阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

篠田節子「肖像彫刻家」を読んだ ユーモアと苦みで娑婆に生きる今様中高年者を描く   久しぶりに面白い読み物を楽しんだ

2019年06月30日 | 乱読は楽しい

篠田節子の名前と書名に魅かれて図書館に予約を入れた。借りて読みだしたら止まらない本だった。一気に最後までよんでしまった。

直木賞をとった「女たちのジハード」に、この人のプロの小説家の資質を感じたがやはり間違えていなかった。彼女の筆はのびのびと辛らつにおかしく今の世の人たちを描きだす。

ある芸術家が創る肖像彫刻が置かれた場所でものを喋り動き出し彫刻の発注者の本音をあぶりだす。

昔から絵の中の人物が動きだす話はあるが、そんな妖怪話が現代人を登場人物にして生き返る。

優れたフィクションは束の間といえど、別の時間と場所に自分を連れて行ってくれる。よく笑った小説だった!

 

内容紹介

53歳♂バツイチの元芸術家。それでも人生は続く――“人生100年時代”の極上人間ドラマ! 人が生きてきた時間を封じ込める――それが、肖像彫刻。芸術の道を諦めて、八ヶ岳山麓で職人彫刻家として再出発した正道。しかし彼の作品には、文字通り魂が宿ってしまうのだった。亡き両親、高名な学者、最愛の恋人……周囲の思惑そっちのけで、銅像たちが語り始めたホンネとは。人間の愚かさと愛しさが胸に迫る人生賛歌。

内容(「BOOK」データベースより)

人が生きてきた時間を封じ込める―それが、肖像彫刻。芸術の道を諦め、八ヶ岳山麓で銅像職人として再出発した正道。しかし彼の作品には、文字通り魂が宿ってしまうのだった。亡き両親、高名な学者、最愛の恋人…周囲の思惑そっちのけで、銅像たちが語り始めたホンネとは。欲望に忠実な人々の姿になぜか勇気がわいてくる、人生100年時代の極上人生ドラマ!

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「延命治療しなくていい」妻と交わした最後の約束 |      毎日新聞「医療プレミア」

2019年06月30日 | SNS・既存メディアからの引用記事


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法務省に入国拒否され長期収容の27人がハンスト 長崎では死者も|ニューズウィーク日本版

2019年06月30日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・

出入国在留管理庁が管轄する収容施設、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で、27人の被収容者が長期収容に抗議してハンガーストライキを行っていることが26日、関係者への取材で分かった。

支援団体によると、最も長い人はすでに47日間に及んでおり、体調が悪化してかなり衰弱しているという


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墨田公園であじさいを見て浅草寺や浅草神社へ  その3/全3回

2019年06月29日 | 東京あちこち

平日というのに仲見世は大賑わいで片手のスマホに目を落とし、情報を見ながら浅草寺を楽しんでいるインバウンドの観光客で一杯だ。

警告の街頭アナウンスも英語と中国語だ。

ここにもKimono-clad girlsが沢山いた。

本堂のあたりは喧騒に包まれていて宗教の場という雰囲気は希薄だった。

浅草神社に向った。

五重塔

懇親会の会場つまり昼酒を飲むのにいいような店を探して路地をしばらく歩いた。

新しい感じの店の2階に上がった。ほかに客はいなくてゆっくりと飲みかつ、男たちのお喋りを楽しめた。

あの外国人観光客はどこの店でのどを潤し、ランチをとっているのだろうという疑問が残った。飲食業も観光地では大きな商機を持っているはずだが

そういう客を店ではあまりみなかったので。

 

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日本人はこんなもんではないはず! 今はのんきになりすぎ。

2019年06月29日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・

なぜ日本人は、ここまで「のんき」なのか

出口治明(以下、出口):アトキンソンさんが以前書かれた「日本人の議論は『のんき』すぎてお話にならない」という記事を読ませていただきました。そこで述べられているとおり、日本が置かれている状況は非常に厳しいのに、それを理解している人が少なすぎます。僕もまったく同感です。

平成の30年間のデータを見ると、日本がいかに危機的な状況にあるかは一目瞭然です。

『日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義』は7万部のベストセラーとなっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

GDPの世界シェアを購買力平価で計算してみると、約9%から4.1%に減少。IMDの国際競争力は1位から30位に陥落。平成元年には時価総額の世界トップ企業20社のうち、14社が日本企業だったのに、今はゼロです。これで危機感を持たないほうがおかしいと思います。

ただ、僕もアトキンソンさんがご著書で常に述べておられるとおり、日本人の実力はこんなものではないと信じているので、なんとか奮起してほしいと考えています。

日本人がこんなにものんきになってしまったのは、高度経済成長の成功体験が大きすぎたことにあるのではないかと私は考えていますが、アトキンソンさんはどうですか。


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岡口基一裁判官が懸念する、最高裁の「王様化」とは。異例の戒告処分を受けた今だから思うこと

2019年06月29日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・・

岡口基一裁判官=現・仙台高裁=は、自身に対して異例の戒告処分を決めた最高裁を、誰からも批判を受けない「王様」のような状態になっていると指摘する。

裁判官についても「劣化」していると語る岡口氏に、裁判所の問題点を聞いた。

(国会の裁判官訴追委などについて語ったインタビュー前編はこちら

「少数者保護でなく、秩序維持に」

━━ 今度は裁判所全体のことについてうかがいます。著書の中で裁判官の「劣化」という表現を使い、組織の問題点を指摘していますね。

全文

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墨田公園であじさいを見て浅草寺や浅草神社へ  その2/全3回

2019年06月28日 | 東京あちこち

墨田公園から浅草寺に向かう途中に個人経営の商店が数多くあった。履物関係の店が多い。そう言えば、小学校の夏休みに三重県四日市から信州茅野の八ヶ岳の麓の母の実家に遊びに行っていた時   “浅草のおばさんと娘さんと呼ばれる二人”が同じようにしばらく逗留していたことを突然思い出した。おばさんは履物屋のおばさんとも呼ばれていたことも。(もしかすると戦時中の疎開の時かも知れないがもはや記憶は定かではない)

着物姿の女性が沢山グループで街中を歩いていた。喋る言葉は中国語だった。この着物貸出ビジネスはあたっているようだ。

 

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【99カ月目の郡山市はいま】除染でも放射線量下がらぬ通学路。数値知らされず被曝リスクにさらされる住民。

2019年06月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事


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被害者を加害者として逮捕して放さなかった警察とそれを丸飲みにして報道し続けた大手新聞テレビ  冤罪を警察とマスコミが作った松本サリン事件

2019年06月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事


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百田尚樹現象と山本太郎現象 「反権威主義」の共通点 中島岳志  東京新聞         

2019年06月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事

6月25日付東京新聞夕刊 中島岳志はいま自分が最も信頼している社会学者であり分析家だ。大阪出身 44歳の気鋭の研究者。

著書:

  • 『ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景』(2002年中公新書ラクレ
  • 『中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義』(2005年白水社白水Uブックス
  • 『ナショナリズムと宗教―現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム運動』(2005年、春風社→文藝春秋ライブラリー)
  • 『インドの時代―豊かさと苦悩の幕開け』(2006年新潮社新潮文庫
  • 『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』(2007年、白水社→白水Uブックス)
  • 『朝日平吾の鬱屈』(2009年筑摩書房 双書zero)
  • 『中島岳志的アジア対談』(2009年、毎日新聞社
  • 『ガンディーからの<問い>―君は欲望を捨てられるか』(2009年、NHK出版→「ガンディーに訊け」朝日文庫)
  • 『保守のヒント』(2010年、春風社→中公文庫)
  • 『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』(2011年朝日新聞出版朝日文庫
  • 『「リベラル保守」宣言』(2013年、新潮社→新潮文庫)
  • 血盟団事件』(2013年、文藝春秋文春文庫
  • 岩波茂雄 リベラル・ナショナリストの肖像』(2013年、岩波書店
  • 『アジア主義 その先の近代へ』(2014年、潮出版社→潮文庫)
  • 下中彌三郎 アジア主義から世界連邦運動へ』 (2015年、平凡社
  • 親鸞と日本主義』(2017年、新潮選書
  • 『保守と大東亜戦争』(2018年、集英社新書)
  • 超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム』(2018年、筑摩書房)、頭山ゆう紀写真  Wikipediaから部分引用。
  •  
  • この中で『岩波茂雄 リベラル・ナショナリストの肖像』(2013年、岩波書店)を図書館から借りて読んだが、戦前「岩波書店」をこの世から抹殺すると公言した特高・軍部に対し
  • コンニャクのように揺れながらも壊れず耐えに耐えて会社を何とか持たせ続けた岩波茂雄というほんまもんの愛国者を多面的にとらえ活写した面白い読み物だった。

 

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墨田公園であじさいを見て浅草寺や浅草神社へ  その1/全3回

2019年06月27日 | 東京あちこち

6月某日、久しぶりの【oh散歩かい】のメンバーが地下鉄東京メトロ浅草駅5番口改札口に集合して墨田公園に向いました。阿智胡地亭は総武線浅草橋駅で都営浅草線に乗り変えて、

降りてから折よくすぐ出会ったKさんと雷門の前を通って集合場所に行きました。雷門のあたりは外国人観光客で一杯でした。

東京メトロ5番口から地上に出ると一分で墨田公園でした。

スカイツリーとアサヒビール本社ビルが同じアングルで見えました。

あじさいは沢山ありましたがシーズンは過ぎていて写真としては2枚撮影できました。

隅田川の向こう、歩いて行ける距離にスカイツリーが見えました。

 

 

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珈琲「ワンモア」がよくネットに登場する。  FLASHより 真壁刀義「最愛の純喫茶グルメ」東京・平井のフレンチトースト

2019年06月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

芸能 Smart FLASH

6/23 02:00

 昭和から続く、「純」粋な「喫茶」店、いわゆる純喫茶。チェーン店にはない発想やひと手間で独自の進化を遂げ、大人の男たちを魅了し続けている “オアシス” だ。そんな純喫茶にいま、若い女性が殺到しており、密かなブームになっているという。

 純喫茶に魅了され続けている、プロレスラーの真壁刀義さん(46)に、「最愛の一皿」を語ってもらった。

「3年前に番組ロケで来てからの大ファン。どうよ、ご主人もおかみさんもいい笑顔だろ」

 シートに巨体を沈ませた真壁さん。おすすめは、銅板で焼いたフレンチトースト(550円)だ。

「ミックスサンド(780円)やホットケーキ(550円)も抜群にうまいけど、フレンチトーストがいいんだよ。上にのっているのはレモンの輪切り。誰が考えるよ、フレンチトーストにレモン。これにこいつをたっぷり……」

 スイーツ好きらしく豪快にメイプルシロップをたらしながら、純喫茶の魅力をこう語った。 

「会話を楽しむ人、SNSをやる人、空想にふける人、どんな目的のお客さんも、『ほっとする空間がある』ことだね。

 人生経験が豊富なお客さんばかりだから、自分が落としたゴミじゃなくても拾うし、帰るときは『ごちそうさま』と言う。そんな当たり前の社会勉強ができるのが、純喫茶だよ」

まかべとうぎ 
神奈川県出身 新日本プロレス所属。2019年1月に「第19代 NEVER無差別級6人タッグ王座」を獲得。スイーツ好きとしても知られる

【SHOP DATA】
●ワンモア(東京・平井)
・住所:東京都江戸川区平井5-22-11
・営業時間:9時30分~16時30分 
・休日:日曜日・月曜日
・備考:
 ホットケーキは、常盤新平著『東京の小さな喫茶店』(1994年刊)でも「日本一美味しい」と絶賛の記述がある

(週刊FLASH 2019年7月2日号)

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幼稚園の芋ほり行事で大収穫

2019年06月27日 | 身辺あれこれ

某日、幼稚園児が芋ほりにでかけました。浅草から帰宅すると掘り出して持ち帰ったじゃが芋が新聞紙の上にに並んでいました。

どうも園児の中で一番多く収穫したらしい(笑)。

小さなイモはこの日のカレーに早速使われていました。

大事そうに抱えて帰宅したそうです

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リービ英雄の「バイリンガルエキサイトメント」は万葉時代から今への「日本語の強力な言語力」について興味深く述べる

2019年06月27日 | 乱読は楽しい

リービ英雄さんはアメリカ人で日本語の小説を書く。20年ほど前から新宿の木造の一軒家に住んで 、日本の永住権も取った。

彼は父親がアメリカの外交官で台湾でも5年過ごし、長じてプリンストン大学に学び日本文学の博士号をとりプリンストン大学で教職についていた。

彼が昭和30年から両親と弟と暮らした台南の家は戦前日本人官吏の官舎であった日本家屋だった。

中国大陸へも100回ほど旅行し、古都開封では、千年前に中国人になったユダヤ人が存在していた痕跡のシナゴーグを発見する。

彼らは李などの苗字を名乗るようになっていた。

日本語の小説を英語に翻訳していたリービ英雄が「万葉集」に触れた当時、往古の日本語の表現の豊さに打たれた。

彼はその後、日本語で小説を書きだした。そのプロセスが興味深く日本語に新しい光を当てている。

 リービ英雄さんのエッセイをなんかの機会に読んで、ユニークな言語感覚に興味を覚え、それから時々読んできた。

この本は現時点での彼のバイリンガル言語に身をさらしている活動状態と日本語と中国語、英語の切り結びを興味深く示している。

 余談ながら万葉詩人である山上憶良が百済からの亡命貴族だったという学説が紹介されているが、前からそうではないかと自分は思ってきた。

内容(「BOOK」データベースより)

多言語的高揚感がいざなう新しい日本文学論!東アジアと越境のことばを巡る閻連科、多和田葉子、温又柔との豪華な対談を収録。

参考書評

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殻付き落花生を買った

2019年06月26日 | にんまり話

ピーナッツというと殻がついてなく、落花生というと殻があるイメージがある。殻付きの落花生の千葉県産はけっこういい値段がついている。中国産とは大違いだ。

薄皮も安心して食べられると思い千葉県産のものを買ってもらった。

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