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●「超巨大噴火が、100年以内に起こり得るというのは大変なこと」: 九州電力川内原発再稼働という無謀

2014年10月29日 00時00分58秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【1億2000万人死亡 100年以内「カルデラ噴火」の恐怖】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/154358)。

 「九州中部で最大規模の噴火が起きた場合、火山灰が西日本で50センチ以上、東日本でも20センチ以上降り積もり、1億2000万人が死亡する恐れ・・・・・・「いつ起きても不思議ではない」と危機感・・・・・・この超巨大噴火が、100年以内に起こり得るというのは大変なこと」。

 「大変なこと」が起こるかもしれないというのに、古かろうが新しかろうがすぐに原発を再稼働したい、新規建設の原発は数十年間稼働させたい、一方、高速増殖炉もんじゅにドブ金をジャブジャブ捨てつつ出来もしない核燃料サイクルをやりたい、使用済み核燃料プールはすぐに満杯、廃炉には数十年の期間が必要、さらには、10,0000~100,0000年の間「死の灰」を管理しないといけない・・・・・・正気でしょうかね? 電力会社、「地元」首長、アベ様、東電株主・宮沢洋一経産相、自公議員、そして、原子力「ムラ寄生」委員会・・・・・・一体誰が、どのように、「責任」を取るのでしょうか? 3.11東京電力原発人災で一体誰が責任を取り、そこからどんな教訓を得たのだろう。九州電力川内原発再稼働、とんでもない無謀なことをやろうとしている。

   『●再稼働ありきの「世界最高水準の規制基準」という「世界一の無責任」さ
   『●火山の巨大噴火時の緊急核燃料輸送に何時間、何日間?
                                 答えは「2年以上」!
   『●「今後の運転期間はせいぜい三十年間。
        その間の噴火はないだろう」との推測下、川内原発規準OK
   『●原発再稼働という恥ずべき選択 ~「新基準は世界一」
           「世界最高レベル」ではなく、「世界一の無責任」~
   『●九州電力川内原発を再稼働させてはイケナイ:  
       何のための専門家会合? 市民の意見提出??
   『●御岳山噴火は水蒸気爆発なので予測不可
       ・・・川内原発再稼働「影響せず」、でOKですか?
   『●安心な新「安全神話」: 「万が一事故が起きた場合は
          関係法令に基づき、政府が責任を持って対処する」
   『●怒号渦巻く川内市住民説明会: 
         誰が川内原発再稼働を望んでいるのか?
   『●「恥」と共に原発による人権侵害までも輸出
       =「輸出先が加盟国なら、日本製の原発でもメーカーは免責」


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/154358

1億2000万人死亡 100年以内「カルデラ噴火」の恐怖
2014年10月24日

    (御嶽山をはるかに超える大爆発が…/(C)AP)

 「100年に1%」の超巨大噴火が日本を滅ぼす――。

 神戸大大学院理学研究科の巽好幸教授(マグマ学)らの研究発表が注目されている。巽教授らが、国内で過去12万年に起きた火山噴火の規模と頻度を分析した結果、「噴火マグニチュード7以上」の発生確率は、今後100年で1%に上るという。

 もし、九州中部で最大規模の噴火が起きた場合、火山灰が西日本で50センチ以上、東日本でも20センチ以上降り積もり、1億2000万人が死亡する恐れがある。

 「100年に1%」と聞くと、ほとんど起きないように思われるが、巽教授は「いつ起きても不思議ではない」と危機感を強めている。どれだけ緊急性があるというのか。武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)が解説する。

   「火山学で『大噴火』とは、火山灰や噴石などが東京ドーム250杯分
    出る噴火のこと。今回、指摘される『カルデラ噴火』は東京ドームの
    10万杯分とされている。カルデラ噴火は、1万年に1回程度起きる
    前回は7300年前の鹿児島・鬼界カルデラ噴火で、縄文文明を
    途絶えさせた。この超巨大噴火が、100年以内に起こり得るという
    のは大変なことなのです」

 国内では過去12万年に熊本・阿蘇、北海道・屈斜路などで少なくとも10回は発生していることが分かっている。“その時”が迫っているとは恐ろしい話だ。
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