今回は初めから終わりまで晴信の成長振りを見せるための回。
まず矢を射た平蔵の代わりに天井から落ちてきた勘助、
「若殿様お久しゅうござります」「見事な城攻めでござりました」
何故か顔が笑っているように見受けられた
その勘助に「まだ父上を恨んでおるか」「武田の家臣にはなれぬか」
晴信も勘助に惹かれている。
自分が切るという板垣を押し止め、首のところでピタリと太刀を止め、
「偽軍師、山本勘助が首、討ち取ったり!」
晴信の人間の大きさを見せ付けた場面、亀次郎さん中々のもの
見事な城攻め、「父上に殺されとうない」・・・、天井裏で初めて聞いた晴信の苦悩、そして勘助の成敗のやり方、勘助が初めて出会った時、失望も知らぬ青二才が、と罵った晴信が、とてつもなく大きな存在になった瞬間だった事だろう。いや最初から晴信の大きさに気付きながらも、自分の意識の中であの憎っくき信虎の子という呪縛の陰に無理やり押し隠してきていたのかもしれない。
「亡骸は捨て置け」 こんな屈辱があろうか!
まさに抜け殻のようになって川に倒れ込んでもがく勘助の中で何かが変わりつつある。
呪縛が解けた瞬間だったに違いない。
今回ばかりではなく最近の勘助の素振りの中には、信虎への復讐の意識が薄れつつある様子が伺える場面がある。復讐の代わりに晴信の存在が勘助の心を捉え始めていた。
家臣一同が居並ぶ信虎との対決でも晴信は見せた!
扇子で打たれても「ありがたき幸せ」
そして全て父上の教えの通りと孫子の言葉を述べる。
ここは見ているときは何を言っているのかさっぱり判らなかったので、ドラマストーリーから引用
「孫子曰く、兵は詭道なり。ゆえに能なるもこれに不能を示し、用なるもこれに不用を示す。その無備を攻め、その不意に出づ・・・父上の教えにござります」
引用はしたけど、こうやって書いてみても意味はやっぱり判らない(爆)
しかし居並ぶ家臣も自分達が散々苦労しても落とせなかった海ノ口城をわずかの兵で攻め落としたと聞いた時の驚き、晴信の信虎への対応振りを見て、その成長振りを認めざるを得ない場面。
ここでも亀次郎さんは堂々としていた!
だが信虎はそんな晴信に反発するように正月祝いの席で次男信繁へ杯をやり、晴信へは駿河へ勉強に行けと言う。
信虎の晴信廃嫡の決定的な意思表示、そしてこれが来週の晴信謀反へと繋がっていく。
亀次郎さんが段々晴信にぴったりと嵌りつつある
一国の領主の嫡男としての品位、歯切れの良い喋り方、父に疎まれる辛さを板垣に吐露する悲しい表情・・・、良いねぇ~!
だが歌舞伎役者の動き方もそこそこに見える。特に刀の柄に手をかけるとき、大きく反対側へ手を振りそこから大きくゆっくりと手を回す仕草、でもちょっと時間を溜め過ぎなんじゃないかという気がするのだが・・・。
まず矢を射た平蔵の代わりに天井から落ちてきた勘助、
「若殿様お久しゅうござります」「見事な城攻めでござりました」
何故か顔が笑っているように見受けられた
その勘助に「まだ父上を恨んでおるか」「武田の家臣にはなれぬか」
晴信も勘助に惹かれている。
自分が切るという板垣を押し止め、首のところでピタリと太刀を止め、
「偽軍師、山本勘助が首、討ち取ったり!」
晴信の人間の大きさを見せ付けた場面、亀次郎さん中々のもの
見事な城攻め、「父上に殺されとうない」・・・、天井裏で初めて聞いた晴信の苦悩、そして勘助の成敗のやり方、勘助が初めて出会った時、失望も知らぬ青二才が、と罵った晴信が、とてつもなく大きな存在になった瞬間だった事だろう。いや最初から晴信の大きさに気付きながらも、自分の意識の中であの憎っくき信虎の子という呪縛の陰に無理やり押し隠してきていたのかもしれない。
「亡骸は捨て置け」 こんな屈辱があろうか!
まさに抜け殻のようになって川に倒れ込んでもがく勘助の中で何かが変わりつつある。
呪縛が解けた瞬間だったに違いない。
今回ばかりではなく最近の勘助の素振りの中には、信虎への復讐の意識が薄れつつある様子が伺える場面がある。復讐の代わりに晴信の存在が勘助の心を捉え始めていた。
家臣一同が居並ぶ信虎との対決でも晴信は見せた!
扇子で打たれても「ありがたき幸せ」
そして全て父上の教えの通りと孫子の言葉を述べる。
ここは見ているときは何を言っているのかさっぱり判らなかったので、ドラマストーリーから引用
「孫子曰く、兵は詭道なり。ゆえに能なるもこれに不能を示し、用なるもこれに不用を示す。その無備を攻め、その不意に出づ・・・父上の教えにござります」
引用はしたけど、こうやって書いてみても意味はやっぱり判らない(爆)
しかし居並ぶ家臣も自分達が散々苦労しても落とせなかった海ノ口城をわずかの兵で攻め落としたと聞いた時の驚き、晴信の信虎への対応振りを見て、その成長振りを認めざるを得ない場面。
ここでも亀次郎さんは堂々としていた!
だが信虎はそんな晴信に反発するように正月祝いの席で次男信繁へ杯をやり、晴信へは駿河へ勉強に行けと言う。
信虎の晴信廃嫡の決定的な意思表示、そしてこれが来週の晴信謀反へと繋がっていく。
亀次郎さんが段々晴信にぴったりと嵌りつつある
一国の領主の嫡男としての品位、歯切れの良い喋り方、父に疎まれる辛さを板垣に吐露する悲しい表情・・・、良いねぇ~!
だが歌舞伎役者の動き方もそこそこに見える。特に刀の柄に手をかけるとき、大きく反対側へ手を振りそこから大きくゆっくりと手を回す仕草、でもちょっと時間を溜め過ぎなんじゃないかという気がするのだが・・・。