eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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節電サポーター活躍?!

2011年06月18日 | eつれづれ
ブログコメントありましたので原文のまま公開、いたします。
情報有り難う御座いました。

投稿者:電気管理技術者

電気管理技術者の報酬は「節電行動計画 原票の作成/公開承諾」、「節電効果検証シートの作成」のそれぞれ1件当たり¥1,000程度と書いてあるから1件当たり¥2,000となる。余り真剣に取り組むと電車賃で報酬が無くなるから月次点検の範囲で収めようと思うが、呼ばれたら行かざるを得ない、きっと赤字になるでしょう。それにしても需要家のメリットは何でしょうか、日本のシステムは実際に行動を起こさなければならない人の為の予算を組んでも、いつも予算の大部分が本人の所に来る前に消えてしまうのです。
20万件×¥1,000×2=4億円
37-4=33億円は何処へ行ったのでしょうか?
正確に言うと「協力金申込書」の封筒には¥80円の切手を張らなければならないから20万件×¥1920×2です。需要家の反応は極めて冷ややかです。果たして5万件集まるでしょうか、5万件だと電気管理技術者の報酬は¥1億円です。でもきっと36億円を使いきってしまうでしょう。供給可能かどうか知らないけれど、20万件の需要家にLED電球を直接5個ずつ配った方がはるかに効果が期待できると思いますが?

コメント:
やっぱりと言う感じですか。
小口事業所を回って省エネ、節電の啓蒙をしてから持参したUSB内のグラフデータをコピーしてもらい昨年度の現状把握、社員全員の情報共有のため入力依頼はしてくるがメールでもらったグラフを見ると現実は中々厳しい。
お定まりの資料内容など以前よりやっている...全く新鮮みがない。事業所の方も何かしなければならないと思っているが...余り感心無いのが殆ど。
30分間の平均電力を計量器で常に監視しており、万一オーバーすれば元の木阿弥です。つまり1年365日*24時間*2(30分毎)=17,520回の内の最大値です。
万に一つとは通常おこり得ない意味ですが17,520回に1回で基本料金が決定される事になります。この最大使用電力値(デマンド値)が次の月減少しても1年間、基本料金の算定が継続します。こんな話ししてもサッパリ判らない...皆、他の仕事で多忙。
15%の電力設備なかった事にしてブレーカ切るか、電気料金3倍程度に値上げするか小細工程度の省エネ、節電では何ともナラズ。電気技術者的ウルトラCの省エネ、節電妙案なしの様だ。