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東京新聞の記事【巨大噴火リスク 川内原発 核燃料緊急移送 手つかず】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072590071110.html)。
「九電は予兆を察知した場合には核燃料を安全な場所に緊急移送すると明言しながら、実際には原子炉を止めて運び出すまでに二年以上かかる上、搬出方法や受け入れ先の確保なども具体的に検討していないことが分かった・・原子力規制委員会は緊急移送を条件に、川内原発が新規制基準を満たしていると判断した」・・・・・・こんないい加減な計画で再稼働を申請する九電も九電なら、それを認める原子力「ムラ寄生」委員会もいい加減過ぎる。とにかく、下記の東京新聞の小倉貞俊記者の記事を御一読ください。
また、例えば、大飯原発でも・・・・・・:
『●こんな国に大飯原発を再稼働させて大丈夫か?』
「・・・バスに乗り、一路、大飯原発をめざす。文字通り「一路」、
国道241号線という一本の道しかない。大飯原発のある
大島半島と、小浜湾をまたがり本土とを結んでいる橋も一本しかない。
しかも老朽化で大地震には耐えられないという。つまり大地震が起き、
橋が崩落したり一本道が不通になれば、
大島半島の住民は逃げ場を失う。そこで放射能もれの事故が
発生したら・・・」
・・・・・・といった有様。
東京電力原発人災の後始末さえできず、汚染水はダダ漏れ、、凍土壁方式も頓挫、そして、こんないい加減な再稼働審査・・・・・・世界に恥をさらすばかりである。「世界一安全な規準」が聞いて呆れます。
『●原子力「ムラ寄生」員会ではなく、「風船爆弾」が語ることにこそ
真実はある ~川内原発再稼働問題~』
『●川内原発を再稼働させてはいけない!:
九州の「草の根」の勁き底力を見せるとき』
『●原子力ムラ復権阻止を! 今なら引き返せる!!』
『●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」』
『●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072590071110.html】
巨大噴火リスク 川内原発 核燃料緊急移送 手つかず
2014年7月25日 07時11分
(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2014072599071110.jpg)
(※ブログ主: ↑すいません勝手にコピペさせて頂いております)
火山の巨大噴火リスクを抱える九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)で、九電は予兆を察知した場合には核燃料を安全な場所に緊急移送すると明言しながら、実際には原子炉を止めて運び出すまでに二年以上かかる上、搬出方法や受け入れ先の確保なども具体的に検討していないことが分かった。 (小倉貞俊)
原子力規制委員会は緊急移送を条件に、川内原発が新規制基準を満たしていると判断した。
九電の担当者は取材に「巨大噴火の予兆は噴火する数十年前に察知できるとの前提なので、その時に検討する」とコメント。
規制委の審査担当者は「現状は方針を宣言した段階で、今後の審査で具体策を示してもらう。ただ、どこまで具体的に踏み込めるかは難しいだろう」としている。
川内原発をめぐる自然災害で最も脅威となるのが、周辺に五つあるカルデラの巨大噴火だ。原発から四十キロの姶良(あいら)カルデラで三万年前に起きた噴火と同じ想定では、火砕流が原発敷地内に到達する可能性がある。
規制委の新基準による審査で、九電は「原発の運転中に巨大噴火が起きる可能性は小さい」と主張。衛星利用測位システム(GPS)の観測などで噴火の予兆を監視し、カルデラ周辺の地盤の動きなどで異常が確認されれば、原発を止めて核燃料を緊急移送する方針を示し、規制委は基準を満たすと判断した。
運転中の原子炉内の核燃料は強い放射線と高熱を発し続けており、原発を止めてもすぐには動かせない。数日間は炉内で循環冷却した後、隣接するプールで長期間冷却する必要がある。
九電や核燃料の輸送会社への取材では、外部に運び出すにはプール内で少なくとも二年二カ月冷やした後、専用の輸送容器を使うことが不可欠。九電は輸送容器を所有しておらず、輸送会社が持つ全ての容器を使っても一度に移送できるのは三百五十体。原発内には二千体近い核燃料があり、六回は往復しないと運び出せない。新たに容器を製造するにも約三年かかる。
核燃料を運び込む先も確保できていない。九電玄海原発(佐賀県)のプールは満杯に近い。青森県六ケ所村の再処理工場のプールも満杯。他の電力会社の原発のプールを使う道もあるが、協議をしていない。
空冷式の貯蔵容器で保管する方法は、保管場所を確保していない上、空冷式には、あらかじめ五~八年冷やした後の核燃料しか入れられない。
(東京新聞)
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