心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

ウイットのある会話

2009-07-09 | つれづれ
                  「Wit」 (はがき) 雅印は清水路石先生刻



Wit (ウイット)

1.知力、英知、理性、知性、賢明、明敏
2.ウイット、機知、とんち、機転・・    と、辞書より。

先日、ビートたけしのTVタックル「20周年突破記念特別企画SP第1弾
こんな日本に誰がした!?~変わりゆく日本の行方~」っていう番組を見てて
久々に、なんて言うか・・痛快な笑いを堪能したって感じ。

見たことあります?

もう20年もやってるなんて驚きだけど、始まった頃から結構見てたんだなぁって。
田嶋陽子せんせと嵐山光三郎、舛添さんの男女平等問題のバトル、
言いたい放題の 野坂昭如 。
本番中とは思えない感情むきだしのまんまの出演者・・

いやはや。
それでも見ている側が不快にならなかったのは、なんでなんだろう・・って。

野坂 昭如: 「あんたが出てきてから世の中おかしくなった」
田嶋せんせ: 「ちがうのよ、ちょうど今世の中の膿が出てきている時期なのよ」
野坂 昭如: 「じゃ、あんたは膿か」

そんな会話をしている方も聞いている方も、どこか笑いながらできた時代は
今よりもゆとりがあったんだろうなぁ・・なんて思ってたら、父からメールが。

「昔の会話はウイットがあったから掴み合いになることはなかった。今はゆとりが無くなった」

あら、似たようなこと考えてた 

最近、ウイットってことば、聞かなくなったような。
破天荒な人っていうのも、だんだん減ってきたような。

正直な気持ちを語る人は、辛辣な言葉を言っていても快感さえ感じるのは私だけかしらん




コメント (2)
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