阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

蟠龍寺(岩屋弁天):弁財天   瀧泉寺(目黒不動)恵比寿神 シリーズ山手七福神巡り  その4/全4回 完

2020年01月31日 | 東京あちこち

目黒不動の瀧泉寺

東京の不動尊には五つの不動尊があり目黄不動尊を祀る最勝寺は平井にあります。

「江戸五色不動」(「府内五色不動」とも呼びます)

 江戸五色不動とは、目白、目赤、目黒、目青、目黄の各不動尊のことで、寛永年間(1624~43)の中頃、徳川三代将軍家光が

寛永寺創建で知られる天海大僧正の具申により、江戸府内の名ある不動尊を指定したと伝えられています。詳細⇒こちら。)

滞りなく山手七福神巡りを終えて一行はJR五反田駅近くで新年会の場所を探し、昼飲み可能で6人が座れる大阪王将に入店。

賑やかに食べて飲んで五反田駅で散会しました。2月の散歩会は梅の亀戸天神の予定。

  

 

 

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眼科病院のエントランスの鉢植えの花々

2020年01月30日 | 身辺あれこれ

何となく目に入る世界が白っぽくなって本の活字も追いにくい。先日近所にある眼科の総合病院(近隣の各地各町からも個人眼科から紹介状を持って人が来る)にいったら

一度精密検査をしましょうと言われて、某日瞳孔を広げる薬をさしていろいろ見てもらった。結論から言うと老化による「白内障が少しずつ進んでいる」とのこと。

「ご希望なら手術しますが、メスを身体に入れることでもありまだ日常そう不自由でなければ1年くらい様子をみてもいいですよ」とのこと。様子を見ることにした。

きれいな花が瞳孔が開いたままの目にしみた。 先住地の住まいは六甲山の麓にあったので冬は零度以下になる日が多く、露地でこんな時期に鉢植えの花を見ることはなかった。

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神戸市灘区の一王山十善寺と早朝登山会   10年前の2010年1月29日のエントリー再掲載

2020年01月30日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

しばらくぶりにウォーキングの行き先を十善寺にしました。家から歩いて25分ほどのところにあるお寺です。このお寺に毎朝多くの人たちが登ってきます。西宮市にあった2社目の勤務先の同僚Mさんは、灘区の住人ですが、亡くなったお父さんが登山会のメンバーで、今はMさん自身が会員になって毎朝このお寺まで歩いておられると聞きました。



昔は人里離れたロケーションだったのでしょうが、いまは人家に囲まれ、震災後は谷の向こうに大きなマンションがいくつも建ちました。



早朝登山会の会員用ボードがあります。



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大円寺続き   目黒川を越えて次の聖地・蟠龍寺へ シリーズ山手七福神巡り  その3/全4回

2020年01月29日 | 東京あちこち

大円寺は行人坂に面していて、ホリプロの本社の前にあります。

雅叙園の前を通って

目黒川を越しました。

 

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原発止めた裁判官たち(上) 共通点は司法行政担当せず、17日広島高裁決定で7件に | 2020/1/29 - 47NEWS

2020年01月29日 | SNS・既存メディアからの引用記事
画像クリックで本文に飛びます
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新聞に談合を担当したゼネコン各社の社員の実名を載せるのは現代の「市中引き回しの刑」だ。   阿智胡地亭の非日乗リターンズ  

2020年01月29日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

2005年07月04日(月)
市中引き回しの刑  ゼネコンの談合担当社員の実名が新聞に出た

・・「雪印グループ」で今度は食肉の産地偽装が発覚しました」--。

 雪印食品の関東工場で「食の安全」に細心の注意を払っていた喜古強(58)は言葉を失った。・・・
 そんな努力をよそに同じ会社の中で社会を裏切る行為が行われていた。・・・結局勤めていた会社は消滅した。

 やり場のない気持ちがくすぶり続ける一方で、もう一つの疑問も喜古の頭をよぎる。自分自身が偽装に手を染めた営業マンの立場だったら、どうだったか?

その問いは組織で働く人々に共通のものでる。・・・

 7月4日の日経一面のコラム「働くということ、2005」に、『会社と社会の間で』、窮地に信念貫けますか、という上記の記事がありました。


 続けてこういう箇所も。


 ・・・は、会社などで働く人間は「個人人格」と「組織人格」を持つと説いた。会社という組織の論理に埋没しがちな日々の中で、社会への視線をどう持ち続けるか。

 今度の国土建設省の談合の件でも、逮捕された民間3社の部長や部長代理は、今までそれで会社に貢献してきたし、役員は誰も文句言わんかった。なんでワタシがお縄頂戴の上、市中引き回しの刑(新聞に実名公表)を受けないかんのやと思っているはずです。


 その世界を逃げるわけにいかない部門にもおりましたが、部門の大方の人は、「好きでこの部門に来たいと手を上げたんやないです、そういう仕事は嫌やから職場変えて言うたりして、飛ばされてたら先がのうなり母ちゃんと子供のおまんまの食い上げになるかも」ということだったと思います。


 しかし、英米法は「最後は個人がした判断だ」で有罪、無罪を決めますから、太平洋戦争が終結後、BC級の戦犯容疑者も「上官の命令でやりました」は通用せず、多くの兵、下士官が絞首刑になりました。

 日本人とその社会には木に竹を接ぐような欧米の法律を明治政府が導入したばっかりに、現在のフツーのサラリーマンの兵、下士官も苦労しています。


 日本人社会は『武家諸法度』で充分機能すると思うのですが。

 ただこの場合、ご重臣方にいらんこと言うたら、藩を放り出されて、もう禄がいただけないんでやっぱり母ちゃんと子供のおまんまの食い上げです。

 たった4,5百年で人の社会や組織なんか変るもんやないです・・・・・・。

なぜ日本企業の従業員は「思考停止」してしまうのか?

東洋経済オンライン2020年1月29日 「9割の悪事を「教養がない凡人」が起こすワケ」から部分引用 ⇒ 本文

一方、現在の日本に目を向けてみると、三菱自動車、東芝、神戸製鋼所、日産自動車など、わが国を代表する企業によるコンプライアンス違反という「悪」が次々に起こっています。
筆者は、これらのコンプライアンス違反を防止するために、多くの企業で取り組まれている罰則規定に始まるルール改定やオンブズマンなどの告発制度の施行ではこの問題を解決できないだろうな、と考えています。
というのも、こういったコンプライアンス違反が起きる最も根本的な原因は、企業と従業員の力関係にあると思うからです。

コンプライアンス違反を犯そうとする組織があったとして、当然ながらそれを問題だと思う内部者はいたはずです。ではこのとき、その内部者は具体的にどのようなアクションがとり得たでしょうか? 具体的には次の2つ、
・オピニオン
 ・エグジット
ということになります。
オピニオンというのは「これはおかしい、やめたほうがいい」と意見する、ということで、エグジットというのは「こんな取り組みには俺はかかわらないよ、やーめた」といって仕事から遠ざかる、あるいは会社を退職するということです。
この「オピニオンとエグジット」というのは、従業員に限らず、組織がなにかおかしな方向に向かいそうになったときに、その組織の構成員やステークホルダーが取れる抵抗策と考えられます。
日本企業では、この2つの権利がほとんど行使できない
たとえば株主の場合であれば、経営陣の経営がおかしいと思えば、株主総会で「おかしいだろ、それ」とオピニオンを出すことができますし、何度オピニオンを出しても経営が改善しないということであれば、株を売るということでエグジットすることができます。
顧客も同じで、売主のサービスや商品に文句があるのであれば、クレームという形でオピニオンを出しますし、それでも状況が改まらなければ購買を中止するという形でエグジットすることができる。
したがって、健全な組織の運営にはステークホルダーに対して、この2つの権利を行使してもらう自由を与えたほうがいいわけですが……、日本企業でこれがどうなっているかというと、ほとんど行使できないわけです。なぜ行使できないか? 従業員のその企業への依存度が高すぎるからです。
株主も顧客もエグジットが容易にできるのは、代替手段があるからです。株主であれば別の会社の株を買う、顧客であれば別の企業からサービスや商品を購入すればいい。


しかし従業員はそれがなかなかできない。その組織へオピニオンを出して上司や権力者から嫌われたら? ほかのオプションがあれば出世の見込みのない組織などさっさとヤメて別の組織に移ればいいわけですが、シングルキャリアでほかのオプションを持たない人にとって、これは非常にリスキーな選択でしょう。エグジットも同様です。
要するに、雇用の流動性が低い、パラレルキャリアを持つ人が少ない。結果「システムを批判的に思考する」人がいなくなってしまう。これが、日本でコンプライアンス違反という「悪」を是正させる組織内の圧力が弱い、根本的な原因なのです。
 

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妙円寺:福禄寿尊・寿老人尊 と 大円寺:大黒天     シリーズ山手七福神巡り  その2/全4回

2020年01月27日 | 東京あちこち

山手七福神巡り その2は端聖寺の続きから 布袋尊(ほていそん)

以前散歩会で歩いた目黒通りに直角にリンクする外苑西通り

以前来た国立科学博物館付属自然教育園の前を歩いた。前回の自然教育園訪問エントリー⇒こちら

次の聖地には目黒通りを左に坂を降りた。

妙円寺(白金妙見)には福禄寿尊・寿老人尊が鎮座されている。

目黒通りに戻って次の聖地に・・

途中にあったモニュメント

JR目黒駅を越えて大円寺に。大黒天がおらっしゃる。人出が一番多かった。

その3に続く。

 

 

 

 

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「人質司法」 東京新聞のコラム「紙つぶて」から   

2020年01月26日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一度ふんじばったら、やったと吐かせるまで放すもんかい。  日本国では江戸のお白洲裁きからの長年の伝統だぜ!  それを変えようと言うのかい、えっ!

村木厚子さんってえ女人を捕まえた時は、164日独房に入れて尋問したがやったと言わぬまま放すなんて下手をうったこともあるが・・

5ヶ月間以上無罪の状態でも死刑囚と同様に独房にいれられるのが日本の司法だってェこと、国際的にもわからせねえといけねえ。 

 江戸町奉行 近山銀四郎

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東京新聞:中村哲さんのお別れ会に5千人 福岡、人道支援「英雄」の死悼む

2020年01月26日 | SNS・既存メディアからの引用記事
青文字クリックで本文に飛びます。

一部引用・・・遺族代表の長男健さん(36)は「私たち家族は父が望んだように、アフガン全土に緑が広がることを願います」とあいさつ。
父から「口で立派なことばかり言わんで行動で示せ」と言われたのが最も強く記憶に残っているとし、「私の人生において大切な叱咤激励の言葉です」と紹介した。

  ◎中村哲さんの母は伊予人の血を引く。つまり母は愛媛県松山出身の、北九州・若松港の荷役業「玉井組」の組長・玉 井金五郎の子である。
玉井金五郎を描いた小説「花と龍」を書いた 火野葦平(1907-60。本名・玉井勝則)は中村哲さんの母の兄であり中村哲さんの伯父にあたる。
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江戸時代の庶民信仰の地を巡る港区・目黒区の「山手七福神」。  シリーズ山手七福神巡り  その1/全4回

2020年01月25日 | 東京あちこち

壱月某日 お散歩会のメンバーは白金台の駅から山手七福神巡りに歩き出した。

回る順は二通りあるそうで今回は企画者のKさんの発案で「無病息災・長寿祈願」の回りだ。

(Wikipediaから部分引用 元祖山手七福神(がんそやまのてしちふくじん)は、東京都港区・目黒区の6か所の寺社に祀られている七福神の巡礼札所。

江戸時代から続く七福神である。福禄寿と寿老人が1寺にまとまっている)。

ネットから・・・七 福 神 の 由 来
七福神とは、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。)

白金地域
■覚林寺(清正公):毘沙門天
■瑞聖寺:布袋尊
■妙円寺(白金妙見):福禄寿尊・寿老人尊
目黒地域
■瀧泉寺(目黒不動)恵比寿神
■蟠龍寺(岩屋弁天):弁財天
■大円寺:大黒天

阿智胡地亭は中央総武線の飯田橋で東京メトロ南北線に乗り変えた。

白金台駅の地上へ出たらクラシックな建物があった。

八芳園はここにあったのかと・・

東京には坂が多い。

七福神の最初の聖地は白金覚林寺 詳細はこちら

 

次の聖地は端聖寺 詳細はこちら

七福神とはいえ周るのは神社ではなく、全てお寺であって、奈良時代からの本地垂迹の思想で日本人の我々庶民は

神仏混交(習合)とか固いことなしで有難いお方には手を合わせ頭を下げるという「いい加減 良いかげん」が

一番身体に合っているのだろう。なお覚林寺は加藤清正公と朝鮮の二人の王子に縁があり、端聖寺は黄檗宗という

中国からの仏教・禅宗の開基者と縁があり、長く江戸の人々に敬慕されて今に至っている。

  参考 江戸時代の人口や武士と町人の居住地と神社仏閣地の面積の比率など⇒こちら

一部を引用

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冷え込み期待「凍り豆腐」(高野豆腐)作り 茅野市湖東  記念誌「諏訪地区保護司会70年の歩み」発刊  長野日報

2020年01月25日 | 諏訪便り

冷え込み期待「凍り豆腐」作り 茅野市湖東

2020年1月23日 6時00分

西の稜線があかね色に染まる中で行われた凍り豆腐作り
諏訪地方の冬の厳しい寒さ「凍み(しみ)」を利用した産業が暖冬の影響を受ける中、茅野市湖東大石の小林豆腐工房(小林哲郎代表)で21日夕、翌朝の放射冷却を見越した「凍り豆腐(凍み豆腐)」の干し作業が行われた。太陽が沈み始めた午後4時半ごろから、事前に作っておいた切り餅のような豆腐が屋外の干し台に並べられた。
地域の凍り豆腐はその昔、地元の男性が和歌山県の高野山で高野豆腐の製法を学び、一帯に広めたのが始まりという。行商も盛んで「白井出の豆腐」として名をはせたが、現在も作り続ける豆腐屋はわずか。同店は10年ほど前に復活させ、伝統の製法を受け継ぐ。屋外で自然凍結させたものを冷凍保存し、凍ったまま販売。滑らかな口当たりが人気という。
工房は蓼科中央高原に近い標高約1100メートル地点にある。22日早朝の気温は氷点下8度。放射冷却で最高の凍り豆腐ができたという。小林代表は「あと2週間が勝負。もう少し凍みが続いてくれたらありがたい」と話す。

記念誌「諏訪地区保護司会70年の歩み」発刊

2020年1月23日 6時00分 

発刊した冊子「諏訪地区保護司会70年の歩み」を持つ矢島章司会長(左)と宮野孝樹編集委員長

諏訪地区保護司会(69人)が、更生保護制度施行70周年に合わせた記念誌「諏訪地区保護司会70年の歩み」を発刊した。更生保護活動の拠点として2013年に開設した「諏訪地区更生保護サポートセンター」など直近10年の活動を中心にまとめた。同会は「更生保護への理解を深めてもらえれば」と話している。
これまで諏訪支部(諏訪分区、下諏訪分区)として記念誌を発刊したことはあったが、茅野市、諏訪市、下諏訪町、富士見町、原村の保護司で構成する諏訪地区保護司会として記念誌を発刊するのは初めて。
15年度に社会福祉協議会や警察などの協力で設置した諏訪地区更生保護関連機関連絡協議会について紹介している。更生保護に功績があったとして今年度受賞した「瀬戸山賞」に関しては4ページを使って掲載。10年間の活動を写真や新聞記事などで振り返っている。表紙は5市町村の「市町村の花」の写真を載せて冊子を彩った。
昨年6月に10人で構成する編集委員会をつくって作業を進めてきた。22日に諏訪市役所で会見した矢島章司会長(68)=茅野市玉川=は「素晴らしい記念誌ができてうれしい」、編集委員長を務めた宮野孝樹さん(76)=諏訪市大和=は「誰もが読んで分かる冊子を目指した。更生保護について理解を深めてほしい」と語った。
A4判、87ページ。300部作り、保護司に配るほか、5市町村に約10部ずつ配布する。冊子の希望者は諏訪市公民館内の諏訪地区更生保護サポートセンター(電話0266・55・2786)へ。

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図書館借り出し覚え 200119

2020年01月24日 | 乱読は楽しい

予約していた本の準備が出来たと図書館からメールが来たので借り出してきた。今回の本も訳者あとがきや最終章だけを読んで返却ということになりそうだが、

最長一カ月期間延長して、中身の理解はさておいて速読の術(飛ばし読みのワザには自信がある(笑))を使って最後までをトライしてみる。

 本屋の棚の前で立ち読みはしても、今の世の中の大変化についてやあるいは歴史を紐解いたあとの現代とこれからを著した

まず自分では買わない大部の外国の最新刊の翻訳書を、図書館から借り出すことにより、最短でも2週間は手元に置いておけるのはありがたい。

(次の予約者がいると2週間後に借出し延長手続きを図書館のインターネットサイトでしても、別の予約者がいるので延長不可と表示される)

スクエアー・アンド・タワー

世界を動かすのは、垂直に延びる階層制組織の頂点に立つ権力者か?
あるいは、水平に延びる草の根のネットワークをもつ革命家か?
「人的ネットワーク(スクエア)」と「階層制組織(タワー)」の視点から歴史を捉え直した、比類なき試み。

フリーメイソンからジョージ・ソロス、トランプ大統領まで
「いま最もすぐれた知性」による文明を見る眼


ルネサンス、印刷術、宗教改革、科学革命、産業革命、ロシア革命、ダヴォス会議、アメリカ同時多発テロ、リーマン・ショック、フリーメイソン、イルミナティ、メディチ家、ロスチャイルド家、スターリン、ヒトラー、キッシンジャー、フェイスブック、トランプ……

社会的ネットワークが世界を変えたと言ったならば、一握りの集団が世界を動かしているといった陰謀論を思い浮かべることだろう。

だが、歴史にネットワーク理論をもちこめば、さまざまな人物のつながりが、どのように世界を動かしてきたのかが明らかになる。

人類の歴史におけるさまざまな変化は、階層制の秩序に対する、社会的ネットワークに基づく挑戦とも言える。

イノベーションは異なる組織に属する人々のネットワークから生じ、アイデアはネットワーク内の弱いつながりを通して、水平方向に広がる。近代文明はそのネットワークの力によって、爆発的に発展したのである。

しかし一方で、国家に見られるような垂直にそびえ立つ階層制がなければ、ネットワークが内包する脆弱性ゆえに、社会は崩壊しかねない……

タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、「いまもっとも優れた知性」と目される歴史学者が、ネットワークと階層制というかつてない視点で世界を読み解く!

引用元

暴力と不平等の人類史

本文600頁(ページ)に及ぶ大著。
 著者は、ジニ係数と資産や所得の総額に対する割合とを用いて、人類史上経済的な不平等がどんな時に抑えられたかを浩瀚(こうかん)かつ克明に調べ上げる。その結果「4人の騎士」と称して、戦争、革命、国家の破綻、疫病(ペストの流行)の4つが不平等を軽減したという結論を得る。しかも古代アテナイを例外として、前近代における戦争や革命は、平等化に大して貢献しなかったと説く。2度の世界大戦とロシア革命や中国革命だけが不平等を抑える大きな力を示したというのだ。しかしこれらの力もそう長くは続かなかった。
 近代以後の戦争や革命が恐るべき犠牲や破壊を伴ったことは自明だから、著者は、平等の達成と膨大な死や破壊とは後者が前者の条件をなすと言っているに等しい。雑駁(ざっぱく)に言えば、平等化の実現とは、みんなが豊かになったのではなく、みんなで貧しくなったことを意味する。ということは、裏を返せば、曲がりなりにも「平和な秩序」が保たれている時期には、資産や所得の格差は一貫して増大していたことになる。著者の筆致はあくまで冷静で、いろいろなケースに慎重な配慮を巡らしてはいるが、論理的にはどうしてもそうならざるを得ない。
 そしてこの指摘は、自由貿易や金融資本の自由化が進み、グローバル化が行きつくところまで行った今日、私たちに明確な思い当たり感を与える。グローバル化が進むのは平和な時期に限られるからだ。事実、アメリカに代表される極端な富の集中という現実がグローバリズムによってもたらされたことは、否定しようがないのである。

 読者の中にはかつてトマ・ピケティが『21世紀の資本』を著して、資本収益率が経済成長率を上回る場合には常に貧富の格差が開くと説いた事実を思い起こす人も多いだろう。これも踏まえて議論すべきは、巨大な暴力なしに「1%対99%」問題を解決する道はありうるかという1点なのだ。著者シャイデルは多くの社会改良案を紹介しつつ、それらに懐疑的なまなざしを注ぐ。評者もこの懐疑に暗澹(あんたん)たる気持ちとともに共感する。
 ちなみに日本の場合には、「大災害」を「騎士」の仲間に加えてもらうべきだろう。(ウォルター・シャイデル著、鬼澤忍、塩原通緒訳/東洋経済新報社・5400円+税)
 評・小浜逸郎(評論家)

引用元

 

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NHKテレビドラマシリーズ「心の傷を癒すということ」がスタートしています。 阪神淡路大震災の被災者でありケアに奔走した若い精神科医の物語

2020年01月24日 | 音楽・絵画・映画・文芸

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日本橋から歩いて10分の神田へ 三井美術館のアート空間から居酒屋テング酒場の喧騒の中へ

2020年01月23日 | 食べる飲む

今回の三人会の打ち上げの場所は事前に二人がかって通勤したことのある神田に決めていた。先日森さんが友人と飲んだ天狗に行った。神田駅南口から歩いて1分だ。

餃子20個のオーダーはあっという間に三人の腹に収まった。960円というお値段も嬉しいが旨い餃子だ。

芋焼酎を楽しみながら鑑賞してきた内容のあれこれを喋り合うのも楽しい。

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「米軍にとって日本駐留の利点は、必要とあれば常に出撃できる前方基地として使用できることである」(チェイニー米国防長官、後に副大統領:1992年米下院)

2020年01月23日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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