面白い。
何か、現実の事件が、物語になっているような話になっている。
「自由奔放な行動と発言が持ち味の安倍晋三首相の妻、昭恵さんが“沈黙”している。ほぼ毎日更新してきた「フェイスブック」(FB)の更新が止まって2週間。語りたくないのか、語らせてもらえないのか。「森友学園」問題の真相解明が求められる今だからこそ、「自分の言葉でアッキー流」が期待されているのだけれど……。【小国綾子】
◇最後のFB投稿は「森友」前理事長への反論
昭恵さんが最後にFBに投稿したのは、大阪の学校法人「森友学園」の籠池(かごいけ)泰典前理事長が国会で証人喚問された3月23日だ。籠池氏の証言に対し「100万円の寄付金をお渡ししたことも、講演料を頂いたこともありません」と反論した。
もっともこの反論文、どうも昭恵さんらしくない。彼女のこれまでの投稿文の多くは、(1)文頭で1字空けしない(2)西暦を使う(3)数字は半角、のスタイルだったはず。ところが今回の反論文は、1字空けて、元号を使用。しかも数字は全角だ。「もしや官僚の作文のコピペ?」などと憶測を呼んでもいる。
昭恵さんに望まれ、昨年、彼女と対談した東工大准教授で社会学者の西田亮介さんは「スキもソツもない文章ですね。普段の彼女の文章とは印象が全然違う。本人が書いたのかどうかは分かりませんが、少なくとも専門家の助言は受けているのではないか」と見る。
昭恵さんのFBのフォロワー数は、現在13万人を超えている。今回“沈黙”するまでは、出会った人や訪れた場所を毎日のように投稿する、「日本で初めてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極活用したファーストレディー」(西田さん)だった。…
FBのほかに、画像を共有するアプリ「インスタグラム」も利用している。
昨夏には「アベ政治を許さない」のプラカードを持つ男性との笑顔の記念写真を「インスタグラム」に投稿し、「素敵(すてき)すぎる」「度量、器が大きすぎます」「この奥様見てると安倍さんも悪い人ではなさそうなんだよな〜」「選挙に安倍昭恵って書くかな」などとファンを増やした。
2013年には、韓国大使館でのキムチ作り体験をFBで披露し、「反韓」を唱える人々からの批判と賛同の声とで「炎上」した。
自ら「家庭内野党」を標ぼうし、反原発や防潮堤問題への発言でリベラル派からも期待されていた昭恵さん。SNSはそれらの活動記録の場だったのだ。
昭恵さんのSNS戦略は?
では、昭恵さんのSNS戦略はどんなものだったのだろう。
ところが西田さん、「戦略? いや、そんなものはなかったでしょう」という。どういうことか。「そもそも彼女は直感の人。右も左も関係なく、直感で会いたい人、行きたい場所を選んできたが、これまでは結果的に、安倍首相や安倍政権のイメージアップにプラスに働いてきました」
ジャーナリストの江川紹子さんは、昭恵さんの著書「『私』を生きる」の印象として「昭恵さんは、思想や内容よりも、一生懸命でひたむきな人に感動するようです。ご自身も、ひたむきに、自分らしく生きたいと一生懸命な人ですし。SNSはそんな彼女にとって、『自分らしく生きている私』を人々に見てもらう、生きている証しみたいな場所だったのではないでしょうか」と語る。…リベラル派は勝手に『家庭内野党』の役割を期待しましたが、本来彼女は、夫の不利益になるようなことはする気のない人なんです」とも。
今回の“沈黙”をどう見るべきか。西田さんは「これまで安倍首相や政権にプラスに働いていた昭恵さんのSNSが、今回初めて、政権にマイナスであるばかりか、政権を揺るがしかねない存在となった。周囲から『黙ってろ』とストップをかけられていると考えるのが自然でしょう」と推測する。
有権者に直接語りかけられるSNSは今や、政治家本人だけでなく、ファーストレディーにとっても貴重なツールだ。
米国のトランプ大統領の妻メラニアさんのツイッターの公式アカウントのフォロワーは約700万人。娘イバンカさんのは約350万人。ともにメディアから注目を浴びている。
また、オバマ前大統領の妻ミシェルさんは、ホワイトハウスを去った今も以前と変わらず、子どもの福祉問題などに積極的に取り組み、ツイッターやFBでその活動を報告し続けている。
昭恵さんの場合、SNSでの積極的な発言や飲食店経営など自由奔放な言動によって、旧来型の「内助の功」とはひと味違う、新しいファーストレディー像が人気を集めてきた。江川さんは「昭恵さん一人が真相解明のキーパーソンのように騒がれることは問題」としながらも、今回の“沈黙”について「個人が自由に発言できるのがSNSの良さ。夫や官僚のチェックがないと発言できないのでは意味がない。…昭恵さんが信念を持ってこれまで活動をしてきたのなら、やはり記者会見を開くなどして、自分の言葉で説明したほうがいいと思います。その方がずっと傷は浅く済む。彼女の説明で事実解明が進めば、官僚組織の過度なそんたくがあったかどうかという今回の問題の本質が浮き彫りになるはず。このまま彼女のSNSを止めてしまうことは、『妻の自由を尊重する』というこれまでの安倍首相のイメージにも傷がつくのでは?」と語る。
また、西田さんも「『森友』事件は、昭恵さんが自分の政治的影響力に無自覚だったからことから招いた事態。『首相夫人』の立場で人に会い、SNSで発信してきたのだから、きちんと説明すべきです」と指摘する。
◇ファーストレディーの「本気」
2013年、韓国大使館でキムチ作りを体験したことをFBに投稿し、「炎上」したことについて、昭恵さんに真意を尋ねたことがある。昭恵さんは私のインタビューに対し、炎上覚悟で書いたことを正直に明かし、こんなふうに語ってくれた。「日韓関係に限らず、どんな国とも関係をよくしたい、という思いを何度も書き続ければ、私が本気だって伝わるかもしれないし」。
「本気」は、昭恵さんにとって大切なキーワードだ。
著書「『私』を生きる」では、防潮堤問題に関するフォーラムで「この問題に本気で関わっていきたい」と発言した際、気仙沼の若い漁師さんに「安倍さんの『本気』って何ですか」と食ってかかられたエピソードを披露している。…
これまで何人もの政治家や役人、著名人が話を聞いてくれたが、本気で動いてくれなかった、と訴えるこの漁師さんの一言は、昭恵さんの心を大きく動かした。だからこそ著書に、<彼の言葉は私に「本気」の火をつけました。いまにして思えば、あのひと言があったからこそ、今日に至るまでずっとがんばってこられたような気もします>とつづったのだろう。
外国の文化に触れ、また、被災地に何度も通い、夫がなかなか会えないような市井の人々と語らい、その中で培われたファーストレディーの「本気」は今、沈黙の中で何を思うのか。今こそ「自分の言葉」で語る本気の「アッキー流」が聞きたい。
」
「フェイスブック」も、有り難いことだと、思う。
いろいろ、見ては、分析と、批判、評論。
内容が、誰が書いたか、かかないか。
事件は、問題なのか、ないのか。
百万の渡した、渡さない。
何千万のゴミに、合ったと、対して、変わらない事件。
まだ、ゴミに出したと、言う人のが、出て来るか、出てこないか。
警察は、どうするか。
森友学園問題も、百万の問題より、
財務省、官僚の汚点に見えてならない。
国有地の払い下げは、何千万も、拾った、ゴミの中に拾ったと、変わらないのか、
正しい、判断は、金のないのが、数億で、国の土地、得るのが、問題。
百万も、ゴミの中から数千万、出てきたも、変わらない気がする。
出てきた人は、正しいと、判断するのは、司法、検察、警察である。
昭恵氏も、簡単に、弁解すればいい、会見するか、
思うに、池上彰氏を私邸に、呼び、会談して、その映像、放送すれば、
庶民は、解る。
百万と、土地の払い下げ、小学校の誘致。
簡単に、明確に解るものだ。
公平に、質問と、批判の、そして、正しい、判断のでき、人と、会見と、対談すれば、
明々白々。
何か、現実の事件が、物語になっているような話になっている。
「自由奔放な行動と発言が持ち味の安倍晋三首相の妻、昭恵さんが“沈黙”している。ほぼ毎日更新してきた「フェイスブック」(FB)の更新が止まって2週間。語りたくないのか、語らせてもらえないのか。「森友学園」問題の真相解明が求められる今だからこそ、「自分の言葉でアッキー流」が期待されているのだけれど……。【小国綾子】
◇最後のFB投稿は「森友」前理事長への反論
昭恵さんが最後にFBに投稿したのは、大阪の学校法人「森友学園」の籠池(かごいけ)泰典前理事長が国会で証人喚問された3月23日だ。籠池氏の証言に対し「100万円の寄付金をお渡ししたことも、講演料を頂いたこともありません」と反論した。
もっともこの反論文、どうも昭恵さんらしくない。彼女のこれまでの投稿文の多くは、(1)文頭で1字空けしない(2)西暦を使う(3)数字は半角、のスタイルだったはず。ところが今回の反論文は、1字空けて、元号を使用。しかも数字は全角だ。「もしや官僚の作文のコピペ?」などと憶測を呼んでもいる。
昭恵さんに望まれ、昨年、彼女と対談した東工大准教授で社会学者の西田亮介さんは「スキもソツもない文章ですね。普段の彼女の文章とは印象が全然違う。本人が書いたのかどうかは分かりませんが、少なくとも専門家の助言は受けているのではないか」と見る。
昭恵さんのFBのフォロワー数は、現在13万人を超えている。今回“沈黙”するまでは、出会った人や訪れた場所を毎日のように投稿する、「日本で初めてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極活用したファーストレディー」(西田さん)だった。…
FBのほかに、画像を共有するアプリ「インスタグラム」も利用している。
昨夏には「アベ政治を許さない」のプラカードを持つ男性との笑顔の記念写真を「インスタグラム」に投稿し、「素敵(すてき)すぎる」「度量、器が大きすぎます」「この奥様見てると安倍さんも悪い人ではなさそうなんだよな〜」「選挙に安倍昭恵って書くかな」などとファンを増やした。
2013年には、韓国大使館でのキムチ作り体験をFBで披露し、「反韓」を唱える人々からの批判と賛同の声とで「炎上」した。
自ら「家庭内野党」を標ぼうし、反原発や防潮堤問題への発言でリベラル派からも期待されていた昭恵さん。SNSはそれらの活動記録の場だったのだ。
昭恵さんのSNS戦略は?
では、昭恵さんのSNS戦略はどんなものだったのだろう。
ところが西田さん、「戦略? いや、そんなものはなかったでしょう」という。どういうことか。「そもそも彼女は直感の人。右も左も関係なく、直感で会いたい人、行きたい場所を選んできたが、これまでは結果的に、安倍首相や安倍政権のイメージアップにプラスに働いてきました」
ジャーナリストの江川紹子さんは、昭恵さんの著書「『私』を生きる」の印象として「昭恵さんは、思想や内容よりも、一生懸命でひたむきな人に感動するようです。ご自身も、ひたむきに、自分らしく生きたいと一生懸命な人ですし。SNSはそんな彼女にとって、『自分らしく生きている私』を人々に見てもらう、生きている証しみたいな場所だったのではないでしょうか」と語る。…リベラル派は勝手に『家庭内野党』の役割を期待しましたが、本来彼女は、夫の不利益になるようなことはする気のない人なんです」とも。
今回の“沈黙”をどう見るべきか。西田さんは「これまで安倍首相や政権にプラスに働いていた昭恵さんのSNSが、今回初めて、政権にマイナスであるばかりか、政権を揺るがしかねない存在となった。周囲から『黙ってろ』とストップをかけられていると考えるのが自然でしょう」と推測する。
有権者に直接語りかけられるSNSは今や、政治家本人だけでなく、ファーストレディーにとっても貴重なツールだ。
米国のトランプ大統領の妻メラニアさんのツイッターの公式アカウントのフォロワーは約700万人。娘イバンカさんのは約350万人。ともにメディアから注目を浴びている。
また、オバマ前大統領の妻ミシェルさんは、ホワイトハウスを去った今も以前と変わらず、子どもの福祉問題などに積極的に取り組み、ツイッターやFBでその活動を報告し続けている。
昭恵さんの場合、SNSでの積極的な発言や飲食店経営など自由奔放な言動によって、旧来型の「内助の功」とはひと味違う、新しいファーストレディー像が人気を集めてきた。江川さんは「昭恵さん一人が真相解明のキーパーソンのように騒がれることは問題」としながらも、今回の“沈黙”について「個人が自由に発言できるのがSNSの良さ。夫や官僚のチェックがないと発言できないのでは意味がない。…昭恵さんが信念を持ってこれまで活動をしてきたのなら、やはり記者会見を開くなどして、自分の言葉で説明したほうがいいと思います。その方がずっと傷は浅く済む。彼女の説明で事実解明が進めば、官僚組織の過度なそんたくがあったかどうかという今回の問題の本質が浮き彫りになるはず。このまま彼女のSNSを止めてしまうことは、『妻の自由を尊重する』というこれまでの安倍首相のイメージにも傷がつくのでは?」と語る。
また、西田さんも「『森友』事件は、昭恵さんが自分の政治的影響力に無自覚だったからことから招いた事態。『首相夫人』の立場で人に会い、SNSで発信してきたのだから、きちんと説明すべきです」と指摘する。
◇ファーストレディーの「本気」
2013年、韓国大使館でキムチ作りを体験したことをFBに投稿し、「炎上」したことについて、昭恵さんに真意を尋ねたことがある。昭恵さんは私のインタビューに対し、炎上覚悟で書いたことを正直に明かし、こんなふうに語ってくれた。「日韓関係に限らず、どんな国とも関係をよくしたい、という思いを何度も書き続ければ、私が本気だって伝わるかもしれないし」。
「本気」は、昭恵さんにとって大切なキーワードだ。
著書「『私』を生きる」では、防潮堤問題に関するフォーラムで「この問題に本気で関わっていきたい」と発言した際、気仙沼の若い漁師さんに「安倍さんの『本気』って何ですか」と食ってかかられたエピソードを披露している。…
これまで何人もの政治家や役人、著名人が話を聞いてくれたが、本気で動いてくれなかった、と訴えるこの漁師さんの一言は、昭恵さんの心を大きく動かした。だからこそ著書に、<彼の言葉は私に「本気」の火をつけました。いまにして思えば、あのひと言があったからこそ、今日に至るまでずっとがんばってこられたような気もします>とつづったのだろう。
外国の文化に触れ、また、被災地に何度も通い、夫がなかなか会えないような市井の人々と語らい、その中で培われたファーストレディーの「本気」は今、沈黙の中で何を思うのか。今こそ「自分の言葉」で語る本気の「アッキー流」が聞きたい。
」
「フェイスブック」も、有り難いことだと、思う。
いろいろ、見ては、分析と、批判、評論。
内容が、誰が書いたか、かかないか。
事件は、問題なのか、ないのか。
百万の渡した、渡さない。
何千万のゴミに、合ったと、対して、変わらない事件。
まだ、ゴミに出したと、言う人のが、出て来るか、出てこないか。
警察は、どうするか。
森友学園問題も、百万の問題より、
財務省、官僚の汚点に見えてならない。
国有地の払い下げは、何千万も、拾った、ゴミの中に拾ったと、変わらないのか、
正しい、判断は、金のないのが、数億で、国の土地、得るのが、問題。
百万も、ゴミの中から数千万、出てきたも、変わらない気がする。
出てきた人は、正しいと、判断するのは、司法、検察、警察である。
昭恵氏も、簡単に、弁解すればいい、会見するか、
思うに、池上彰氏を私邸に、呼び、会談して、その映像、放送すれば、
庶民は、解る。
百万と、土地の払い下げ、小学校の誘致。
簡単に、明確に解るものだ。
公平に、質問と、批判の、そして、正しい、判断のでき、人と、会見と、対談すれば、
明々白々。