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3kV電動機回路なのでAC5,175V.10分間印加が規定だが、今回は面倒なので直流6kVで絶縁を確認した。

2022年08月26日 | eつれづれ

直流絶縁診断6kV.10分間印加。尚、コンタクはコイルに通電しているのでオン状態。

直流検電器にて印加電圧確認。

絶縁抵抗値は100GΩで完璧な絶縁だ。

SF6高圧コンタクタ(接触器)三相一括の直流絶縁診断。

データロガー。

6kV印加グラフ。

漏洩電流グラフ。

SF6高圧コンタクタ(接触器)爆発、直流絶縁診断の結果は特に問題無し。

3kV電動機回路なのでAC5,175V.10分間印加が規定だが、今回は面倒なので直流6kVで絶縁を確認した。

これで高圧コンビネーションスタータ盤内部器機の爆発事故の追跡検証はENDとする。

JEMAの機器更新マニュアル資料があったのでUP、安定使用は20年、メンテ無しの実使用は25年経過したもの。

民間など所詮、壊れるまで使うが、中々高圧機器となると諸々の代償は高くつく現実。

2面の高圧コンビネーションスタータ納期は約3カ月程度、これらの既存盤撤去、高圧ケーブルルート替え撤去、新高圧ケーブル布設、

新規高圧コンビネーションスタータ設置、高圧接続、制御線工事、試験他がある。

工事開始になったら再度ブログにUP予定。

 

 

 

 


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