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盛り塩

毎日、たつ郎寿司では盛り塩をします。一度始めたらやらないとお客さんが少なくなるような気がして止められません。けして、変な宗教や魔よけでしている訳ではありません。
 
盛り塩はお客様を呼ぶおまじない?
盛り塩の始まりは、中国が晋の時代に始皇帝が中国を統一したころと言う説があります。絶対的な権力を持っていた始皇帝は三千人もの美女をかこっていたと言われています。始皇帝は毎夜その三千人の美女の家を渡り歩くわけですが、それだけたくさんの美女がいれば、同じ美女のところに2度目に訪れるのはよくて数年後。美女も待ちくたびれてしまいます。もちろん美女も始皇帝の寵愛を一人占めしようとあの手この手を講じます。そこである美女は考えました。
当時、始皇帝は牛車を愛用していました。ゆえに「牛が止まれば始皇帝も止まる」と考えた美女は、自分の部屋の前に「盛り塩」をしておきました。すると、塩を好む牛は足を止めてずーっとなめ続けています。始皇帝も今夜はここで・・・となります。
これが毎夜続き、この美女は始皇帝の寵愛を一身に集めることができました。

このお話がもとで、盛り塩は客を招く、福を招くというように考えられ、定着したと言われています。
これに似たお話は日本にもあり、奈良平安時代には盛り塩の風習があったようです。清めの目的の他に、貴族の乗る牛車の牛の大好物である塩で牛を戸口に留まらせ、それが縁で貴族に目をかけてもらうことがあったそうです。
塩ナビ.comより  塩のことについてのHPです。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
そういえば (Dai)
2007-06-17 00:51:44
盛り塩を踏んづけてから入るのが礼儀というのを誰かに聞いたことがあるのですが、それはどうなんでしょうかね?
 
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