eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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再建など年金暮らしでは無理

2019年10月26日 | eつれづれ

町覆うブルーシート 再建諦め出て行く住民も 鋸南・岩井袋 【台風15号1カ月】
住宅122戸のほとんどで屋根瓦が飛ぶなどの被害を受けた鋸南町岩井袋地区。
被災から1カ月たった今も屋根にはブルーシートが張られ、修理はいまだに始まっていない。
住宅の再建を諦めて地区を出て行った高齢者もいるといい、住民たちは「過疎が進む」と危機感を募らせている。
地区はこれまでに海へ向かって開けている南西方向から強風が吹くと住宅に被害を受けることがあった。
だが、区長代理の久保田純史郎さん(67)は「こんな甚大な被害を受けたのは初めて」と振り返る。
かつて漁業で栄えた地区。
高齢化が進んだ今も住民たちの連帯意識は強く、被災後、協力して屋根や瓦が飛ばされた家にブルーシートを張り応急措置を施した。
屋根の修理は被害を受けた家屋が多すぎて2年待ちの状態。
再建を断念して転居を考える高齢者もいるという。
久保田さんは「空き家だらけのゴーストタウンになる」と表情を曇らせる。
六原義子さん(82)は自宅の屋根が飛ばされ、壁に穴が開いた。
住める状態ではなく修復も不可能。
地区内の知人宅に身を寄せている。
漁師だった夫は先立ち、子供はない。
年金は少額で自宅の新築や家を借りることは難しい。
「これからどこに住もうか。
行き場所がない」と途方に暮れる。
山梨県内にいる弟と妹が一緒に住もうと誘ってくれているが「長年暮らした場所。
愛着があり離れたくない」と声を落とす。
自宅を解体するにも「老後の蓄えがなくなってしまう」と不安な表情を見せた。
漁師の三橋美子さん(63)は、ボランティアグループの依頼を受けて彼岸の時期に独居高齢者22人におはぎを届けて回った。
このうち3人が転居していたといい、「これからもっと人口が流出する」と地区が衰退していくと訴えた。

もう歳をとり医療費他もかかり家屋の復旧など年金暮らしでは無理...直ぐ寒風、みぞれの季節となり家屋内もボロボロだろう。
国から支援があるのか判らないが、これも殆ど解体費用に消える。
また買い手が、あっても土地など場所柄、二束三文で厳しい現実...兄弟、親戚などいれば早く面倒みてもらう他ない、もう待ったなし。
風の被害、床上、下浸水も床板外してヘドロのかき出し、お年寄りなど無理な作業だ。
床下全部のかき出しなど到底できず畳の部屋程度となるのか...テレビでは判らないが腐敗臭の臭い、ばい菌、健康被害も相当なものだろう。
ボランティアも限界あり自治体、国の支援を期待するしかない。



非常用バッテリー発火の顛末結果

2019年10月26日 | eつれづれ




地下の電気室より発煙、入院患者404人、外来含む1,000人がいた。
消防車両ハシゴ車他16台が出動とある。患者搬送他騒然となった。
記事はメーカーも故障、不具合は見つからず判らない...そんな事あり得るのか!。
まず電力会社の区分開閉器が誤作動?、瞬間的な漏電検知して一旦、当該関係エリアが停電、直ぐ自動再送電にて復帰して停電は解消。
病院も停電検知して非常用自家発電機設備起動、当該バッテリーバンクもDC電圧供給して発煙となった。
程なくGC回路よりAC回路に戻った(一般的に停電解消しても約90秒程度は発電機運転)が発煙は続いたものやら...火報も鳴動したのか。
バッテリーバンクは今年1月に定期点検しており異常は無かった様だ。
この様な状態になると設備台帳、点検報告書、図面等の整備はリスク管理上、完璧にしておかなければならない。
ここの事業所も清掃、警備、受付、設備管理も丸投げ委託契約の様だ。
ただ役所も3~5年に1回の他社競合、見積をかけ業者選定となるので一気にひっくり返るとワケが判らない事になり運営も支障をきたす。
金額安いだけでは盗れない、地元優先、総合評価で決定されるが個別の分散契約で全部ヒックリ返らない様に、これも危機管理している。





チョロチョロで無く一気に吹き出す

2019年10月26日 | eつれづれ

「怖いなんてもんじゃない」畳の隙間から一気に水噴き出し 妻と着の身着のまま避難 千葉・茂原
暴風で甚大な被害を受けた千葉県を25日、今度は豪雨が襲った。
10月の1カ月分の雨が半日で降るほどの記録的な雨に見舞われ、各地の河川で氾濫が相次ぎ、土砂崩れが発生した。
交通機関は乱れ、駅や空港は足止めをくらった客らでごった返した。
千葉県茂原市では25日午後、一宮川の水があふれた。
「怖いなんてもんじゃなかった」。
川から約10メートルのところに住む丸島秀夫さん(67)、早苗さん(69)夫妻は命からがら自宅から逃げ出し、近くの工務店に身を寄せた。
自宅が浸水したのは市が避難指示を出した約2時間後の25日午後2時ごろ。
秀夫さんによると、「畳が浮き上がって隙間(すきま)から水が噴き出して、もう一瞬だった」。
平屋の自宅に逃げ場はなく、着の身着のまま外に出ると、腰までつかるほど水が上がっていた。
秀夫さんは足が不自由で、早苗さんが助けを求めに外に出て、近くの工務店の社員に助けてもらった。
秀夫さんは「40年以上住んでいて水が来たのは2回目だが、今回はもっとひどい。
布団もタンスも服もみんな水につかってだめになってしまった」と肩を落とした。
1人が死亡、1人が行方不明となった千葉市緑区誉田町の土砂崩れ現場では、住宅が大きく倒壊した。
25日夜、投光器が照らす中、消防などが救助活動を続けた。
一帯は停電し真っ暗な中、家から出てきた近所の住民らが心配そうに現場の方向を見守っていた。
市原市消防局によると、同市郡本では25日午後4時ごろ、土砂を詰めたフレコンバッグが崩れ、住人の女性(57)が土砂と民家の間に挟まれ、重傷を負った。

当地にも河川が数100m先に流れているが数年前に市より配布されたハザードマップを見たらギリギリで浸水地域では無かったが、最近降雨量が多いので余りアテにしない方が良い様だ。
記事をみると平屋で河川近く避難指示でても、そのまま居住そして畳から水吹き出す...
そして助けを求め命からがら逃げ出した。
大したことないとタカを食っていたのか...もう、何時おきるか判らない想定外、我々の仕事も事故他のリスク管理が重要だ。