eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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給湯ボイラーのエラー

2017年09月11日 | eつれづれ

交換して5年ほど経過した給湯ボイラーだが送風機エラーでヒューズが飛んでいた。

メーカー代理店が修理に入った。

送風機の交換修理後、バラして見る。

モーター内部には駆動制御基板があり、回転検出もある様だ...当然クローズ制御しないと不完全燃焼等で爆発する。

ヒューズが飛んだ原因はベアリング手前が固くてスムーズに回転しない。
回転子は磁石...ブラシレスDCモーターか。

10年は保って欲しかったが5年では...。

ブラシレスモーターならお客様にはメンテナンスの手間がかからない。
メンテナンス性については、お客様にとっても重要です。
それとモーターの回転速度の安定性かな。
ブラシ付のDCモーターは負荷が変化すると回転速度も変化してしまうけどブラシレスモーターは負荷が変化しても安定した速度制御が行える。
ホールICと呼ばれる磁気センサを搭載しフィードバック制御を行ってモーターの状態を確認している。
また、過負荷になった場合やケーブルの接続不良、断線などの異常が発生した場合、モーターを停止させると同時にアラーム信号を出力してくれる。