心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

感激と遊びの時間

2010-08-26 | 書の話
                             (半紙1/2)

金文の部分「隹甲(子)」

いつ見ても何ともいえない表情の3つ目の宇宙人のような文字は「子」。
原本はこれ↓



金文は銅とか瓦に彫られた文字だから、本当は線の太さ、文字の間隔などは均等で
感情的、流動的ではなく、ほどよい緊張感をもったデザイン性が魅力であるような。

でも受け取る側の私が間に入ると、どうしてもそこに物語をつけたくなり。
「子」の一字だけでも、無限の表現の可能性を感じずにはいられない 

そんな感激と、遊びの時間があった頃が懐かしく。
いえいえ・・まだまだこれからも 

時間は、ないのではなくて、作るもの。
ぼちぼちと、次のことへ。

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