少し前 図書館に行った足で蕎麦の店「愛知」に向かった。この日二人で借りた本。
相方は エビ天おろしそば
私はそば前に ワカサギとマイタケの天ぷらとぬる燗一合
若い跡継ぎに代わって力強くそばが打てるせいか 以前より蕎麦に腰の強さが増し
キリっと締まっておいしくなったねと 二人とも言葉に出た。
私はモリ一枚で〆るのがいつも通りだ。
この日初めて蕎麦の店にしては不思議な店名「愛知」は苗字からつけたの?と若奥さんに聞いてみた。
「いえ、親が愛知県からきて店を始めたんです」という回答だった。
前の女将と以前交わした会話では、50年以上まえ今の広大な亀戸中央公園が日立製作所の工場だった当時
通勤路に面したこの店は日立の工員さんで大賑わいだったそうだ。
店を出ると前のお宅にミニチュア鉢があった。
歩行数 6635歩 歩行距離 4.0㎞
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2022年3月4日のブログから一部引用
表がネットで覆われていた店の改修工事は終わっていた。ひょっとすると工事は 若夫婦と赤ちゃんが同居する室内のリニューアル工事だったのかもしれない。
穴子天の穴子の大きさにおどろきながら これまでの老年ご夫婦に 若夫婦と赤ちゃんが加わった店の新陣容を見て嬉しかった。
あのお二人が歳をとったら せっかく去年の一月に 見つけたこの美味しい蕎麦屋さんclick も終わりかなぁと話していたが
前回から息子らしき人が加わり、この日は若奥さんが胸の前の抱っこ紐の赤ちゃんと共に店に出ていた。
これで こちらが歩いて店に行けなくなる歳月まで おいしい東京蕎麦を楽しめるねと二人で安堵した。