った。反対運動を抑えるために、地権者や漁業者への補償とは別に、全世帯にくまなく100万円をばらまく-。そんな計画が画策されたというのだ。「当時の町長と九電が相談して決めた話です」と町幹部は証言する。

 1戸100万円ずつもらえるらしか」「よかったねぇ」-。80年代初頭、20代だった町民の男性は、そんな会話が交わされたのを覚えている。「九電のカネという意識はなかったけどね」

   *   *

 地域に独占的に電気を供給し、九州経済に大きな力を振るってきた九州電力が、やらせ問題で揺れている。九電、そして九州は今後、どう変わるべきなのか考える。

=2011/12/30付 西日本新聞朝刊=
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https://www.nishinippon.co.jp/item/o/16395/

【九電 九電考】(1)の2 「全戸に100万円配れ」
2012/7/3 20:44

     (玄海原発にほど近い値賀神社。本堂そばの改築記念碑には
      無病息災、家内安全と並び、「原発の安定安全運転を願い」
      と記されている 佐賀県玄海町)

 全世帯に100万円ずつ配る-。1970年代末、動きだした九州電力玄海原子力発電所の3、4号機増設計画をめぐり、佐賀県玄海町内の反対運動を封じるために浮上した前代未聞のもくろみは、実現はしなかった。「町民に直接配ると7割以上が税金にとられる。それでは町民に実益がないから」(町幹部)という理由からだった。

 九電は代わりに町に計30億円を寄付する。83年に20億円、84年に10億円。町はこのうち町役場建設費10億円などを除いた17億円を基金に積み立てた。1戸100万円換算で26の自治会に割り振り、今も公民館建設や自治会費に使われている

 反対運動という洗礼を浴びた九電は震災後も、地元対策に余念がない

 10月16日午後、玄海原発に近い値賀神社の境内にカラオケの歌声が響いた。約200人が集まった例祭に、発電所幹部ら九電社員の姿もあった。

 「九電の方から『参加させてくれ』と言ってきて以来、春秋の祭りには必ず来る」(地区の住民)。宮司が唱える祝詞には「原発の安全祈願」も含まれている。社員は午前中の神事から参加。境内にござを敷いて行われた宴会では、酔った社員が立ちあがって踊った。

 今春、町議の一人は知人から就職先について相談を受け、九電社員に電話をかけた。「履歴書を用意してください」。社員はほどなく書類を受け取りに現れた。試験を受けた上、知人が希望した九電のグループ会社の内定が出た。

 「現場の社員は一生懸命だ」。多くの町民が話す。

 それでも九電は警戒を緩めていない。

 地元対策に関わってきた九電社員は、地元の飲み屋に通う。社名は明かさず、カウンターで隣り合った客と雑談する。「欲しいのは情報議員の背後に誰がいるか、地域の人間関係はどうか…

 玄海原発が仮に来年再稼働すれば、2014年にも、使用済み燃料の貯蔵量が満杯になる。九電にとって中間貯蔵施設の確保は喫緊の課題だ。昨春、真部利応社長は「今後1、2年後には方向性を出す」と述べている。

 福島第1原発事故で、立地自治体が危険にさらされる様を目の当たりにした。町内に「原発は怖い」という声がないわけではない。だが、町幹部は「中間貯蔵施設は『貸倉庫』みたいなもの。いずれ時期が来れば…」と将来の誘致をほのめかす

 震災後も、揺るぎない九電と地域の関係。それは九電が長年の地元対策で築き上げた成果なのだろう。しかし、過信もにじむ。やらせ問題とその後の迷走は、自分たちは大抵のことをやっても、地域はきっと理解してくれるというおごりが招いたのではないか。

 盤石に見える九電と地域にほころびも透ける。

 2005年末。佐賀県唐津市のホテルでプルサーマルに関する討論会が開かれた。玄海原発の関連会社に勤めていた町民男性は、顔なじみの九電社員が挙手し、素人のような顔で仕込み質問」するのを目の前で見た。

 当時は「サクラや」と笑って済ませた。その後やらせメールまで発覚し、けじめをつけられない経営陣を見せつけられた今は違う。「ごまかしはいかん。やっぱ九電は変わってもらわな」

=2011/12/30付 西日本新聞朝刊=
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●濁流…《塩浜工業…高浜をはじめ全国の原発で安全対策などの工事を受注。玄海での実績は…確認できない》そうだけれど…

2020年02月14日 00時00分41秒 | Weblog

[※ 関電金品受領問題と玄海町長への現金提供 (東京新聞 2020年01月23日)↑]



東京新聞の記事【玄海町長へ100万円 高浜町元助役の関係企業】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020012302000143.html)。
日刊ゲンダイの記事【佐賀・玄海町長が謝罪 敦賀市の建設会社から100万円受領で】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268074


 《九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長(63)が初当選直後の二〇一八年七月、福井県敦賀市の建設会社「塩浜工業」側から現金百万円を受け取っていたことが分かった》。
 《九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が福井県敦賀市の建設会社から当選祝いとして現金約100万円を受け取っていた問題で、脇山町長は23日、記者会見し「ご迷惑をかけたことを深く反省し、おわびしたい」と謝罪した》。

   『●原発安全神話の「結果」と「未来」
   『●ババをつかまされた!?
   『●第二の突破口
   『●こうしてどんどんと原発廃止・脱原発の外堀が埋められていく
   『●原発関連交付金・固定資産税などで「財政豊かな」玄海町で、
                3.11東京電力原発人災後初の町長選
    《■玄海町長選の顔ぶれ(届け出順)
       岸本英雄 61 〈元〉県議     無現
       中山敏夫 59 〈元〉町議     無新
       山口徳信 63 飲食店経営     無新
          ◇
     〈玄海町と原発マネー〉 町の今年度一般会計予算(歳入)
      約100億円のうち、約7割を玄海原発関連の交付金や
      固定資産税などが占める。町は、財政が豊かなため1995年度から
      地方交付税交付金を受けない、全国でも数少ない自治体
      (不交付団体)になっている…》

   『●「豊かな玄海町」へ: 「原子力郷土の発展豊かな未来」
               「原子力正しい理解で豊かな暮らし」
    「【再稼働積極派の現職が3選 佐賀・玄海町長選】…、
     【佐賀)再稼働推進候補と「ツーツー」 県議会特委委員長】…
     【玄海町長に岸本氏3選 原発論戦は低調】」

   『●核発電所からの「死の灰」最終処分場をどうするのか?、
         を今ごろ考えている「麻薬」中毒患者たちの無責任

 岸本英雄氏が3期務めたのち、2018年7月29日に脇山伸太郎氏が玄海町長に(https://go2senkyo.com/local/senkyo/17084)。



元福井県高浜町助役から関西電力側への資金提供のイメージ (東京新聞2019年9月27日)↑]

 核発電マネーの濁流の一端が垣間見えます。玄海町長への「お祝い金100万円」ですので、九州電力管内ということになります。九電は「クリーン」なイメージのままいれるでしょうかね?

   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は「政治家側から
                支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●核発電は「金のなる巨大木」…《自民党の最近のルールは
      「返せば問題ない」と、なかったことにできるというもの》
    「《還流》だけでなく、自民党やお維のセンセ方への「濁流」も、
     各党で調べた方がよくはないのかな? 他の電力会社も、特に
     九州電力は「クリーン」なのでしょうかね? ウルトラ差別主義者
     副首相と浅からぬ関係ですけど。

   『●《稲田朋美…世耕弘成…安倍側近が…関電受注企業から献金…
        証人喚問を含め、国会の場で徹底的に調査するほかない》
   『●「桜を見る会」税金接待というアベ様模倣犯・世耕弘成経産相
         …関西電力〝濁流〟問題でも《関電受注企業から献金》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020012302000143.html

玄海町長へ100万円 高浜町元助役の関係企業
2020年1月23日 朝刊



《関電金品受領問題と玄海町長への現金提供》
 【https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/images/PK2020012302100051_size0.jpg

 九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長(63)が初当選直後の二〇一八年七月、福井県敦賀市の建設会社「塩浜工業」側から現金百万円を受け取っていたことが分かった。塩浜工業は、原発立地自治体のトップは電力会社に影響力を持つと考え、原発関連工事受注への便宜を期待した可能性がある。原発利権を巡る不適切な資金のやりとりがまた明らかになった。

 脇山氏は共同通信の取材に現金受領を認め、「ずっと返すつもりでいた。便宜は図っていない」と釈明。昨年十二月以降になって返還できたとし、進退については後援会などと相談する必要があると述べた。二十三日に記者会見し、一連の経緯を改めて説明する見通し。

 塩浜工業は、関西電力役員らに金品を贈っていた福井県高浜町の元助役森山栄治氏(一九年三月に九十歳で死亡)に顧問料として毎月五十万円などを支払っていたことが既に判明。脇山氏への現金提供については「(当時担当だったとされる)専務が亡くなっているため、事実関係を把握できない」とコメントした。

 脇山氏によると、町長選で初当選した二日後の一八年七月三十一日、自宅を訪ねてきた塩浜工業の関係者から当選祝いとして、のし袋に入った現金百万円を受け取った。いったんは「要りません」と拒否したが、相手は玄関にのし袋を置いて帰ったという。

 返金を検討していたが、業務が多忙で実現せず、自宅の金庫に保管し続けたと釈明。返還した際も、のし袋に入った状態だったとしている。

 政治資金規正法は、政党以外が企業・団体献金を受け取ることを禁じており、法人として塩浜工業が百万円を支出していれば、抵触する恐れがある。同社の役員や社員の個人献金であっても、脇山氏が代表を務める政治団体の収支報告書に記載はなく、違法性を問われる可能性がある。

 一方、原発関連工事の発注権限自体は九電にあるため、職務に関して賄賂を受け取った場合に適用される収賄罪の成立は難しいとみられる。

 脇山氏は玄海町議を経て、一八年八月に町長に就任した。

 塩浜工業は一九五五年創業。工事経歴書などによると、高浜をはじめ全国の原発で安全対策などの工事を受注。玄海での実績は、閲覧できる範囲の経歴書では確認できない。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268074

佐賀・玄海町長が謝罪 敦賀市の建設会社から100万円受領で
2020/01/24 14:50

     (現金受領を認め、記者会見する佐賀県玄海町の
      脇山伸太郎町長(C)共同通信社)

 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が福井県敦賀市の建設会社から当選祝いとして現金約100万円を受け取っていた問題で、脇山町長は23日、記者会見し「ご迷惑をかけたことを深く反省し、おわびしたい」と謝罪した。

 同町長によると、仲介した男性とは町長就任後の2018年12月ごろ知り合い、地元開発プロジェクトの紹介などを受けていた。だが、関西電力幹部らの金品受領問題発覚後、19年12月中旬に現金をこの男性に託して建設会社側に返却。同月下旬に、この男性は死亡したという。

 同町長は建設会社に関して「町の業者として扱ったことはなく、九州電力との間を取り持ったことも全くない」と便宜を否定した。

 一方、建設会社側によると、玄海原発の工事を請け負った経験もあるが、近年はないという。
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●核発電所「地元」としてマトモな反応…九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」

2017年01月08日 00時00分48秒 | Weblog


アサヒコムの岩波精・原口晋也両記者によるインタビュー記事【伊万里市長「再稼働反対は民意」 九電に不信感示す】(http://www.asahi.com/articles/ASJDW5GN6JDWTIPE01P.html?iref=comtop_favorite_02)。

 《九州電力玄海原発佐賀県玄海町)の再稼働に反対する佐賀県伊万里市の塚部芳和市長…東日本大震災後も変わらない電力会社の体質原発抜きでも経済や生活に大きな影響がない現実などを挙げ、「再稼働反対は民意市民の声を代弁している」と話す。原発周辺自治体の首長が「反対を明言するのは異例だ》。

   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
               核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●TPP公約とその強行採決、「息吐く様に噓つく」アベ様
          …室井佑月さん「この方、ヤバいのではないか?」
   『●被ばくの犠牲なくして成り立たない核発電所の
       再稼働や輸出を推進することは核発電「麻薬」中毒
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
               核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●東京新聞社説「核燃料サイクルを断念すれば、
      使用済み核燃料は、ただのごみ」…閉じるはずの無い環
   『●室井佑月さん「安倍政権の掲げる成長戦略は…
      他人の不幸や不運を踏み台にしたものばかり。ろくでもない」

 核発電所の「地元」として大変にマトモな反応。伊万里市長は、九州電力玄海原発の「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」と主張。東電核発電所人災の教訓は、日本中が「地元」。アベ様を筆頭に、核発電「麻薬」中毒患者達が日本を滅ぼす。

   『●カマトト「九電原発再開賛成やらせメール事件」
   『●ババをつかまされた!?
   『●玄海原発プルサーマル賛成派質問者8人中7人が仕込みだった!
   『●九州電力指定の第三者委員会の報告を否定して、自社の立場を危うく?
   『●なめられたものだし、だらしのないマスコミ報道陣
   『●原発推進やらせ・仕込み: 誤誘導した事実をひっくり返す訳でもなし
   『●九電「原発やらせメ-ル事件」後日譚
   『●自公議員投票の大罪: 「九電元幹部は
       「政治家側から支援を頼んでくるのが昔からの伝統」」
   『●東京電力原発人災での「想定不適当事故」を
         想定しなかった教訓が全く活かされていない
   『●火山の巨大噴火時の緊急核燃料輸送に
          何時間、何日間? 答えは「2年以上」!
   『●原発関連交付金・固定資産税などで「財政豊かな」玄海町で、
                    3.11東京電力原発人災後初の町長選
   『●「糸島ブランド」が泣いている: 安全神話に乗っていて
              「原子力正しい理解で豊かな暮らし」なのか?
   『●「豊かな玄海町」へ: 
     「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力正しい理解で豊かな暮らし」
   『●玄海原発「MOXの安全性の立証」はできたのか!?  
            「プルトニウムは飲んでも大丈夫」だから??
   『●「電力会社と共同での原発PRに、中立性を疑う指摘も」
                        …「ツーツー」で「ズブズブ」
   『●核発電所からの「死の灰」最終処分場をどうするのか?、
           を今ごろ考えている「麻薬」中毒患者たちの無責任
   『●東電核発電人災…5年8カ月の忘れたころの余震=
      何度「警告」を受けても再稼働を「合理的」に推進の狂気

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http://www.asahi.com/articles/ASJDW5GN6JDWTIPE01P.html?iref=comtop_favorite_02

伊万里市長「再稼働反対は民意」 九電に不信感示す
岩波精、原口晋也 2017年1月3日05時02分

     (インタビューに応じる佐賀県伊万里市の塚部芳和市長)


 九州電力玄海原発佐賀県玄海町)の再稼働に反対する佐賀県伊万里市の塚部芳和市長が朝日新聞のインタビューに応じ、その理由を語った。東日本大震災後も変わらない電力会社の体質、原発抜きでも経済や生活に大きな影響がない現実などを挙げ、「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」と話す。原発周辺自治体の首長が「反対」を明言するのは異例だ。

 伊万里市はほぼ全域が玄海原発の30キロ圏に入る。東日本大震災を受け、塚部市長は再稼働に慎重な言動を繰り返してきたが、「反対」には言及しなかった。反対を明確にしたのは、昨年7月の記者会見で「再稼働は認められないと言い切ってから。きっかけの一つは九電への不信感だったという。

   「九電は震災前から意識を変えようとしていない
    福島第一原発で広範囲に被害が及んだから、
    トップの意識も変わっていくかと思ったが、
    全然変わらない。『これは何だ』と思った」

 事故が起きれば立地自治体と同じように被害が及ぶとして、伊万里市は事前了解の取り決めがある立地自治体並みの安全協定を求め、2013年8月から九電と30回以上個別交渉を重ねてきた。だが九電は「先例がない」の一点張り。昨年2月に事前了解なしの協定を結び、事前了解権を持つ県と「伊万里市の意向に十分配慮する」との覚書を交わすことで折り合った。

 この決着について「不満も残っている。九電は安全性に自信があるなら堂々と立地自治体並みの協定を結べばいい」と振り返った。

 塚部市長は市職員から市建設部…
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●核発電所からの「死の灰」最終処分場をどうするのか?、を今ごろ考えている「麻薬」中毒患者たちの無責任

2016年04月28日 00時00分23秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事【玄海町長、核ごみ受け入れ前向き 「国に選定されれば」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016042701001180.html)と、
【核ごみ受け入れ「協議も」 佐賀・玄海町長「国が選定なら」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016042702000243.html)。

   『●ババをつかまされた!?
   『●「豊かな玄海町」へ: 
     「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力正しい理解で豊かな暮らし」
   『●「電力会社と共同での原発PRに、中立性を疑う指摘も」
                        …「ツーツー」で「ズブズブ」

 《九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の岸本英雄町長は27日、原発から出る「高レベル放射性廃棄物」(核のごみ)の最終処分場について、記者団の取材に「自ら手を挙げる訳ではないが、玄海町が国に選定されれば慎重に考えなければいけない」と受け入れに前向きな姿勢》。

 NUMOも大喜びだ。こんなことを今頃議論している核発電関係者=核発電「麻薬」中毒患者たちの無責任体質。トイレや下水道を作らずに、マンション内に「糞」をため込み、そこらじゅうに撒き散らしているアホさ加減。《現世代の責任として将来世代に責任を先送りしない》ためと言いながら、まだ、マンション内で「糞」を垂れ流しているのだから、始末が悪い。

   『●放射線管理区域以上に汚れた世界
   『●これ以上核のゴミを増やしてどうするのか?
   『●すぐさま廃炉作業に着手を!
   『●「そこでこそ人間の知性は試される」・・・
       ニッポンの核発電所再稼働、「知性のかけらもない判断」

 地震や火山によってマンションの屋台骨は揺らいでいるというのに、10,0000年100,0000年もの間、和製「オンカロ」で「死の灰」を「安全」に管理するので、マンションの住人や近隣の住人に「安心」せよ、と云う訳です。このマンションの管理者が相当にいい加減なのに…「安全」も、「安心」もへったくれもない。この「超」いい加減な管理人、さらには「より強烈な「死の灰」」の処理方法・処分方法さえ未解決で、フルMOX原発をやろうというのですから、正気の沙汰ではありません

   『●「死の灰」を回避し得ない上に、
      「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない

   『●トルコ原発、「責任」を持って「死の灰」は
      日本に逆輸入してあげるのですか? 日本で10万年管理??
   『●1000000年間「死の灰」を管理、
     「国が科学的に有望な候補地を絞り込」むと云う「科学的」とは?
    《原発を使い続ければ、必ず核のごみは出る発生抑制こそ、
     最善のごみ対策だということだ》

 出来ることは、「世代間倫理」を少しでも果たせるように、1ミリグラムでも「死の灰」という「糞」を作りださないことです。垂れ流しながら、屋台骨の揺らぐマンション内のどこにトイレを造るかを探すなど、正気ではない。我がマンションには、経産省が言うところの「科学的有望地」など、どこにあるのか? 「科学的に無い」のなら、せめて、今すぐどうすべきか?
 《沿岸の海底下に処分》って、…熊本大分大地震の際のマンション周辺の断層地図を見ていないのかね? 唯一稼働している川内原発の立地する鹿児島県を意識的にトリミングする「アベ様の犬HK」を視すぎです。我がマンションの周りのどこに活断層があるのかさえ、分からないというのに。

   『●熊本大地震…「「いつでも、どこでも、強大な地震は起こる」。
                    地震国日本では、これこそ社会通念」
   『●東京電力核発電人災の教訓: 
     次の大地震で川内原発に「異常があってからでは遅い」
   『●地震調査委員会で結論が出ず「議論になっている」…
      原子力「寄生」委員会は「規制」の仕事をすべきでは?

   『●「専門家に「常識が通じない」と言わしめた地震」…
           いま、「減災」に向け立ち止まって考えるべき
   『●原子力「規制」委員会の田中俊一委員長、
      川内原発に「安全上の問題が起きるわけではない」…
   『●「原子力規制委員会が専門的見地から判断することを 
       尊重するのが」、丸川珠代原子力防災担当相の仕事?
   『●熊本大分大地震の最中、「狂ったゴジラ」=
     関西電力高浜原発1、2号機を野に放つ原子力「規制」委員会
   『●福島第一原発海水注入中断事件の裏にいたヒトは、 
          いま、熊本大分大地震に際して何をしている?
   『●高浜「寿命核発電所」延命、「安全より経済優先の
         時代へと逆戻り」…「規制緩和」委員会(©東新)

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016042701001180.html

玄海町長、核ごみ受け入れ前向き 「国に選定されれば」
2016年4月27日 12時08分

 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町岸本英雄町長は27日、原発から出る「高レベル放射性廃棄物」(核のごみ)の最終処分場について、記者団の取材に「自ら手を挙げる訳ではないが、玄海町が国に選定されれば慎重に考えなければいけない」と受け入れに前向きな姿勢を示した。

 最終処分場の候補地をめぐっては、2007年に高知県東洋町長が文献調査に全国で初めて応募したが、反対を受け撤回している。

 岸本氏は国とやりとりはしていないとした上で「国のエネルギー事情を考えたときは処分もしっかり考えないといけない」と持論を述べた。

(共同)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016042702000243.html

核ごみ受け入れ「協議も」 佐賀・玄海町長「国が選定なら」
2016年4月27日 夕刊

 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町岸本英雄町長は二十七日、原発から出る「高レベル放射性廃棄物」(核のごみ)の最終処分場について、記者団の取材に「自ら手を挙げるわけではないが、国が玄海町を適地として選定した場合は協議に応じる国の原子力政策には前向きな立場」と話した。

 最終処分場の候補地をめぐっては、二〇〇七年に高知県東洋町長が文献調査に全国で初めて応募したが、反対を受け撤回している。

 岸本氏は国とやりとりはしていないとした上で「国のエネルギー事情を考えたときは処分もしっかり考えないといけない」と持論を述べた。

 また、町議会と以前から核のごみの最終処分に関する勉強会を開いてきたとしたが、最終処分場の受け入れについては「(町議との間で)非公式にもしていない」と語った。

 佐賀県新エネルギー産業課の担当者は「岸本氏が自身の考えを話しただけだと思う」と話した。

 最終処分事業の実施主体「原子力発電環境整備機構」は「心強い考えが示されたと考えている。最終処分場の実現は、社会全体の利益となり、現世代の責任として将来世代に責任を先送りしないために必要と考えている」とコメントしている。

 経済産業省は高レベル放射性廃棄物の最終処分に適した「科学的有望地」の選定作業を進めている。沿岸の海底下に処分する技術的課題も検討中。
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●『放射線を浴びた『X年後』』: ビキニの海に居た元船員「行動しないと永遠に知る機会を失ってしまう」

2016年02月26日 00時00分06秒 | Weblog

asahi.comの西村奈緒美・佐藤達弥記者による記事【あの灰が降る、ビキニの海にいた 元船員ら被害解明訴え】(http://www.asahi.com/articles/ASJ2M5S7BJ2MPTIL017.html?iref=comtop_list_nat_f01)。

 《第二幸成丸…数年後、鼻血が突然出るようになった桑野さんは「周囲に体を悪くしたと思われれば、仕事を失う」と恐れ、誰にも相談しなかった》。

   『●映画『放射線を浴びた『X年後』』: 
      「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」
    《たとえば「第二幸成丸」の乗組員20人中17が、「新生丸」では
     19人中17が死亡している。それなのに米政府は、200万ドルの
     慰謝料を支払うことで“完全解決”を図り、日本政府が受諾し、
     一切の調査を打ち切って隠蔽した。翌年から、すべての魚が無検査で
     全国の食卓にのぼった

    《山下は語る。「こんな巨大な事件が、全体像が明らかにされないまま
     現代史に埋没するなんてことは、日本人としての資質が問われる
」と。
     この映画から、フクシマの「X年後」が見えてきて誰しも愕然となろう》

   『●東電原発人災の『X年後』: 厚生省「1.68ミリシーベルト」
                      vs 研究者「1400ミリシーベルト」
   『●東京電力原発人災から『X年後』・・・・・・
       取り返しのつかないことが現実化してはいまいか?
   『●人類は核と共存できるのか?
       『放射線を浴びたX年後』とパグウォッシュ会議

 映画・TVドキュメンタリー『放射線を浴びた『X年後』』。3.11東京電力核発電人災の『X年後』を想像できない、想像しようともしない核発電推進派のニッポンの人達。傲慢で申し訳ないが、「知性」の問題ではないのか? 「反知性」。
 人類は核と共存できないことはビキニ環礁での愚かな核実験による、船員らを含む、多くの人々の被害状況を見れば分かっていたはずなのに。そして今、3.11東京電力核発電人災の教訓を活かさず、九電や関電はまたしても暴走を始めた。それを止めるどころか、煽っているとしか思えない、アベ様ら自公議員、野田元首相ら、原子力「寄生」委員会、さらに、賛成する「地元」。最大の人災当事者・東電さえもが、柏崎刈羽原発を再稼働したいそうだ。核発電「麻薬」患者

   ●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」
   『●原発関連交付金・固定資産税などで
     「財政豊かな」玄海町で、3.11東京電力原発人災後初の町長選
   『●関西電力八木誠社長のあの高浜原発:
      「プルサーマル原発」に続き「寿命原発」を動かしたいそうです
   『●「値上げ脅迫」: 無策の関西電力・・・
       東京電力原発人災以降、一体何をやってきたのか?
   『●川内原発再稼働: 「経済麻薬」=思考停止、
      「他の方法で経済発展する手を考えることを放棄させる」
   『●「電力会社と共同での原発PRに、
       中立性を疑う指摘も」…「ツーツー」で「ズブズブ」
   『●「伊方原発は、日本一細長いという佐田岬半島の付け根にあり、
                   その西の海側には約五千人が暮らしている」
   『●湯水のごとくカネ浪費:核燃料サイクルに
     十二兆円をドブガネし、今後も毎年千六百億円ずつ増えていく悪夢
   『●全く知恵の無い「もんじゅ」は発電もせずに、
      「年間の電力消費量は一般家庭約二万五千世帯分にも上る」
   『●アベ様による「組織的ドーピング」……カネカネカネ病という「麻薬」患者
   『●「こういうふうにした者たち」とは誰だ?
       ……東京電力原発人災の自覚無き犯罪者たち
   『●浜岡原発という凶器: 
     砂上にペラペラの壁を造って、な~にが「安全」なのか?
   『●狂気・凶器「プルサーマル発電は新規制基準下では初」
               ……もう何でもアリな原子力ムラの大暴走
   『●「大切なのは「信頼」だ」…
     だからもう病気なんですってば!? 核発電「麻薬」患者
   『●「原発強国」目指す中国の核発電事情:
       隣国の愚な轍を踏むべきじゃないというのに…
   『●今中哲二さんも京都大学原子炉実験所を退職
   『●もんじゅ「エサ代」の無残さ: 《ナトリウムを使う
      原子炉の解体技術は確立されておらず》…無責任過ぎる

 62年前のあの日の元船員の方は、いま、《行動しないと永遠に知る機会を失ってしまう》と仰っている。何もしようとしないアベ様やその取り巻き自公議員、アベ様の言いなりな原子力「寄生」委員会、その「無策」「無責任」「反知性」…3.11東京電力核発電人災の『X年後』を激しく怖れる。

   『●東電原発人災から『X年後』:「自分が壮大なできごとの 
          参加者だということがわかっているのだろうか」?
   『●黙殺される東電原発人災『X年後』: 
     「100万人に2~3人という日本の全国平均を大きく上回ったもの」
   『●「マンハッタン計画」の核開発拠点となった
      ハンフォードと東京電力核発電人災、それぞれの『X年後』…
   『●星北斗座長「甲状腺がんは放射線の影響とは考えにくい」 
            …では、何が原因なのか?、を説明して下さい!
   『●2011年の『X年後』:星北斗座長「現時点で
     放射線影響は考えにくい」…なんて気安く発言して大丈夫?

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http://www.asahi.com/articles/ASJ2M5S7BJ2MPTIL017.html?iref=comtop_list_nat_f01

あの灰が降る、ビキニの海にいた 元船員ら被害解明訴え
西村奈緒美、佐藤達弥 2016年2月22日11時09分

     (「第二幸成丸」に乗っていた桑野浩さん=高知市)
     (武政昭善さんの遺影を手に話す妻の弘子さん
                       =高知県土佐清水市)

     (「第十一高知丸」の甲板で仲間と写真におさまる
        武政昭善さん=1955年4月1日、妻・弘子さん提供)
     (父が「第七大丸」に乗っていた下本節子さん=高知市)

 あのとき、私たちも、あの海にいた――マーシャル諸島ビキニ環礁でマグロ漁船「第五福竜丸」が被曝(ひばく)した米国の核実験から、3月1日で62年。周辺海域にいた船の元乗組員らが事実上の「労災認定」を求め、船員保険を申請する。長い歳月を経ても消えない「核の被害」を訴えるために

‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐
核実験で被曝、船員保険を集団申請へ 高知の元乗組員ら
特集:核といのちを考える
‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐ ‐‐‐

 「仲間の死の理由が少しでも分かるきっかけになれば」。桑野浩(ゆたか)さん(83)=高知市=はそう考え、船員保険の申請を決めた。

 第五福竜丸が被曝した1954年3月1日、桑野さんが乗る「第二幸成丸」もビキニ環礁の周辺海域にいた。甲板にいた時、黒っぽい灰のようなものが降ってきた。「ハワイの火山が爆発でもしたかな」。ほかの乗組員と顔を見合わせ、首をかしげた。

 この日から5月までの約3カ月間、米国はマーシャル諸島で6回の水爆実験を繰り返していた。だが、桑野さんらには何の事前の連絡もなかった。数年後、鼻血が突然出るようになった桑野さんは「周囲に体を悪くしたと思われれば、仕事を失う」と恐れ、誰にも相談しなかった。

 40歳をすぎたころ、第二幸成丸に乗っていた仲間たちが相次いで亡くなった。「次は自分か」とやけになり、酒量が増えた。12年前に胃がんを患い、昨年は心筋梗塞(こうそく)になった。

 自分の病気や仲間の死が核実験と関係があるのか分からない。ただ、行動しないと永遠に知る機会を失ってしまう――。桑野さんの今の思いだ。

   ■ □ ■

 80歳だった2年前に肺塞栓(そくせん)で亡くなった武政昭善(あきよし)さんは「第十一高知丸」に乗り、54年2月18日に神奈川・浦賀を出港。54年3月1日は第五福竜丸や第二幸成丸と同じように、ビキニ環礁の周辺にいた。
………。
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●「伊方原発は、日本一細長いという佐田岬半島の付け根にあり、その西の海側には約五千人が暮らしている」

2015年11月07日 00時00分37秒 | Weblog


東京新聞の記事【原発3号機 伊方町議会が再稼働賛成】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015100602000243.html)。
asahi.comの社説【伊方原発 再稼働判断を急ぐな】(http://www.asahi.com/paper/editorial2.html?iref=editorial_news_one)。

 《これを受け山下和彦町長は「材料は出そろった」と述べ、七日以降に経済産業相と会い最終判断する意向を示した。再稼働に同意する見通し》。
 《国の原子力防災会議はおととい、周辺自治体がつくった住民避難計画を了承し、伊方町議会も再稼働に同意した。愛媛県議会は9日に同意する見通しで、中村時広知事の最終判断も近いとみられる》。

   『●東京電力原発「人災」は未解決なのに、
          川内原発を再稼働しようという愚行
    「四国電力 伊方原発原子力規制委員会の規制基準に
     適合し、九州電力 川内原発の再稼働は迫る。
     多くの不安をのこしたままで、適合すなわち再稼働
     という短絡を、定着させてもいいのだろうか」。
    「多くの原発は半島に立地する。特に伊方原発は、
     日本一細長いという佐田岬半島の付け根にあり、
     その西の海側には約五千人が暮らしている
      愛媛県が策定した事故時の広域避難計画では、
     原発前の国道を通って松山市などに向かう陸路と、
     フェリーに乗って大分などに逃れる海路が想定されている。
      だが、南海トラフ地震と原発事故の複合災害が
     発生すれば、道路は寸断、港が荒れて船も使えず、
     孤立化する恐れは強い」。

 狂気としか言いようがない……《伊方原発は、日本一細長いという佐田岬半島の付け根にあり、その西の海側には約五千人が暮らしている》。こんなところで一体どんな避難計画を作り得るのか? そんな《住民避難計画を了承》したそうです。再稼働するためなら、何でもやる「麻薬」患者たち。カネの亡者。
 《安倍晋三首相は「万一事故があった場合は政府として責任を持って対処する」と強調》……このバカ発言を見て下さい! 東京電力原発人災に一切の「責任」を負わず、いまも無策・無責任に汚染水を垂れ流し続けているアベ様ら自公議員たちの酷さ。それを「信頼」したふりをする「地元」首長・議員たち。言っちゃぁ悪いが、頭の回路が切れているとしか思えません。


 《四電は経営上の理由から再稼働を急ぎたいだろうが、いかなる場合でも安全を最優先するのが、福島第一原発事故の教訓だったはずだ。地元自治体は、そのための手間と時間を惜しんではならない》……なんていくら言っても仕方ない。電力会社も「地元」自治体も「カネ」に目がくらんでいるのだから。この腐ったアベ様ら自公政権が退陣しない限り、「破滅への暴走」は止まらない。
 それにしても、カネカネカネと浅ましい。

   『●「電力会社と共同での原発PRに、
      中立性を疑う指摘も」…「ツーツー」で「ズブズブ」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015100602000243.html

原発3号機 伊方町議会が再稼働賛成
2015年10月6日 夕刊

 原子力規制委員会の審査に合格した四国電力伊方(いかた)原発が立地する愛媛県伊方町議会は六日、3号機の再稼働に賛成する陳情を全会一致で採択し、同意の意思を示した。これを受け山下和彦町長は「材料は出そろった」と述べ、七日以降に経済産業相と会い最終判断する意向を示した。再稼働に同意する見通しだ。

 一方、政府は六日午前、原子力防災会議を開き、伊方原発での過酷事故に備えた周辺地域の避難計画を了承。愛媛県の中村時広知事も出席し、安倍晋三首相は「万一事故があった場合は政府として責任を持って対処する」と強調した。中村知事は会議後、「(政府が)責任を負っていく覚悟を表明したと受け止めている」と記者団に語り、首相の説明を評価した。その上で地元同意に関し「経産相の来県を引き続き求め、条件がそろったら判断する」と述べた。

 町議会では再稼働賛成の陳情採決で議長を除く議員十五人全員が起立。山下町長は経産相と避難計画の実効性について意見交換する考えも示した。

 また愛媛県議会は六日午後、エネルギー・危機管理対策特別委員会が再稼働に関し賛成の請願を採択する見込み。九日には本会議で再稼働の可否を判断する予定だ。仮に知事が再稼働に同意したとしても、機器の詳細設計の認可などの手続きが残っており、再稼働は年明け以降とみられる。再稼働すれば九州電力川内1、2号機に次ぐ原発となる可能性がある。

 避難計画の策定が必要となる伊方3号機の三十キロ圏には伊方町と愛媛県内の六市町、山口県上関町が含まれる。このうち愛媛県八幡浜市長は既に再稼働賛成を表明。他の市町長は知事の判断を尊重するとしている。


◆「住民の声 無視した

 伊方原発3号機の再稼働賛成の陳情を採択した伊方町議会。本会議開始後間もなく、再稼働賛成の陳情が全会一致で採択されると、傍聴席の反対派住民からは「住民の声を無視した結果だ」などと憤りの声が上がった。

 本会議は午前十時に開会。議長を除く議員十五人が全会一致で再稼働反対の陳情を不採択とすると、傍聴していた反対派の住民約十人から「信じられない」「何を考えているんだ」と叫び声が上がる一方で、町議の一人は「退場させろ」と気色ばみ、議場は一時騒然となった。その後、賛成陳情が全会一致で採択されると、住民らは「ひどい」とため息を漏らし、閉会を待たずに出ていった。

 傍聴席で結果を見届けた同県新居浜市の生協役員秦左子さん(58)は「私たち住民の声を無視した結果。議会は町民の命の側ではなく、お金の側に立った。無責任だ」と憤った。
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http://www.asahi.com/paper/editorial2.html?iref=editorial_news_one

伊方原発 再稼働判断を急ぐな
2015年10月8日(木)付

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働に向けた手続きが大詰めを迎えている。

 国の原子力防災会議はおととい、周辺自治体がつくった住民避難計画を了承し、伊方町議会も再稼働に同意した。愛媛県議会は9日に同意する見通しで、中村時広知事の最終判断も近いとみられる。

 だが、現時点で再稼働を認めるのは尚早だ。事故時の避難計画が万全とはいえず、住民の不安が根強いからだ。知事は同意を急ぐことなく、残る課題の解消に取り組むべきである。

 伊方原発は四国の西に突き出た佐田岬半島の付け根にある半島は細長く約50キロあり、原発事故が起きたら西側の約5千人が孤立する恐れがある。

 避難計画によれば、半島部の住民は早い段階で陸路で内陸部に逃れるか、おもに海路で対岸の大分県に避難することになる。原発の直近を通れない場合、海路か空路しかない。船やヘリを事前に確保するといっても、混乱なく輸送できるか、住民の懸念は消えていない。

 避難が難しい場合は、自宅か39カ所の施設で屋内待避する想定だ。ただ建物の気密性を高めるなど、放射線防護のための工事が施されるのは4施設(468人分のみ。小・中学校や保育所は入っていない。

 この原発の地理的な弱点はいまだ克服されたとは言えない。

 原子力防災会議で安倍首相は「国民の生命、身体や財産を守ることは政府の重大な責務であり、責任をもって対処する」と述べた。中村知事は歓迎したが、発言はごく当たり前の内容だ。避難計画の不備を埋め、住民の生命を守るのは、自治体の責任だと認識してほしい。

 四国電力は原子力規制委員会の審査で、最大の地震の揺れ(基準地震動)を従来の570ガルから650ガルとし、想定する津波の高さも当初は3・49メートルだったのを8・12メートルとした。重要な機器がある建物の扉も、水密扉に取り換えた。

 それでも事故は起きるとの前提に立ち、自治体は対応を考えておかなければならない。11月には国の総合防災訓練が現地である。愛媛県や周辺市町が避難計画の実効性を検証できる機会だ。再稼働の是非の判断はそれからでも遅くはない。

 四国はこの夏も原発なしで乗り切った。四電は経営上の理由から再稼働を急ぎたいだろうが、いかなる場合でも安全を最優先するのが、福島第一原発事故の教訓だったはずだ。地元自治体は、そのための手間と時間を惜しんではならない。
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●「電力会社と共同での原発PRに、中立性を疑う指摘も」…「ツーツー」で「ズブズブ」

2015年11月02日 00時00分21秒 | Weblog


東京新聞の記事【原発広報施設に四国電マネー 愛媛県、伊方町が設置 揺らぐ中立】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102790070434.html)。


   『●『松下竜一未刊行著作集5/平和・反原発の方向』読了(前半)
   『●政策決定の場から追放
   『●四国電力伊方原発: 「ユルユル耐震」とまで言われて
   『●電力会社・原発との癒着と呼ばずして
   『●節穴どころか癒着とは・・・
   『●メルトダウンする原発推進党
   『●旧原子力安全・保安院の「やらせ」や「圧力」
        ・・・・・・どこが一体「安全」や「保安」なのか?
   『●鹿児島地裁に川内原発再稼働差し止めを却下されてしまった・・・
                        判決に東京新聞も毎日新聞もダメ出し
   『●原状回復が損害賠償の基本: 東京電力原発人災で
            「ふるさとをなくした痛み」は全く癒えていない
   『●東京電力原発「人災」は未解決なのに、
           川内原発を再稼働しようという愚行
   『●「怒」、九州電力川内原発再稼働というパンドラの箱:  
          国破れて、山河も無し・・・となってもいいのか?

 《県や町が独自に設置した原子力広報センターの設立費用や運営費に、四電からの多額の出資や寄付金が充てられていたことが分かった。新潟県の同種施設では全額自治体が出資。立地自治体には、原発安全性を監視する役割も期待されるが、電力会社と共同での原発PRに、中立性を疑う指摘も》。

 「ツーツー」で「ズブズブ」な関係。電力会社と「地元」や「地元」行政の汚い関係。…九州電力玄海原発川内原発も同じような構図です。みんな「麻薬」中毒

   『●「豊かな玄海町」へ:
     「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力正しい理解で豊かな暮らし」
    「「県議会原子力安全対策等特別委員会の石丸博委員長が
     現職の岸本英雄氏の出陣式に出席。再稼働を強く求めている
     岸本氏に同調する姿勢……「岸本さんとはツーツーですので、
     まあ大体そういうことで進んでいくんじゃないかと思っております」
     と発言」していたそうです。原発という「麻薬」にドップリ、
     原子力ムラとズブズブの関係が見て取れます。一体、選挙を
     やる意味はあったのでしょうか?、アホらしくなってきますね。
     そう云うのは「ツーツー」ではなく、「ズブズブ」でしょ?」

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015102790070434.html

原発広報施設に四国電マネー 愛媛県、伊方町が設置 揺らぐ中立
2015年10月27日 07時04分

 知事が四国電力伊方(いかた)原発(愛媛県伊方町)の再稼働への同意を表明した愛媛県で、県や町が独自に設置した原子力広報センターの設立費用や運営費に、四電からの多額の出資や寄付金が充てられていたことが分かった。新潟県の同種施設では全額自治体が出資。立地自治体には、原発安全性を監視する役割も期待されるが、電力会社と共同での原発PRに、中立性を疑う指摘もある。 (荒井六貴


 問題の施設は、伊方町役場とは道路を挟んだ場所にある伊方原子力広報センター。四電のPR施設とは別に、県などが独自に、市民に原発のことを知ってもらう施設として設けた。

 運営は同名の公益財団法人が担うが、愛媛県や伊方町、四電の三者がそれぞれ二百万円を出資し、一九八三年四月に設立された。法人登記簿の目的欄には「原子力の平和利用の円滑な推進に寄与する」と書かれている。

 常勤理事には、伊方町を管轄する県南予地方局の総務県民課長OBが再就職し、役員には山下和彦町長や県幹部、伊方原発所長ら四電幹部三人も名を連ねている。

 現場でセンターの展示を見ると、東京電力福島第一原発事故には全く触れていない一方で、原発全般の安全性や必要性を強調する内容になっていた。

 毎年の運営費は、約四千八百万円の事業費のうち約二千八百万円は県と伊方町からの委託事業となっているが、残る二千万円は寄付金で約四割に当たる。センターに取材した結果、全て四電からで、ここ数年は同額ずつが寄付されてきたと分かった。

 県原子力安全対策課の二宮久課長は、本紙の取材に対し「独自に専門家による委員会をつくり、伊方原発の安全対策を検証してきた」と中立性が担保されていると強調する。

 その上で「原子力規制委員会の議論もチェックしている。センターに委託する事業費は県で負担しており、電力会社と一体化しているということはない」と説明している。

 東電柏崎刈羽原発(新潟県)の近くには、同県の柏崎原子力広報センターがあるが、出資金も運営費も自治体だけで賄っている。


◇一線を画さなくては

 五十嵐敬喜(たかよし)法政大名誉教授(公共事業論)の話 福島の事故の教訓の一つは、監視役である行政は、推進側の電力会社と一線を画さなければならないという点だ。今回のセンターの問題は、教訓に全く学んでいないことを示している。原発は安全だとPRしたい電力会社の意向に、県と町が乗ってしまっている構図だ。中立性が疑われる。

(東京新聞)
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●「パンドラの箱」を開けた張本人たちがこだわる「ベースロード電源」、そして原子力発電

2015年04月06日 00時00分24秒 | Weblog


東京新聞の記事【政府重視「ベースロード電源」 欧米では減少傾向】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015040402000149.html)。

 「政府と自民党は、二〇三〇年に総発電量に占める原発や水力発電など「ベースロード電源」の比率を東日本大震災前の六割(一三年度は四割)に戻す方向で検討に入った。背景には現在、稼働していない原発で発電量を二割程度、上積みしたいという意図」。

 政府・自民党や公明党、翼賛野党の考え・・・・・・全く理解不能、2011年の3.11東電原発人災とは一体何だったのでしょうか? パンドラの箱を開けたのは誰だ

   ●パンドラの箱を開けたのは誰だ?
   『●東京電力原発人災以降も続く無責任の連鎖
   『●3.11東京原発人災から2年が過ぎて
   『●誰も責任をとらない自民党議員・・・・・・
       3.11東京電力原発人災以前に逆戻りしていて大丈夫?

   『●政治献金という名の「賄賂」:
          アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係

   『●「仏様のおかげ」はもう期待しない方がいい:
        高浜原発、「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」

   『●東電原発人災: あ~アベ様の言う
      「完全にブロックされている」「状況はコントロール」の悲惨な現実

   『●3.11東京電力原発人災から4年:
        虚しき「地球にやさしいエネルギー原子力 人にやさしい大熊町」


 「パンドラの箱」を開けた張本人たちがこだわる「ベースロード電源」という発想。でも、記事によると、「欧州諸国を中心にベースロード電源という考え方が消えつつある」そうだ。「ベースロード電源」という発想にこだわり、「死の灰」を生み出し続ける原子力発電」=「潜在的にプルトニウムを欲する心を満たす「核発電」を市民に押し付け、市民の安全な暮らしを脅かし、被曝を強い、そして破壊する・・・・・・政府・自民党や公明党、翼賛野党は一体何を考えているのか? 「ツーツー」で「ズブズブ」。

   ●烏賀陽弘道さん『ヒロシマからフクシマへ原発をめぐる不思議な旅』読了
   『●「死の灰」を回避し得ない上に、
         「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない

   『●消えゆく「事故を思い出して原発を議論する
        きっかけになるもの」 ~「原子力 破滅 未来のエネルギー」~

   『●「原発に依存しない地域の未来図を」描くことは可能だ
   『●井戸謙一さん「高浜3、4号機再稼働差止仮処分」・・・
          「仮処分決定は、直ちに効果が発生」、再稼働不能


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015040402000149.html

政府重視「ベースロード電源」 欧米では減少傾向
2015年4月4日 朝刊


(↑ブログ主注: すいません、勝手ながらコピペさせて頂いております
 【http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/images/PK2015040402100046_size0.jpg】)

 政府と自民党は、二〇三〇年に総発電量に占める原発や水力発電など「ベースロード電源」の比率を東日本大震災前の六割(一三年度は四割)に戻す方向で検討に入った。背景には現在、稼働していない原発で発電量を二割程度、上積みしたいという意図もあるようだ。ベースロード電源とは何か、海外事情も併せて探った。 (吉田通夫


 Q ベースロード電源って?

 A 原子力や水力などいろいろある発電方法のうち、中核となる電源のことだ。燃料費が安く、毎日一定の電力をつくり続ける発電所がベースロード電源になる。政府は原子力、水力、石炭火力、地熱の四種類としている。燃料費が高いが出力を微調整しやすい石油火力は、電力の消費量が最も多い時間帯だけ稼働するピーク電源。燃料費も出力の調整力もそこそこの液化天然ガス(LNG)火力はミドル電源としている。
 原発は事故対策を含めた費用が高いし稼働も不安定という批判はあるが、政府は方針を変えていない。


 Q ベースロード電源を六割にすると、なぜ原発が二割になるの

 A 一〇年度にベースロード電源の発電比率は62%だった。震災後は原発が止まり、一三年度は計四割に下がった。最近になり経済産業省と自民党は諸外国のベースロード電源は六割以上あり、日本も六割程度に戻したいと言い出した。どのように戻すのかは明言していない。
 しかし、石炭火力を増やすのは二酸化炭素の排出抑制の観点から難しい。水力や地熱は大規模な開発に時間がかかる。必然的に原発を再稼働して二割程度を積み増す構図が浮かぶんだ。


 Q ベースロード電源は他国も重視しているのか?

 A いや、普及してきた太陽光や風力など再生エネを最優先で利用するため欧州諸国を中心にベースロード電源という考え方が消えつつある」(関西大の安田陽(よう)准教授)。国際エネルギー機関(IEA)の統計では、日本政府が言うベースロード電源は一二年に欧州で66%、米国は64%だったが、三〇年には双方とも50%前後に減ると予想されている。日本が経産省令で原発を最優先に使うと決め、太陽光や風力を抑えようとしているのとは対照的だ。
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●原発再稼働の負の連鎖: 「川内方式」を「妥当」なんて、とんでもない!

2015年01月23日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の記事【30キロ圏自治体「妥当」は2割 再稼働同意 立地自治体に限定】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015010502000122.html)。

 「「川内方式」を「妥当」としたのは、全国の原発の半径三十キロ圏に入る百六十自治体のうち、約二割の三十五自治体にとどまる」。
 3.11東京電力原発人災で日本中が「地元」であることを嫌というほど分かったはずなのに・・・・・・「川内方式」を「妥当」と判断できる「原子力安全対策等特別委員会」「市議会」「県議会」、そしてそれを許す「地元」って一体何なんだろう?

   『●川内原発の原子力安全対策等特別委員会で
       「原発「ツーツー」「ズブズブ」関係者=委員」が再稼働推進票


 原発人災が起こった時に、薩摩川内市内や30キロ圏内で被害が収まるのか? 「「川内方式」を「妥当」としたのは・・・・・・約二割の三十五自治体」にも呆れてしまいます。

   『●日本中が「地元」・・・・・・大間原発と高浜原発の再稼働問題、
                  「30キロ圏内の声を聴け」ではダメ


 民を救わない自民党やアベ様に一体何を期待しているのでしょう?

   
●『放射能を浴びたX年後』:
       「国はこれまで福竜丸以外の船員の追跡調査をしてこなかった」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015010502000122.html


30キロ圏自治体「妥当」は2割 再稼働同意 立地自治体に限定
2015年1月5日 朝刊

 原発再稼働の地元同意手続きについて、対象を九州電力川内原発の立地自治体の鹿児島県と薩摩川内市に限定した「川内方式」を「妥当」としたのは、全国の原発の半径三十キロ圏に入る百六十自治体のうち、約二割の三十五自治体にとどまることが共同通信のアンケートで分かった。

 政府は他の原発の手続きも「川内原発の対応が基本的」(菅義偉官房長官)としているが、三割強の五十五自治体が「妥当でない」と回答。立地以外の自治体も事故時に被害が及ぶ恐れがあり、同意手続きに加われないことへの不満が強いことが浮き彫りになった。

 同意を求める地元の範囲も、事故時の避難計画を策定する必要がある「三十キロ圏の自治体」(四十二自治体)との回答が「立地自治体のみ」(二十九自治体)を上回った。

 また原子力規制委員会の審査に合格した原発の再稼働に関し「容認する」と「条件付きで容認する」は計三十六自治体と約二割にとどまった。

 川内方式について「妥当」は十六自治体、「どちらかといえば妥当」が十九自治体に対し、「妥当でない」が三十三自治体、「どちらかといえば妥当でない」は二十二自治体だった。

 批判的な計五十五自治体は全て立地以外だった。川内方式への反発は強く、今後の同意手続きが難航する可能性がある。

 川内に次いで再稼働に向けた手続きが進む関西電力 高浜原発(福井県)の三十キロ圏に入る滋賀県は「妥当でない」を選択。「三十キロ圏に一部でも入る自治体には同意を求めるべきだ」と指摘した。

 一方、関電美浜原発がある福井県美浜町は「妥当」とした上で「町民の理解など問題を解決しながら原子力に貢献してきたのは立地市町と県」と強調。評価を避けた自治体も多く「分からない」「その他・無回答」が計七十自治体だった。

 川内原発の地元同意は、薩摩川内市議会、市長、鹿児島県議会、知事の順で了承。手続きは比較的順調に進み、今春以降の再稼働が見込まれる。

 アンケートは昨年十一月の鹿児島県知事の同意表明後、年末にかけて実施。建設中の電源開発 大間原発(青森県)も含め、各原発の三十キロ圏に入る二十一道府県と百三十九市町村を対象にした。
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●川内原発の原子力安全対策等特別委員会で「原発「ツーツー」「ズブズブ」関係者=委員」が再稼働推進票

2015年01月18日 00時00分52秒 | Weblog


asahi.comの記事【川内再稼働同意の2県議、関係企業が九電関連工事を受注】(http://www.asahi.com/articles/ASH1D7D53H1DUTIL026.html?iref=comtop_6_02)。

 「ともに県議会で川内原発の安全対策を調べる原子力安全対策等特別委員会(15人)に所属。同委員会は2014年11月、川内原発の再稼働推進を求める陳情を賛成11、反対3で採択し、2人は賛成」。 

   『●再稼働ありきの「世界最高水準の規制基準」という「世界一の無責任」さ
   『●火山の巨大噴火時の緊急核燃料輸送に何時間、何日間?
                                 答えは「2年以上」!

   『●「今後の運転期間はせいぜい三十年間。
        その間の噴火はないだろう」との推測下、川内原発規準OK

   『●原発再稼働という恥ずべき選択 ~「新基準は世界一」
           「世界最高レベル」ではなく、「世界一の無責任」~

   『●九州電力川内原発を再稼働させてはイケナイ:  
       何のための専門家会合? 市民の意見提出??
   『●御岳山噴火は水蒸気爆発なので予測不可
       ・・・川内原発再稼働「影響せず」、でOKですか?

   『●安心な新「安全神話」: 「万が一事故が起きた場合は
          関係法令に基づき、政府が責任を持って対処する」

   『●怒号渦巻く川内市住民説明会: 
         誰が川内原発再稼働を望んでいるのか?
   『●「恥」と共に原発による人権侵害までも輸出
       =「輸出先が加盟国なら、日本製の原発でもメーカーは免責」

   『●「超巨大噴火が、100年以内に起こり得るというのは大変なこと」:
                        九州電力川内原発再稼働という無謀

   『●岩切秀雄薩摩川内市長は責任を
     「最終的には国が負うべきだ」と強調・・・自民党の一体誰が責任を??

   『●川内原発再稼働という暴走: 「これほど地震が多い国で、
              原発が安全だと信じる人がまだ残っている」?

   『●御岳山噴火は水蒸気爆発なので予測不可
        ・・・川内原発再稼働「影響せず」、でOKですか?

   『●火山学者のレベルや噴火予測の精度は知らないが、
       超巨大噴火は起こりません、とでも言いたげな田中俊一氏
 
   『●川内原発再稼働問題: 火山学会は、
      原子力寄生委員会から売られたケンカは買うべきだ!


 「関係企業が九電関連工事を受注」しているような県議がこの委員なんか引き受けてはいかんでショ!! 「
やらせ」じゃん。「利益相反」。さらに哀しいことに、彼ら二人がいなくても賛否が逆転しないという委員構成の歪みじゃないかと、最初から賛成する気しかないのではないかという委員会、一体何のための「原子力の安全対策等を特別に審議する委員会」? 「地元」だけではなく、「30キロ圏内」だけでなく、九州どころか日本中、世界中に放射性物質をまき散らす恐れがあるというのに、お気楽な委員会だ。賛成票を投じた委員は「自分」の目先の「カネ儲け」だけしか考えていない。

   『●旧原子力安全・保安院の「やらせ」や「圧力」
         ・・・・・・どこが一体「安全」や「保安」なのか?


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http://www.asahi.com/articles/ASH1D7D53H1DUTIL026.html?iref=comtop_6_02

川内再稼働同意の2県議、関係企業が九電関連工事を受注
大谷聡 2015年1月13日05時19分

(↑ブログ主注: すいません、勝手にコピペさせて頂いております
  【http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150112001619.html】)

 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の安全対策の調査を担当し、再稼働に同意した鹿児島県議2人や親族の経営する建設会社計4社が、東京電力福島第一原発事故後の3年間で、川内原発や九電の関連工事を計26件、2億9千万円分受注していた。2県議は会社から報酬を受けていた

 川内原発の安全性を客観的に審議する立場の県議たちが、原発事業者側から利益を受ける構図だ。

 2人はいずれも自民党の外薗(ほかぞの)勝蔵県議(当選4回、薩摩川内市区)と小幡兼興県議(同5回、出水市区)。ともに県議会で川内原発の安全対策を調べる原子力安全対策等特別委員会(15人)に所属。同委員会は2014年11月、川内原発の再稼働推進を求める陳情を賛成11、反対3で採択し、2人は賛成した。
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●「豊かな玄海町」へ: 「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力正しい理解で豊かな暮らし」

2014年08月06日 00時00分02秒 | Weblog


asahi.comの二つの記事【再稼働積極派の現職が3選 佐賀・玄海町長選】(http://www.asahi.com/articles/ASG835QYVG83TTHB00M.html?iref=comtop_6_02)、
【佐賀)再稼働推進候補と「ツーツー」 県議会特委委員長】(http://www.asahi.com/articles/ASG7Y3Q9TG7YTTHB003.html?ref=reca)。
東京新聞の記事【玄海町長に岸本氏3選 原発論戦は低調】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014080301001693.html)。

   『●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」
   『●原発関連交付金・固定資産税などで「財政豊かな」玄海町で、
                    3.11東京電力原発人災後初の町長選


 「県議会原子力安全対策等特別委員会の石丸博委員長が現職の岸本英雄氏の出陣式に出席。再稼働を強く求めている岸本氏に同調する姿勢・・・・・・「岸本さんとはツーツーですので、まあ大体そういうことで進んでいくんじゃないかと思っております」と発言」していたそうです。原発という「麻薬」にドップリ、原子力ムラとズブズブの関係が見て取れます。一体、選挙をやる意味はあったのでしょうか?、アホらしくなってきますね。そう云うのは「ツーツー」ではなく、「ズブズブ」でしょ?

 「投票率は80・69%と、選挙戦になった8年前の88・83%を下回った。選挙戦で再稼働は明確な争点にならなかった。町の歳入の7割を占める原発マネーの使い道について、実績を強調した岸本氏に対し、中山氏は異なる活用方法を主張したが、ともに再稼働の是非にはほとんど触れなかった。山口氏は街頭活動はせず、主張は浸透しなかった」「投票率は80・69%で、得票数は岸本氏2099票、中山氏1769票、山口氏86票。岸本、中山両氏は運転停止中の玄海原発の再稼働を容認、山口氏は反対の立場だった。だが、それぞれ強く打ち出すことはなく、原発再稼働をめぐる論戦は低調に終わった」・・・・・・。
 いろんな理由はあるのでしょうが、「86票」って・・・・・・呆れるのを通り越して、笑えてきます。よほど頼りなかったのかな? チラシだけでは、再稼働派には勝てなかった??

 そりゃ~玄海町は「豊かな町」でしょうね。でも、これらの言葉を贈りたいですね:

       「原子力郷土の発展豊かな未来
  
       「原子力明るい未来のエネルギー

       「原子力正しい理解で豊かな暮らし

   『●何がメルトダウンしたのか?
   『●福島県双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」
                  ・・・・・・いま、その〝少年〟は?


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http://www.asahi.com/articles/ASG835QYVG83TTHB00M.html?iref=comtop_6_02

再稼働積極派の現職が3選 佐賀・玄海町長選
2014年8月3日22時07分

 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の町長選は3日投開票され、いずれも無所属で、再稼働に積極的な現職岸本英雄氏(61)が、同じく容認姿勢の元町議、中山敏夫氏(59)、再稼働反対を掲げた飲食店経営、山口徳信氏(63)の新顔2氏を破って3選を果たした。投票率は80・69%と、選挙戦になった8年前の88・83%を下回った。

 選挙戦で再稼働は明確な争点にならなかった。町の歳入の7割を占める原発マネーの使い道について、実績を強調した岸本氏に対し、中山氏は異なる活用方法を主張したが、ともに再稼働の是非にはほとんど触れなかった。山口氏は街頭活動はせず、主張は浸透しなかった。
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http://www.asahi.com/articles/ASG7Y3Q9TG7YTTHB003.html?ref=reca

佐賀)再稼働推進候補と「ツーツー」 県議会特委委員長
2014年7月30日03時00分

 29日に告示された玄海町長選で、県議会原子力安全対策等特別委員会の石丸博委員長が現職の岸本英雄氏の出陣式に出席。再稼働を強く求めている岸本氏に同調する姿勢を示した。

 あいさつの中で石丸氏は、「玄海町は原発という大きな問題を抱えている。私は3年近く委員長を務めており、地元から見れば何をもたもたしているかとお思いでしょうが、委員長は相撲で言えば行司。(再稼働を)早くせえ、とは言えません。が、岸本さんとはツーツーですので、まあ大体そういうことで進んでいくんじゃないかと思っております」と発言した。

 特別委は再稼働の是非について審議している最中
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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014080301001693.html

玄海町長に岸本氏3選 原発論戦は低調
2014年8月3日 22時48分

 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町で3日、任期満了に伴う町長選が投開票され、無所属の現職岸本英雄氏(61)が、いずれも無所属新人の元町議中山敏夫氏(59)、自営業山口徳信氏(63)を破り3選した。

 投票率は80・69%で、得票数は岸本氏2099票、中山氏1769票、山口氏86票。岸本、中山両氏は運転停止中の玄海原発の再稼働を容認、山口氏は反対の立場だった。だが、それぞれ強く打ち出すことはなく、原発再稼働をめぐる論戦は低調に終わった。

 岸本氏は再稼働の是非にはほとんど触れず、来春開校する小中一貫校の建設など2期8年の実績を力説した。

(共同)
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