心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

福は内 鬼も内

2014-02-03 | 季節もの
                               (半紙) 「鬼福」


今日は節分。
節分とは、元々は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日をさしていて
季節の分かれ目を意味していたそうで。

それが、春だけを言うようになったのは、冬から春になる時期を1年の境目として
今でいう大晦日と同じように考えられていたから、と。(by 語源由来辞典)

そしてこの日に厄払い、鬼走り、といった行事が
文武天皇(706年)の頃初めて行われたと。

そんな昔から現代まで受け継がれてきているということに、改めて
時代は代わっても人の願いというものは、変わらないのだなぁと


私は毎年、福は内、鬼も内と、豆を投げているのでして。
物事なんでも陰と陽、どちらもがあるからこそ、
気づくことも、嬉しいこともあるわけで 


今日のは半紙に小筆(蠅頭小楷)だったので、ちょっと痩せすぎな鬼さんだけど
鬼と福が睨み合ってる、もとい、
見つめ合ってる風をイメージして書いてみました~


鬼の目にも涙ってことばに、なんだかあったかいものを感じるのでありましたとさ 

で、ご存じかご猫さん。5匹のおに。
なごむ~ 


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2 コメント

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Unknown (ゴルフィー)
2014-02-04 00:34:46
向かい合ってる鬼と福、
ほんと、そう見えます~!

鬼はそとー、そと行け、そとだよー
福よこいこい、なかだよ、まちがえんなよー、
って、あらまあ、いやらしい。
(u_u)
返信する
ゴルフィーさんへ (沙於里)
2014-02-05 00:19:19
まぁほんとは、鬼は外から覗かれてるくらいが
適度な?緊張感があっていいかもですけどね(^^)

確か禅の心に、
福は既に一人一人が持っているというのが。
それに気づくことが、幸福なのかなぁってふと
返信する

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