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●原発関連交付金・固定資産税などで「財政豊かな」玄海町で、3.11東京電力原発人災後初の町長選

2014年08月03日 00時00分10秒 | Weblog


asahi.comの記事【原発の町、再稼働に揺れる思い 佐賀・玄海町長選告示】(http://www.asahi.com/articles/ASG7Y55NYG7YTTHB00J.html?iref=comtop_list_pol_n02)。

 「東京電力福島第一原発事故後初の町長選。現職と元町議の新顔は原発再稼働を容認、もう一人の新顔は反対を掲げる。運転停止が続く中、町民は原発と町のありように、思いをめぐらせている・・・・・・再稼働への賛否がどれほど争点となるかは未知数」・・・・・・原発が争点にもならず、ましてや、推進派が勝つようでは・・・・・・これだけ舐めたことを九電からされても、原発を再稼働したいものでしょうか? こういう九電の振る舞いって、原発の「地元」をとてもバカにしていると思うのですよね。でも、玄海町で反原発派市長が誕生するかというと?、とても期待が持てそうにない・・・・・・。『●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」』です。何とか奇跡が起きないものでしょうか?


   『●カマトト「九電原発再開賛成やらせメール事件」
   『●ババをつかまされた!?
   『●玄海原発プルサーマル賛成派質問者8人中7人が仕込みだった!
   『●九州電力指定の第三者委員会の報告を否定して、自社の立場を危うく?
   『●なめられたものだし、だらしのないマスコミ報道陣
   『●原発推進やらせ・仕込み: 誤誘導した事実をひっくり返す訳でもなし
   『●九電「原発やらせメ-ル事件」後日譚


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http://www.asahi.com/articles/ASG7Y55NYG7YTTHB00J.html?iref=comtop_list_pol_n02

原発の町、再稼働に揺れる思い 佐賀・玄海町長選告示
原口晋也 2014年7月30日00時42分

   (候補者の演説に拍手する人たち=佐賀県玄海町)

 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の町長選が29日告示され、現職と新顔2人の計3人=いずれも無所属=が立候補を届け出た。東京電力福島第一原発事故後初の町長選。現職と元町議の新顔は原発再稼働を容認、もう一人の新顔は反対を掲げる。運転停止が続く中、町民は原発と町のありように、思いをめぐらせている。

 町長選が選挙戦になったのは、玄海原発でのプルサーマル発電の是非が争点になった2006年以来、8年ぶり。当時はプルサーマル容認の今の町長と元町課長、反対の元町議=共産推薦=が争った。

 今回も再稼働容認2人、反対1人の構図だが、第一声で現職は再稼働に触れず、元町議も11分間の第一声のうち原発や再稼働への言及は1分ほど反対している新顔は第一声を行わなかった。新聞への折り込みなどで主張を有権者に届けるという。再稼働への賛否がどれほど争点となるかは未知数だ。

 容認の新顔の出陣式に足を運んだ松本光浩さん(51)は、原発から約1・5キロのところで食堂を営む。11年末に原発が停止した後も安全対策に取り組む作業員が利用し、売り上げはさほど落ち込んでいない。それでも早く再稼働してほしいと考える。「原発が動き、作業員たちが店に出入りするのが私たちの日常風景です」

 現職の第一声を聞きに来た女性(70)は「安心して任せられる。2期8年やってきたことを持続してほしい」と再稼働に期待する。

 8年前はプルサーマル反対の候補に入れたという農業青木一さん(76)は、反対派の新顔の主張もまだ伝わってこないと嘆く。「棄権はしないが、(だれに投票するか)最後まで悩み続けると思う」

 原発から約1・2キロにある寺の住職金子謙三さん(51)は8年前、まちづくり推進の手腕を期待して今の町長に投票した。だが、東日本大震災後、何度も被災地に足を運んで支援活動を続ける中で、原発の是非を町内でもっと議論すべきだと思うようになった。

 昨秋の町議選は無投票。今回の町長選について、各候補者には「お金(原発マネー)のあるなしに関わらず、世代を超えて町で住み続けていける展望を語って欲しい」と金子さんは注文する。

 投開票は8月3日。(原口晋也)


■玄海町長選の顔ぶれ(届け出順)

  岸本 英雄 61 〈元〉県議     無現
  中山 敏夫 59 〈元〉町議     無新
  山口 徳信 63 飲食店経営   無新

     ◇

 〈玄海町と原発マネー〉 町の今年度一般会計予算(歳入)約100億円のうち、約7割を玄海原発関連の交付金や固定資産税などが占める。町は、財政が豊かなため1995年度から地方交付税交付金を受けない、全国でも数少ない自治体(不交付団体)になっている。玄海原発の運転停止後も、それ以前の約8割が支給されており、大きな落ち込みはない。交付金などは保育園、老人ホーム、学校のプール、浄水施設、大ホールを備えた町民会館、体育館、図書館、野球場の整備や維持などに充てられている。
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