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●第二の突破口

2011年08月13日 00時28分53秒 | Weblog


東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011081101000748.html)より。

 北海道電力泊原発3号機の営業運転か?(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011081101000748.html)。九州電力の一連のごたごたで玄海原発がダメなら、では、泊原発を突破口に、ということで必死だ。ここを突破すれば、あとはなし崩し的に、次から次に再開するつもりでしょう。既成事実が積み重ねられ、FUKUSIMA以前に再び戻るのでしょう。
 そうなるかどうか、ここでの道知事の決断は重い・・・。一時期の佐賀県知事玄海町長のように軽く決断して大丈夫なのか。道知事の「地元軽視」、微妙な発言だ・・・。  

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011081101000748.html

泊3号機、営業運転先送り 経産相「知事判断待つ」
2011811 2326

 北海道電力泊原発3号機の営業運転再開について、原子力安全委員会は11日、経済産業省原子力安全・保安院が報告した「安全基準上の問題はないとの最終検査結果を了承した。ただ海江田万里経済産業相は地元に配慮し、検査終了証の交付を見合わせる意向を北海道の高橋はるみ知事に伝達。11日からとみられていた営業運転は数日遅れることになった。

 再開すれば、定期検査からの営業運転入りは東京電力福島第1原発事故後、初のケース

 知事はこれまでの国の手続きに「地元軽視」と反発。北海道によると10日夜、経産相が「知事判断は大切で、再開は待ちたい」と電話で知事に伝えた。
(共同)
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 Web Iwakamiには北海道電力泊原発3号機の〝運転〟再開に反対する関連映像(http://iwakamiyasumi.com/archives/11825)。ストレステストをめぐる首相・政府と経済産業省の間で何があったのか?
 「作動中なので再開」でないのならば、「定期検査中に運転」してていいのか? 年間1ミリシーベルト以内問題と同様、これは法的にオッケー?


 最後に美浜の会による告発(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011134.html)。

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011134.html

[CML 011266] 泊3号/緊急報告:原子力安全委員会の二重チェックは嘘だった(美浜の会HP8.11)
2011 8 12 () 03:24:26 JST

・・・・・・。
美浜の会HPより転載します。
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                                                           2011年8月11日
                                  福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
                      美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
                                                   国際環境NGO FoE Japan

           緊急報告:原子力安全委員会の二重チェックは嘘だった
         「保安院が報告させてくれ」と言ったから議題にのせただけ
                 ~泊3号の営業運転再開は認められない~

本日、泊3号の営業運転再開をめぐる政府交渉が開かれました。
交渉の席上、原子力安全委員会は、泊3号の営業運転再開に関して保安院と安全委員
会による二重チェックが行われるとされていることに関して、「原子力安全委員会は
、法的に、判断する立場にはない」と発言しました。

14時から開催された安全委員会においては、泊3号については、保安院からの総

合負荷性能検査について15分ほどの説明が行われ、その後、10分程度、簡単な質疑が
行われただけでした。5名の委員のうち、一言も発言しない委員もありました。斑目
委員長は、「泊3号の安全性、定期検査については、保安院がしっかりとやるもので
す。今日の議題にあげたのは保安院が報告したいからと言ったからです」と述べまし
た。傍聴人からは、「安全委員会は、きちんと審議して見解を述べるべき」「二重チ
ェックではない」「こんなお手軽な会議で、泊を動かしてよいのか」「道民はこれで
は納得できない」などの怒りの声があがりました。3時頃、委員長が休憩と宣言し、
3時40分ごろに再び委員長が登場し、「今日はこれで閉会とします」と述べて閉会と
なりました。

その他、本日の政府交渉により、以下が明らかになりました。

・7月8日、保安院は、泊3号の最終検査を受けるよう北海道電力を指導した。こ
のことは、経産省の緊急安全対策だけでは「十分な理解が得られているとは言い難い
状況にある」との政府見解と食い違うものである。

・調整運転を行っているにしろ、定期検査中である泊3号は、他の定期検査で停止
中の原発と同じであるのにもかかわらず、泊3号だけは、通常の定期検査のみで他の
停止中の原発よりもはるかに軽い条件で運転再開をするのはなぜかという質問に、保
安院は明確な答えを示さなかった。

・原子力安全保安院は、「北海道の了承なしに、泊3号を動かすことはない」と発
言した。

市民側は、「北海道の市民に説明会を開くこと」「原子力安全委員会の冒頭に、原子
力安全委員会の議論は、"チェック"ではないことを委員長が明確に述べること」「泊
3号を停止させること。本格運転再開を認めるべきではないこと」を要請しました。

このような状況の中で、泊3号の本格運転の再開など、許されるものではありません


                                                                    以上
                                                           (11/08/11UP )
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転載元:美浜の会HP
http://www.jca.apc.org/mihama
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